幕末から明治初期にかけて、優れたリーダー力を発揮し「明治政府立ち上げ」にも貢献した西郷隆盛。265年続いた徳川幕府を倒し、明治政府立ち上げにも関わった人物でありながら、最期は故郷の鹿児島で罷業の死を遂げます。

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目次
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鹿児島の英雄・西郷隆盛の人生
時は幕末。西郷がいた薩摩藩(今の鹿児島)と、長州藩は先の「禁門の変」で闘ったこともあり、敵同士でした。しかし、幕末に黒船が日本にやってきてからというもの、幕府は外国のいいなりに。「このままでは国がおかしくなってしまう」と薩摩藩は考えはじめ、それは長州藩も同じだったのです。
薩長同盟締結の主役こそ西郷隆盛
両者の思惑が一致していることに目を付けた坂本龍馬は、薩摩藩と長州藩に「協力し合え」とアドバイスします。紆余曲折あったものの、これにより薩長は「薩長同盟」を締結。この時、同盟を組んだのが薩摩藩の代表者が西郷です。
勝海舟と「江戸城の無血開城」を実現
西郷は、のちに勃発した戊辰戦争でも、「江戸を火の海にしたくない」と考えた幕臣の勝海舟と話し合いを行い、「江戸城の無血開城」を実現するなど、新政府軍(薩摩と長州の軍)で存在感を高めていきます。やがて立ち上がった明治政府でも重役を任されており、間違いなく要人の一人として扱われています。そんな西郷が、どうして非業の最期を遂げてしまったのでしょう?
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明治政府の開国に対して孤立する西郷
当時、日本の隣にある韓国はまだ鎖国をしている最中でした。これを開国させたい明治政府は武力を使おうとしましたが、西郷はこれに反対して「あくまで話し合いで開国させるべきだ」と考えます。これが明治政府内の反発を食らうことになり、西郷は孤立。薩摩に帰ってしまいます。薩摩藩で大変に人気があった西郷は、士族たちを集めて学校を開くなどして生活をしていました。西郷から学びを得た学校の学生たちは、次第に力を付けて薩摩の中心人物になっていきます。
政府側の無断行動から西南戦争勃発
その薩摩から、政府がこっそりと武器などを運び出すという事件が勃発。いくら政府とはいえ、藩のものを勝手に持ち出すなんてことが許されるわけがありません。しかも、政府は西郷が学生たちを集めて戦争を起こすと懸念し、西郷を殺すことも考えていました。これがきっかけで勃発したのが「西南戦争」です。学生たちも西郷も戦い抜きますが、新しい武器をたくさん持っている政府軍にはかなわず、西郷は切腹してこの世を去ります。享年49歳。この西南戦争には、先に行われた戊辰戦争で敗北した会津の兵士も多く参加しており、この中には新選組組長・斎藤一(藤田五郎)も含まれていました。西郷は今でも鹿児島でとても愛されており、変わらぬ存在感を土地に遺しています。
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西郷隆盛の家紋は「抱き菊の葉に菊」

西郷隆盛が使用していた家紋は、「抱き菊の葉に菊」というものです。菊の葉が、花を抱いているように見えるデザインの家紋ですね。西郷隆盛の家は「肥後菊池氏」の流れをくむ家という言い伝えがあり、「菊池氏の菊」が家紋になっていると言われています。
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織田木瓜 |
大一大万大吉 |
太閤桐 |
水色桔梗 |
| 石田三成 | 豊臣秀吉 | 明智光秀/山県昌景 |
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竹に二羽飛び雀/上杉笹 |
武田菱 |
真田六文銭 |
竹に雀/仙台笹 |
| 上杉謙信/上杉景勝/伊達成実 | 武田信玄/武田信繁/武田勝頼/安国寺恵瓊 | 真田幸村/真田昌幸 | 伊達政宗 |
蛇の目 |
徳川葵 |
黒田藤巴 |
向い蝶 |
| 加藤清正 | 徳川家康/徳川秀忠 | 黒田官兵衛/黒田長政 | 大谷 吉継 |
![]() 前田梅鉢/剣梅鉢 |
一文字三星 |
池田蝶 |
足利二つ引き |
| 前田利家/前田慶次 | 毛利元就/毛利輝元 | 池田恒興/池田輝政 | 今川義元 |
丸に立ち葵 |
九枚笹 |
二頭立波 |
二つ雁金 |
| 本多忠勝 | 竹中半兵衛 | 斎藤道三 | 柴田勝家 |
丸に竪木瓜 |
三つ盛木瓜に剣花菱 |
福島沢瀉 |
井伊橘 |
| 滝川一益 | 直江兼続 | 福島正則 | 井伊直虎/井伊直政 |
鶴丸 |
丸に細桔梗 |
丸に七つ片喰 |
剣片喰 |
| 森蘭丸/森長可 | 太田道灌 | 長宗我部元親 | 宇喜多秀家 |
土佐柏 |
三つ柏 |
八咫烏 |
平四つ目結 |
| 山内一豊 | 島左近 | 雑賀孫一 | 尼子晴久/京極高次 |
ばら藤に井桁 |
丸に違い鎌 |
蔦 |
大友抱き花杏葉 |
| 片倉小十郎 | 小早川秀秋 | 藤堂高虎/松永久秀 | 大友宗麟/高橋紹運/立花道雪 |
中結び祇園守 |
祇園守 |
足利二つ引き |
対い鶴 |
| 小西行長 | 立花宗茂 | 足利尊氏/足利義昭 | 蒲生氏郷 |
七つ割り隅立て四つ目 |
細川九曜 |
笹龍胆 |
丹羽直違 |
| 佐々成政 | 細川忠興 細川藤孝 |
源頼朝 | 丹羽長秀 |
丸に片喰 |
榊原源氏車 |
三つ盛り木瓜 |
![]() 違い鷹の羽 |
| 酒井忠次 | 榊原康政 | 朝倉義景 | 片桐且元 |
下がり藤 |
黒餅 |
北条対い蝶 |
丸に二つ引き |
| 加藤嘉明 | 黒田長政 | 北条早雲 | 最上義光 |
三つ盛り亀甲に花菱 |
丸に十文字 |
蜂須賀卍 |
七曜 |
| 浅井長政 | 島津義弘/島津貴久/島津貴久/島津義久 | 蜂須賀 小六(正勝) | 高山右近/九鬼嘉隆 |
津軽牡丹 |
北条鱗 |
丸に上の字 |
右三つ巴 |
| 津軽為信 | 北条氏康/北条氏政 | 村上義清/村上武吉 | 結城秀康/清水宗治/山本勘助/小早川隆景 |
永楽銭 |
梅鉢 |
変わり十二日足 |
丸に三つ引き |
| 仙石秀久 | 筒井順慶 | 龍造寺隆信 | 吉川広家 |
丸に違い鷹の羽 |
五七桐 |
生駒車 |
九条下がり藤 |
| 浅野幸長/浅野長政 | 豊臣秀次/斎藤義龍/豊臣秀長 | 生駒正俊 | 本願寺顕如 |
丸に揚羽蝶 |
吾亦紅/地楡に雀 |
丸に三つ葵 |
輪違い |
| 平清盛 | 柳生宗矩 | 松平忠吉 | 脇坂安治 |
鍋島花杏葉 |
結城巴 |
揚羽蝶 |
唐花紋 |
| 鍋島勝茂 | 松平忠直 | 吉川元春 | 陶晴賢 |
抱き茗荷 |
五本骨扇に月丸 |
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| 堀尾吉晴 | 佐竹義重 |
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九条下がり藤
丸に揚羽蝶
吾亦紅/地楡に雀
丸に三つ葵
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結城巴
揚羽蝶
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五本骨扇に月丸








