メイクイーンの特徴・旬の時期は？イギリス生まれのおなじみ品種｜もっちり系じゃがいも |

じゃがいもはお料理によく使われる野菜の一つですが思いますが、「メイクイーン」を一度は食べたことがあるのではないでしょうか？

粉っぽさのある男爵いもに比べ、メイクイーンはしっとりとした舌触りのじゃがいもです。おなじみのじゃがいもですよね。

私はスーパーでじゃがいもを買う時、ついついその滑らかさにひかれてメイクイーンを買ってしまいます。

今回は、メイクイーンの特徴や旬の時期・その語源や歴史について詳しくご紹介します。

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メイクイーンってどんなじゃがいも？

私たちが普段から食べているじゃがいもメイクイーンですが、その詳しい特徴や歴史、名前の由来について詳しく見てみましょう。

読み方	めいくいーん
旬の時期	9月〜12月
主な生産地	北海道
種類	もっちり系じゃがいも

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特徴

メイクイーンは男爵いもと並び日本でよく消費されているじゃがいもの品種です。形は楕円型ですがやや下がぷっくりとしたものが多く、芽は浅くつるんとした表面をしています。

しっとりとした舌触りでやや甘みがあり、もっちりとしていることが特徴です。煮崩れしにくい性質を活かし、カレーなどの煮物料理によく使われます。

メイクイーンの甘みは低温で貯蔵することで更に増すと言われています。また、じゃがいもに含まれる天然の有毒成分ソラニンが他のじゃがいもよくも多く含まれているのも特徴です。

歴史・由来・語源

おなじみのメイクイーンですが、生まれはイギリスということをご存知ですか？メイクイーンはイギリス産のじゃがいもで、日本へはアメリカを経由して大正時代に入ってきたとされています。

メイクイーンという名前は「May queen」から付けられました。由来は英語そのものだったのですね。

原産国はイギリスなのですが、現在イギリスでは作られなくなってしまったようです。日本では男爵いもと並ぶおなじみの品種となりました。

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旬の時期

メイクイーンは9月〜12月を旬としています。旬はこの秋から冬にかけてですが、１年を通してスーパーで買うことのできる品種です。

主な生産地

メイクイーンの生産地は、じゃがいもと言えばの北海道です。中でも、十勝や網走地域で栽培が盛んに行われています。

メインクーンは猫！間違えないでね!

メイクイーンと似た言葉で、「メインクーン」という言葉を聞いたことはありますか？メイクイーンはじゃがいもですがメインクーンはこちらの猫ちゃんです！

文字で見るとよく似ていますが、全然違うものなので間違えないようにしてくださいね。笑

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メイクイーンと男爵との違い

じゃがいもの種類と聞いて思い浮かべるのは、このメイクイーンと男爵いもではないでしょうか？スーパーではこの２種類をよく見かけますよね。どちらも料理に活用しやすいじゃがいもですが、その性質には違いがあります。

男爵いもは粉質でほくほくとした食感をしています。煮崩れしやすいじゃがいもなので、電子レンジでの加工や蒸す調理法が向いています。ほくほく感を活かしてポテトサラダやコロッケに使われることが多いです。

メイクイーンはそれに対し、しっとりした食感で滑らかです。食感はほくほくよりもっちりしていて、煮崩れしにくいので煮物料理におすすめの品種です。

価格相場ってどのくらい？

普段スーパーでよく目にするメイクイーンですが、今はネットで購入することもできます。大量に購入したい時はネット通販もおすすめです。

スーパーでの価格とネットでの価格をそれぞれ比較してみましょう。

スーパー

みなさんもメイクイーンをスーパーで購入した経験があるかと思います。4〜5個入りの袋でだいたい250円ほどではないでしょうか。１年を通してスーパーで購入することのできるじゃがいもです。

ネット通販

ネット通販では、各サイトによって様々ですが5kg2,500円〜3,000円ほどで販売されています。10kgでは4,000円ほどでした。

大量買いしたい場合や大人数でシェアする場合はネット購入もおすすめです。涼しく湿度の低い場所でしたら長めに保存することも可能です。

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じゃがいも3種類・全55品種のまとめ

インカのめざめ、男爵イモ、キタアカリなど様々な品種があるじゃがいもですが、55品種を大きく分けて3種類にわけてまとめました。

ほくほく系36品種
もっちり系10品種
しっとり系6品種

是非、知らない品種があればチェックしてみてくださいね。最近ではスーパーでも様々な種類が売られています。

ほくほく系36品種

インカのめざめ	男爵	キタアカリ
シャドークイーン	スタールビー	ノーザンルビー
北海こがね	アンデスレッド	三方原馬鈴薯
今金男爵	きたかむい	十勝こがね
マチルダ	ピルカ	下栗芋(二度芋)
グラウンドペチカ	インカルージュ	とよしろ
さやあかね	タワラヨーデル	ドラゴンレッド
さやか	キタムラサキ	わせしろ
ながさき黄金	サッシー	タワラマゼラン
スノーマーチ	ジャガキッズパープル	インカパープル
オホーツクチップ	スノーデン	紅丸
チェルシー	ムサマル	きたひめ

もっちり系10品種

シェリー	でじま	シンシア
メイクイーン	とうや	ジョアンナ
インカのひとみ	コロール	アイユタカ
ベニアカリ

しっとり系6品種

はるか	レッドムーン	ニシユタカ
こがね丸	アローワ	デフラ

じゃがいもの栄養と期待できる5つの効果

じゃがいもの栄養成分表

じゃがいもは海外では主食となるため、主な成分はでんぷんです。その他にもビタミンC、ビタミンB1、ビタミンB6も豊富に含んでいるため、フランスでは「大地のりんご」とも呼ばれています。
ジャガイモの栄養成分の中でも特徴的なのが、ビタミンCです。含有量はりんごの約5倍という驚異的な数値にも拘わらず、でんぷんに包まれているため、保存や加熱によっても成分が壊れにくいです。

エネルギー	76kcal
水分	79.8g
たんぱく質	1.6g
炭水化物	17.6g
カリウム	410mg
マグネシウム	20mg
リン	40mg
鉄	0.4mg
亜鉛	0.2mg
マンガン	0.11mg
ビタミンB1	0.09mg
ビタミンB2	0.03mg
ビタミンB6	0.18mg
ビタミンC	35mg
食物繊維総量	1.3g