サッシーの特徴・旬の時期は？フランスGermicopa社が育種したのほくほく系じゃがいも |

みなさんは料理にじゃがいもをよく使いますか？１年を通じて手に入れやすいじゃがいもですが、実はスーパーではあまり並ばない様々な種類があるのです。中でも今回は「サッシー」というフランス産の品種に着目してみたいと思います。

このサッシーは全国的に生産が行われているのですが、食べたことのない方も多いのでしゃないでしょうか？私の地域のスーパーでは見かけたことがないので、同じような方も多いのではないかと思います。

今回は、フランス産のじゃがいも「サッシー」の特徴や旬の時期についてご紹介します。

画像引用：村上農場

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サッシーってどんなじゃがいも？

読み方	さっしー
旬の時期	9月～4月
主な生産地	全国
種類	ほくほく系じゃがいも

引用：ジャガイモ栽培.com

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特徴

サッシーは、フランスのGermicopa社が開発したじゃがいもで、株式会社ジャパンポテトという日本のじゃがいも輸入会社によって日本に導入されました。

男爵いものような形でサイズはやや大きく、皮はうろこ状に細かく浮いているのが特徴です。このうころ状の皮は加熱すると立ち上がり、よりはっきりと見えるようになります。

しかし皮は分厚いので調理する際はむいて果肉だけ食べる方がおすすめです。果肉は濃いめの黄色をしており、男爵いもとインカのめざめの中間くらいの色をしています。

その色は加熱することにより濃さを増すのですが、特に油で調理した時に綺麗な濃い黄色になります。元々はフライドポテト用のじゃがいもとして扱われてきたサッシーですが、乳製品との相性も抜群です。

長期保存が可能で、じゃがいもの中には保存中に糖度が上がり甘くなる品種もあるのですが、サッシーの場合長期保存しても糖度が変化しません。しかし旨味はアップすると言われています。

風味豊かで肉質はほくほくしておりやや粉質ですが、調理法によっては粘り気も出ます。

歴史・由来

サッシーはフランス原産のじゃがいもで、Germicopa社という会社によって育成されました。品種登録されたのは2009年で比較的新しい品種のじゃがいもです。

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旬の時期

サッシーの旬の時期は9月〜4月の約半年間あります。

主な生産地

サッシーはフランス原産のじゃがいもですが、現在は日本全国各地で生産されています。特にじゃがいもの生産量NO.１の北海道で多く生産されています。

価格相場ってどのくらい？

そんなサッシーですが、いくらくらいで購入することができるのでしょうか？スーパーの場合とネット通販の場合、それぞれの価格を見てみましょう。

スーパー

生産地の地域ではスーパーでも手に入れやすく、5個入りの袋が130円で販売されていました。直接手に入れるのが難しいという方は、通販でしたら手軽にお取り寄せすることができますよ。

ネット通販

サッシーはネット通販で販売されており、各サイトによって価格は異なりますが、2kg,1,120円、10kg7,200円で販売されていました。在庫ななくなり次第終了とのことですので、興味のある方は早めにチェックしてみてくださいね。

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じゃがいも3種類・全55品種のまとめ

インカのめざめ、男爵イモ、キタアカリなど様々な品種があるじゃがいもですが、55品種を大きく分けて3種類にわけてまとめました。

ほくほく系36品種
もっちり系10品種
しっとり系6品種

是非、知らない品種があればチェックしてみてくださいね。最近ではスーパーでも様々な種類が売られています。

ほくほく系36品種

インカのめざめ	男爵	キタアカリ
シャドークイーン	スタールビー	ノーザンルビー
北海こがね	アンデスレッド	三方原馬鈴薯
今金男爵	きたかむい	十勝こがね
マチルダ	ピルカ	下栗芋(二度芋)
グラウンドペチカ	インカルージュ	とよしろ
さやあかね	タワラヨーデル	ドラゴンレッド
さやか	キタムラサキ	わせしろ
ながさき黄金	サッシー	タワラマゼラン
スノーマーチ	ジャガキッズパープル	インカパープル
オホーツクチップ	スノーデン	紅丸
チェルシー	ムサマル	きたひめ

もっちり系10品種

シェリー	でじま	シンシア
メイクイーン	とうや	ジョアンナ
インカのひとみ	コロール	アイユタカ
ベニアカリ

しっとり系6品種

はるか	レッドムーン	ニシユタカ
こがね丸	アローワ	デフラ

じゃがいもの栄養と期待できる5つの効果

じゃがいもの栄養成分表

じゃがいもは海外では主食となるため、主な成分はでんぷんです。その他にもビタミンC、ビタミンB1、ビタミンB6も豊富に含んでいるため、フランスでは「大地のりんご」とも呼ばれています。
ジャガイモの栄養成分の中でも特徴的なのが、ビタミンCです。含有量はりんごの約5倍という驚異的な数値にも拘わらず、でんぷんに包まれているため、保存や加熱によっても成分が壊れにくいです。

エネルギー	76kcal
水分	79.8g
たんぱく質	1.6g
炭水化物	17.6g
カリウム	410mg
マグネシウム	20mg
リン	40mg
鉄	0.4mg
亜鉛	0.2mg
マンガン	0.11mg
ビタミンB1	0.09mg
ビタミンB2	0.03mg
ビタミンB6	0.18mg
ビタミンC	35mg
食物繊維総量	1.3g

食品成分表(可食部 100gあたり)

期待できる5つの効果

便秘
美容効果
美肌
むくみ改善
免疫力を高める

じゃがいもの保存方法|冷蔵・冷凍・常温での保存期間の目安はどのくらい？

実家からたくさん送ってきて１回では使い切れない・・・保存方法がわからないとお困りではありませんか？
じゃがいもの冷凍・冷蔵・常温に分けて保存方法をまとめてみました。

冷蔵の保存期間：野菜室で６カ月、干しじゃがいもにして冷蔵室で１カ月
冷凍の保存期間：１カ月
常温の保存期間：３カ月

保存期間は目安になります。季節や保存環境によって保存期間が変わってきますので、必ず食べる前に目で確認してから調理するようにしましょう。

まとめ

フランス産のじゃがいも「サッシー」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか？

日本でも全国的に生産されているじゃがいもですが、あまり見かけることはないかもしれません。直接手に入れるのが難しいという方はネット通販で販売もされていますので、是非一度食べてみてください。特に油料理で甘みが増しますので、その変化を実際に試してみてくださいね。

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