スノーマーチの特徴・旬の時期は?北海道北見市のほくほく系じゃがいも

私たちがよく食べているじゃがいもですが、中には変わった名前のじゃがいもがあることをご存知ですか?じゃがいもの種類と聞いて思い浮かぶのは、「男爵いも」や「メイクイーン」、「インカのめざめ」あたりかと思います。

北海道のじゃがいもで「スノーマーチ」という品種のじゃがいもがあるのですが、聞いたことはありますか?今回はこのスノーマーチについて着目したいと思います。

私はこの名前から、雪の季節のじゃがいもなのかな?と思ったのですが、実際はどうなのでしょうか?

それでは、北海道のじゃがいも「スノーマーチ」の特徴や旬の時期についてご紹介します。

画像引用:JAきたみらい

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スノーマーチってどんなじゃがいも?

読み方 すのーまーち
旬の時期 12月~3月
主な生産地 北海道北見市
種類 ほくほく系じゃがいも

引用:ドソレシピ

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特徴

スノーマーチは男爵いものように丸く、芽は浅くて比較的つるんとしています。皮は一般的なじゃがいものように薄茶色をしており、果肉は雪のような白色です。

含まれるでんぷん量が豊富なためほくほくとした食感で、ほんのりとした甘さを持っています。長期貯蔵ができる品種で、貯蔵すればするほどその甘みが増すとされています。

煮崩れしにくい性質のため、煮物料理をはじめとするさまざまな料理に活用できます。栽培中の病原に強く、育てやすい品種のじゃがいもです。

歴史・由来

スノーマーチは、1993年に北海道の立根釧農業試験場にて、人工交配を経て誕生しました。病原に強い品種を目指し何度も試験を繰り返した結果、2004年には北海道の優良品種として登録されました。

それ以降、主に加工用のじゃがいもとして生産され続けています。「スノーマーチ」という名前は、雪のような果肉の白さと、北海道の雪が冬時期に一番美味しくなるという意味を込めて名付けられました。

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旬の時期

スノーマーチは、12月〜3月を旬の時期としています。冬を越すことでより甘さが増します

主な生産地

スノーマーチの主な生産地は、じゃがいも生産量NO,1の地、北海道です。ほかの地域ではあまり生産されていないようです。

価格相場ってどのくらい?

そんなスノーマーチですが、いくらくらいで購入することができるのでしょうか?珍しい品種なので地域によってはなかなか手に入れるのが難しいかもしれませんが、スーパーの場合とネット通販の場合、それぞれの価格を見てみましょう。

スーパー

生産地の地域ではスーパーでも手に入れやすく、7〜8個入りの袋がなんと100円で販売されていました。直接手に入れるのが難しいという方は、通販でしたら手軽にお取り寄せすることができますよ。

ネット通販

スノーマーチはネット通販でも販売されており、各サイトによって価格は異なりますが10kg2,000円で販売されていました。

珍しい品種で生産量も少ないため、事前予約も行っているようなので興味のある方は事前にチェックしてみてくださいね。

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じゃがいも3種類・全55品種のまとめ

インカのめざめ、男爵イモ、キタアカリなど様々な品種があるじゃがいもですが、55品種を大きく分けて3種類にわけてまとめました。

  1. ほくほく系36品種
  2. もっちり系10品種
  3. しっとり系6品種

是非、知らない品種があればチェックしてみてくださいね。最近ではスーパーでも様々な種類が売られています。

ほくほく系36品種

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しっとり系6品種

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じゃがいもの栄養と期待できる5つの効果

じゃがいもの栄養成分表

じゃがいもは海外では主食となるため、主な成分はでんぷんです。その他にもビタミンC、ビタミンB1、ビタミンB6も豊富に含んでいるため、フランスでは「大地のりんご」とも呼ばれています。
ジャガイモの栄養成分の中でも特徴的なのが、ビタミンCです。含有量はりんごの約5倍という驚異的な数値にも拘わらず、でんぷんに包まれているため、保存や加熱によっても成分が壊れにくいです。

エネルギー 76kcal
水分 79.8g
たんぱく質 1.6g
炭水化物 17.6g
カリウム 410mg
マグネシウム 20mg
リン 40mg
0.4mg
亜鉛 0.2mg
マンガン 0.11mg
ビタミンB1 0.09mg
ビタミンB2 0.03mg
ビタミンB6 0.18mg
ビタミンC 35mg
食物繊維総量 1.3g

食品成分表(可食部 100gあたり)

期待できる5つの効果

  1. 便秘
  2. 美容効果
  3. 美肌
  4. むくみ改善
  5. 免疫力を高める

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じゃがいもの保存方法|冷蔵・冷凍・常温での保存期間の目安はどのくらい?

実家からたくさん送ってきて1回では使い切れない・・・保存方法がわからないとお困りではありませんか?
じゃがいもの冷凍・冷蔵・常温に分けて保存方法をまとめてみました。

  • 冷蔵の保存期間:野菜室で6カ月、干しじゃがいもにして冷蔵室で1カ月
  • 冷凍の保存期間:1カ月
  • 常温の保存期間:3カ月

保存期間は目安になります。季節や保存環境によって保存期間が変わってきますので、必ず食べる前に目で確認してから調理するようにしましょう。

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おすすめの食べ方

では、スノーマーチにはどんな料理がに合うのでしょうか?スノーマーチを使ったおすすめレシピを3種類ご紹介します。

じゃがバター

ほくほく感を特徴とするスノーマーチのじゃがバターはイチオシの料理です。溶けたバターがじゃがいもに染み込み、味の染みたほくほく食感を存分に味わうことができます。

煮崩れしにくいので茹でることも、電子レンジで加熱することもできます。収穫後に長期貯蔵したスノーマーチは特に甘みが増して美味しくなっているので、このシンプルな食べ方がよく合うのです。

ハッセルバック

こちらの形をしたじゃがいも料理を見たことはありますか?ハッセルバックはスウェーデン発祥のじゃがいも料理なのですが、一見難しそうに見えて、切ってオーブンで焼くだけなので意外と簡単に出来る料理です。

細く切れ込みを入れたじゃがいもの間にベーコンを入れて焼くのですが、スノーマーチにベーコンの旨味が染み込み相性抜群の一品です。サイズ感もちょうどよく、丸ごと一個使うのでボリュームもあり満足感たっぷりの一品になりますよ。
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ベーコン巻き

じゃがいもとベーコンの間違いない組み合わせで食欲をそそる、スノーマーチのベーコン巻きはいかがですか?小さくカットしたスノーマーチにベーコンを巻いて焼くだけです。

こちらもオーブンを使えばあっという間に火が通りますよ。ほくほく食感のじゃがいもに、カリッと焼けたベーコンがよく合う一品です。

まとめ

北海道のじゃがいも「スノーマーチ」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

あまり知られていない品種ですが、北海道の優良品種としても登録されているスノーマーチは、病気に強く、貯蔵することで甘みを増す優秀なじゃがいもです。

一度食べてみたいけれどなかなか手に入らない!という方は、ネットでお取り寄せもできますので是非試してみてください。

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