石川姓といえば、プロゴルファーの石川遼さんや、女優の石川佳純さん、また、あの天下の大泥棒石川五右衛門までと、どう繋がりがあるのか気になります。それだけ様々な分野で名をとどろかせていますね。また石川県という県がありますが、もしかして地名由来の名字なのでしょうか。その石川姓についての由来や家紋について紹介していきます。
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目次
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石川の苗字の由来について
石川姓の由来は、地形姓であるようです。河原や川そのものを意味し、そこには大小さまざまな石がある事からだそうです。このような地形は全国各地に見受けられますね。石川姓が多いのも頷けます。また、加賀国石川郡、河内国石川郡など、地名も多いです。そのため地名由来の石川姓もあります。また、日本最古の氏として、奈良時代からあるといわれています。
日本全国石川さん分布ランキング
気になる石川さん分布ランキングですが、地形由来と地名由来があるため、地名の石川県はランクインされているのかと思いますが、全国各地に由来があるためか、一位は栃木県となっています。
関東から東日本に多いです。
2位 愛媛県
3位 愛知県
4位 静岡県
5位 秋田県
豪族蘇我氏にルーツがある
なぜ石川氏が豪族蘇我氏にルーツをもつのでしょうか。蘇我氏宗本家は乙巳の変で、中大兄皇子らに滅ぼされたといいます。しかし、実は生き延びた人々が石川に姓を変えて生き延びていったとされています。石川姓には、蘇我氏からとは、歴史に名を刻むルーツだったのですね。
石川の家紋である「丸に笹竜胆」
晩秋に紫の花を咲かせる野草の笹竜胆。その美しい姿は古来の日本から愛され続けてきました。平安時代には紋様として装飾品などで使用されていた代々伝わる紋様だそうです。源氏とゆかりの深い武士がよく用いていたそうで、鎌倉市では竜胆を用いた市章を使用しています。清和源氏系や桓武平市系の石川は、竜胆紋を用いている事が多いそうです。龍胆は、青紫色の花を咲かせ山野に咲く多年草です。日本では古くから親しまれ、万葉集にも登場しています。平安時代に文様として用いられるようになり、主に衣装や調度品、牛車などに使用されていました。家紋としては同じ平安時代に村上源氏の一族に用いられ、源義経や木曽義仲などにも使用されました。その後江戸時代では清和源氏と関係のある全ての武家が使用していたと言われるほど広く浸透しています。龍胆紋は全国各地で使用された家紋で、華やかなものも多く、久我龍胆や蔓笹龍胆、池田三つ龍胆などがあります。基本の形の龍胆紋は、三つの花と五つの葉で構成されていました。石川氏、池田氏、馬場氏、本堂氏なども使用しています。
「丸に笹竜胆」
まとめ
石川姓に蘇我氏がいるとは意外なルーツがありましたね。家の家紋次第では、その末裔の可能性もありますね。全国に名があるといはいえ、個性も光る名字で、さらなる活躍が期待しています。
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日本の苗字からみる家紋ランキング100
日本には十数万種類以上もの苗字があると言われています。そのほとんどは地名や地形が由来とされています。代表的な苗字100位から各苗字でよく使われていた家紋の情報をまとめております。是非チェックしてくださいね(^^♪
日本の苗字ランキング100から家紋の起源を探る
それでは、日本全国の家紋の占有率を見てみましょう。10大家紋と呼ばれる家紋と実際の使用ランキングは一致しているのでしょうか?
日本でよく使われている家紋ランキングTOP10
日本で一番多い家紋は何紋?って気になりませんか?というわけ絵人気でよく使われている家紋をトップ10で紹介します。
順位 | 家紋名 | 占有率 |
1位 | 片喰紋(10大家紋) | 9.27% |
2位 | 木瓜紋(10大家紋) | 7.73% |
3位 | 鷹の羽紋(10大家紋) | 7.17% |
4位 | 柏紋(10大家紋) | 5.84% |
5位 | 藤紋 (10大家紋) | 5.54% |
6位 | 桐紋(10大家紋) | 5.17% |
7位 | 蔦紋(10大家紋) | 4.58% |
8位 | 梅紋 | 4.58% |
9位 | 橘紋(10大家紋) | 4.40% |
10位 | 目結紋 | 3.85% |
いかがでしょう?10位までに入っている10大家紋は8つでした!2つの紋が抜けていますね。10大家紋以外で10位内に入り込んでいたのは「梅紋」と「目結紋」でした。
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