みなさんは普段のお料理にじゃがいもを使っていますか?年間いつでもスーパーで見かけるじゃがいもは、ふだんは数種類並んでいるだけかもしれませんが実はたくさんの品種がある野菜です。
今回着目するのは「オホーツクチップ」という品種のじゃがいもなのですが、聞いたことはあるでしょうか?オホーツクという名前から、北海道原産ということがわかるかと思います。
私は料理が好きで、じゃがいもも普段からよく食べているのですが、このオホーツクチップというじゃがいもは油料理との相性が良いのです。
今回は、北海道のじゃがいも「オホーツクチップ」の特徴や旬の時期についてご紹介します。
画像引用:いばらぎwebタウン
スポンサードリンク
目次
|
|
オホーツクチップってどんなじゃがいも?
読み方 | おほーつくちっぷ |
旬の時期 | 10月~12月 |
主な生産地 | 北海道 |
種類 | ほくほく系じゃがいも |
引用:いばらぎwebタウン
スポンサードリンク
特徴
オホーツクチップは北海道で生産されているじゃがいもの品種で、見た目は男爵いものような形をしており、皮は薄い茶色、果肉は淡い黄色をしています。
油料理との相性がよく、ポテトチップスへの加工用じゃがいもとして使われてきました。食感はほくほくとしており甘みもあるので、油料理以外でもいろいろな料理に使うこともができます。表面はつるりとしており芽は少なく、あっても浅いので下処理もしやすい品種です。
オホーツクチップを使用したポテトチップスも販売されており、家庭で食べるよりもスナック菓子として食べたことの方が多いじゃがいもかもしれません。
じゃがいもは品種によって加熱すると変色してしまう種類のものがあるのですが、オホーツクチップは変色しない品種なので加熱後も綺麗な黄色をキープすることができます。
歴史・由来
オホーツクチップは、1992年に北海道の立根釧農業試験場において人工交配によって誕生した品種です。
2004年には北海道の優良品種に登録され、翌年2005年に「オホーツクチップ」という名で品種登録されました。「主としてオホーツク地方で作られ、白い良質のポテトチップができるから」という理由でこの名前になったそうです。
旬の時期
オホーツクチップは、10月〜12月を旬の時期としています。
主な生産地
オホーツクチップの主な生産地は、誕生の地でありじゃがいもの生産量NO.1の地でもある北海道です。ほかの地域では茨城県でも栽培・生産が行われています。
スポンサードリンク
価格相場ってどのくらい?
そんなオホーツクチップですが、いくらくらいで購入することができるのでしょうか?珍しい品種なので地域によってはなかなか手に入れるのが難しいかもしれませんが、スーパーの場合とネット通販の場合、それぞれの価格を見てみましょう。
スーパー
生産地の地域ではスーパーでも手に入れやすく、4〜5個入りの袋が200円ほどで販売されていました。生産地以外では直接手に入れるのが難しいかもしれません。
ネット通販
オホーツクチップのネット通販を調べてみたのですが、じゃがいもそのもののお取り寄せページを見つけることができませんでした。
ポテトチップに加工されたものはお取り寄せが可能です。北海道で育ったオホーツクチップを使ったポテトチップは数種類ラインナップがありましたので、気になる方はチェックしてみてください。
スポンサードリンク
じゃがいも3種類・全55品種のまとめ
インカのめざめ、男爵イモ、キタアカリなど様々な品種があるじゃがいもですが、55品種を大きく分けて3種類にわけてまとめました。
- ほくほく系36品種
- もっちり系10品種
- しっとり系6品種
是非、知らない品種があればチェックしてみてくださいね。最近ではスーパーでも様々な種類が売られています。
ほくほく系36品種
もっちり系10品種
シェリー | でじま | シンシア |
メイクイーン | とうや | ジョアンナ |
インカのひとみ | コロール | アイユタカ |
ベニアカリ |
しっとり系6品種
はるか | レッドムーン | ニシユタカ |
こがね丸 | アローワ | デフラ |
関連する記事をチェック!
スポンサードリンク
じゃがいもの栄養と期待できる5つの効果
じゃがいもの栄養成分表
じゃがいもは海外では主食となるため、主な成分はでんぷんです。その他にもビタミンC、ビタミンB1、ビタミンB6も豊富に含んでいるため、フランスでは「大地のりんご」とも呼ばれています。
ジャガイモの栄養成分の中でも特徴的なのが、ビタミンCです。含有量はりんごの約5倍という驚異的な数値にも拘わらず、でんぷんに包まれているため、保存や加熱によっても成分が壊れにくいです。
エネルギー | 76kcal |
水分 | 79.8g |
たんぱく質 | 1.6g |
炭水化物 | 17.6g |
カリウム | 410mg |
マグネシウム | 20mg |
リン | 40mg |
鉄 | 0.4mg |
亜鉛 | 0.2mg |
マンガン | 0.11mg |
ビタミンB1 | 0.09mg |
ビタミンB2 | 0.03mg |
ビタミンB6 | 0.18mg |
ビタミンC | 35mg |
食物繊維総量 | 1.3g |
食品成分表(可食部 100gあたり)
期待できる5つの効果
- 便秘
- 美容効果
- 美肌
- むくみ改善
- 免疫力を高める
関連する記事をチェック!
スポンサードリンク
じゃがいもの保存方法|冷蔵・冷凍・常温での保存期間の目安はどのくらい?
実家からたくさん送ってきて1回では使い切れない・・・保存方法がわからないとお困りではありませんか?
じゃがいもの冷凍・冷蔵・常温に分けて保存方法をまとめてみました。
- 冷蔵の保存期間:野菜室で6カ月、干しじゃがいもにして冷蔵室で1カ月
- 冷凍の保存期間:1カ月
- 常温の保存期間:3カ月
保存期間は目安になります。季節や保存環境によって保存期間が変わってきますので、必ず食べる前に目で確認してから調理するようにしましょう。
関連する記事をチェック!
スポンサードリンク
おすすめの食べ方
では、どんな料理がオホーツクチップに合うのでしょうか?オホーツクチップを使ったおすすめレシピを3種類ご紹介します。
ポテトチップス
オホーツクチップといえばポテトチップスです。市販でもオホーツクチップを使ったポテトチップが販売されているほど、油との相性が良いじゃがいもです。
家庭でのおやつとしていかがですか?薄くスライスしたオホーツクチップは、カラリと食感も良いチップスに仕上がりますよ。
ポテトサラダ
オホーツクチップはほくほくしている食感が特徴ですので、潰しきらず形を残してもいいかもしれません。
コロッケ
完全に潰しても美味しいですし、そのほくほく食感を堪能するためあえてゴロゴロとした形を残しても美味しいですよ。
まとめ
北海道産のじゃがいも「オホーツクチップ」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?ポテトチップスへの加工用として使われているオホーツクチップは、普段はスーパーでなかなか見かけることのない品種です。
手に入れるのが難しい方は、是非ポテトチップスを食べてみてください。チップスへの加工用として長年活躍している北海道生まれのオホーツクチップは、お菓子として食べても特別感を味わうことができますよ。
スポンサードリンク
じゃがいもの人気記事をチェック
じゃがいもで人気のある記事を4つ紹介します。
是非チェックしてくださいね(^^♪
じゃがいも3種類全52品種まとめ|あなたの好みはほくほく系?しっとり系?もっちり系?
じゃがいもの栄養価と期待できる5つの効果効能まとめ
じゃがいもの保存方法まとめ|冷蔵・冷凍・常温での保存期間の目安はどのくらい?
じゃがいもを使った人気レシピ10|おススメランキングまとめ