後藤さんといえば国民的アイドルといわれた後藤久美子さん、元モーニング娘の後藤真希さんなどがいらっしゃいます。有名人をみていると美しい方々ですね。今回はそんな後藤氏の家紋についてを紹介したいと思います。特に家紋では藤原氏の後に生まれたから後藤さんでやっぱり藤紋を使っているのって?気になりますよね。
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目次
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後藤の名字の由来について
後藤という名字は、佐藤、伊藤とともに藤原氏の末裔が名乗った名字と言われています。しかし彼らと違うのは佐藤の「佐」や、伊藤の「伊」が地名や官職名からとられているのに対して、後藤の「後」の由来ははっきりしていなくということです。これには諸説存在しており、藤原氏の後裔という意味の「後」と、官名に使われる肥後守や備後守などの説があります。
後藤の鋳造の歴史とは
後藤氏と鋳造職との関係性は深く、金工家の後藤祐乗は、「鋳金中興の祖」ともいわれました。当初は足利義政に仕えていて、それまでの鉄の代わりに、赤銅や金を素材に用いて、彫法などにも新機軸を生み出したそうで後藤家の伝説ともいわれています。彼の作品には重要文化財の「獅子牡丹造小さ刀拵」などがあります。
後藤の分布ランキング
後藤という名字が多く見受けられるのは、東海地方や九州地方に多いとされています。
1位 大分県
2位 山形県
3位 岐阜県
4位 宮城県
5位 愛知県
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後藤さんの家紋について
藤原氏の代表的な家紋といえば「藤」です。後藤氏は藤原の末裔とだけあって、藤紋が代表的な家紋となっています。
藤原利仁流の後藤氏の家紋「左三つ藤巴」
弓用の武具の鞆に似ている三つ巴紋は武士がよく使用していました。巴は古代から世界各国に似たような文様があり、発祥は定かではないものの日本では縄文時代から存在していました。巴は元々弓を弾く際に腕を保護するための武具で、それが後に渦を巻く文様として浸透しました。文様として使われ始めたのは平安時代で、戦国時代には武家によって多く使用されます。特に現在の栃木県である下野宇都宮の一族に多用されていました。そして江戸時代になると約350の家が巴紋を使用し、全国各地で見られるようになります。巴紋の種類は豊富で、渦を巻く向きの違いや巴の数、大きさなどに違いがあります。具体的には右一つ巴、左渦巻き巴、右五つ巴、台巴などです。人気の家紋であるため、使用者は多数います。
「左三つ藤巴」
播磨後藤氏の家紋「丸に下がり藤」
「丸に下がり藤」を播磨後藤氏が使用。利仁流藤原氏の公則が備後守となり後藤氏を名乗ったそうです。藤はマメ科のつる性落葉木本で、淡い紫色の花を咲かせ華やかな藤棚を作ります。古くから観賞用の花として親しまれ、繁殖力の強さから、めでだいとされる縁起の良い植物です。 藤原氏が藤紋を用いたことで武家や庶民の家紋にも使用され、江戸時代には幕臣約160の家紋となったほど代表的な家紋です。石田三成や大久保利通も藤紋を使用していました。 使用者は、公家では一条家、二条家、九条家、武家では本願寺氏、大久保氏、片倉氏、黒田氏、新庄氏です。また、「藤」の付く名字にちなんで安藤氏、加藤氏、内藤氏、藤井氏、佐藤氏なども使用しています。 特に藤の葉を左右に伸ばし円型に描く藤丸や、十字形の八つ藤が人気となっていました。
「丸に下がり藤」
美作後藤氏の家紋「上がり藤に三つ星」
「上がり藤に三つ星」は美作後藤氏が使用。戦国時代の大名で利仁流の播磨後藤氏の系統だが、秀郷流の末裔となっている。藤は不死の植物として縁起がよく、藤原氏の縁のものは下がり藤もいるが、下がるの意味が縁起が悪いとされた為に上がり藤も作られたそうです。藤はマメ科のつる性落葉木本で、淡い紫色の花を咲かせ華やかな藤棚を作ります。古くから観賞用の花として親しまれ、繁殖力の強さから、めでだいとされる縁起の良い植物です。 藤原氏が藤紋を用いたことで武家や庶民の家紋にも使用され、江戸時代には幕臣約160の家紋となったほど代表的な家紋です。石田三成や大久保利通も藤紋を使用していました。 使用者は、公家では一条家、二条家、九条家、武家では本願寺氏、大久保氏、片倉氏、黒田氏、新庄氏です。また、「藤」の付く名字にちなんで安藤氏、加藤氏、内藤氏、藤井氏、佐藤氏なども使用しています。 特に藤の葉を左右に伸ばし円型に描く藤丸や、十字形の八つ藤が人気となっていました。
「上がり藤に三つ星」
まとめ
後藤さんの家紋をみていくと、藤紋が使われているので藤原氏に縁のあるルーツだとすぐに察す事と思います。家紋や苗字をいろいろ見ていくとわかるのですが、やはり苗字に藤がつく人には藤紋を使っている人がおおいです。
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日本の苗字からみる家紋ランキング100
日本には十数万種類以上もの苗字があると言われています。そのほとんどは地名や地形が由来とされています。代表的な苗字100位から各苗字でよく使われていた家紋の情報をまとめております。是非チェックしてくださいね(^^♪
日本の苗字ランキング100から家紋の起源を探る
それでは、日本全国の家紋の占有率を見てみましょう。10大家紋と呼ばれる家紋と実際の使用ランキングは一致しているのでしょうか?
日本でよく使われている家紋ランキングTOP10
日本で一番多い家紋は何紋?って気になりませんか?というわけ絵人気でよく使われている家紋をトップ10で紹介します。
順位 | 家紋名 | 占有率 |
1位 | 片喰紋(10大家紋) | 9.27% |
2位 | 木瓜紋(10大家紋) | 7.73% |
3位 | 鷹の羽紋(10大家紋) | 7.17% |
4位 | 柏紋(10大家紋) | 5.84% |
5位 | 藤紋 (10大家紋) | 5.54% |
6位 | 桐紋(10大家紋) | 5.17% |
7位 | 蔦紋(10大家紋) | 4.58% |
8位 | 梅紋 | 4.58% |
9位 | 橘紋(10大家紋) | 4.40% |
10位 | 目結紋 | 3.85% |
いかがでしょう?10位までに入っている10大家紋は8つでした!2つの紋が抜けていますね。10大家紋以外で10位内に入り込んでいたのは「梅紋」と「目結紋」でした。
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