みなさんは色の付いたじゃがいもを食べたことがありますか?普段よく目にするのはベージュのような一般的なじゃがいもカラーかと思いますが、じゃがいもにはいろいろな種類があり、いろいろな色があるのです。
今回は、中でも濃い紫色をした「キタムラサキ」という品種に着目したいと思います。さつまいもよいも濃い色をした北海道産のじゃがいもです。
私はこのキタムラサキの色を活かしてカラフルな料理を作ってみたいと思っています。普段のじゃがいも料理がパッと華やかになりそうじゃないでしょうか?
今回は、紫色をしたじゃがいも「キタムラサキ」の特徴や旬の時期についてご紹介します。
画像引用:I LOVE イタリア野菜!!
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目次
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キタムラサキってどんなじゃがいも?
読み方 | きたむらさき |
旬の時期 | 10月~2月 |
主な生産地 | 北海道 |
種類 | ほくほく系じゃがいも |
引用:くままのおうちごはん
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特徴
キタムラサキは、皮も果肉も紫色のじゃがいもです。果肉より皮の方が濃い紫色えおしており、形は少し卵型のようで、粒はやや大きいサイズをしています。
芽は浅く表面はつるりと滑らかで、煮崩れしにくいので煮物料理にも向いていますが、茹でるとその色が抜けてしまうという欠点があります。色を楽しみたい場合は蒸すことをおすすめします。
ほくほくとした食感ですが加熱するとやや粘りが出て、味は甘みがあり滑らかな舌触りです。食感は里芋によく似ています。粘りつつほくほく感もあるという不思議な食感になるのです。
紫色をつくっているのは、アントシアニンを豊富に含んでいるからなのですが、このアントシアニンとは、ナスやブルーベリーにも含まれる天然の色素で、体に良いとされるポリフェノールの一種と言われています。
アントシアニンには健康効果があり、視覚機能を改善する効果・眼病予防効果・メタボリックシンドロームを予防する効果・花粉症を予防する効果など、様々な効果があるとされています。健康を気にされている方にはおすすめしたいじゃがいもです。
歴史・由来
キタムラサキは、北海道の農業試験場で誕生し、2006年に品種登録されたじゃがいもです。北海道の「北」とその色からキタムラサキと名付けられました。
旬の時期
キタムラサキは10月~2月を旬の時期としています。
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主な生産地
キタムラサキは生産量が少なく、主に北海道で生産されています。
価格相場ってどのくらい?
そんなキタムラサキですが、いくらくらいで購入することができるのでしょうか?珍しい品種なので地域によってはなかなか手に入れるのが難しいかもしれませんが、スーパーの場合とネット通販の場合、それぞれの価格を見てみましょう。
スーパー
生産地の地域ではスーパーでも手に入れやすく、6個入りの袋が200〜250円ほどで販売されていました。直接手に入れるのが難しいという方は、通販でしたら手軽にお取り寄せすることができますよ。
ネット通販
キタムラサキはネット通販でも販売されています。各サイトによって価格は異なりますが3kg1,200円で販売されていました。
珍しい品種で生産量も少ないので、すぐに販売終了になってしまうようです。興味のある方は早めにチェックしてみてくださいね。
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じゃがいも3種類・全55品種のまとめ
インカのめざめ、男爵イモ、キタアカリなど様々な品種があるじゃがいもですが、55品種を大きく分けて3種類にわけてまとめました。
- ほくほく系36品種
- もっちり系10品種
- しっとり系6品種
是非、知らない品種があればチェックしてみてくださいね。最近ではスーパーでも様々な種類が売られています。
ほくほく系36品種
もっちり系10品種
シェリー | でじま | シンシア |
メイクイーン | とうや | ジョアンナ |
インカのひとみ | コロール | アイユタカ |
ベニアカリ |
しっとり系6品種
はるか | レッドムーン | ニシユタカ |
こがね丸 | アローワ | デフラ |
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じゃがいもの栄養と期待できる5つの効果
じゃがいもの栄養成分表
じゃがいもは海外では主食となるため、主な成分はでんぷんです。その他にもビタミンC、ビタミンB1、ビタミンB6も豊富に含んでいるため、フランスでは「大地のりんご」とも呼ばれています。
ジャガイモの栄養成分の中でも特徴的なのが、ビタミンCです。含有量はりんごの約5倍という驚異的な数値にも拘わらず、でんぷんに包まれているため、保存や加熱によっても成分が壊れにくいです。
エネルギー | 76kcal |
水分 | 79.8g |
たんぱく質 | 1.6g |
炭水化物 | 17.6g |
カリウム | 410mg |
マグネシウム | 20mg |
リン | 40mg |
鉄 | 0.4mg |
亜鉛 | 0.2mg |
マンガン | 0.11mg |
ビタミンB1 | 0.09mg |
ビタミンB2 | 0.03mg |
ビタミンB6 | 0.18mg |
ビタミンC | 35mg |
食物繊維総量 | 1.3g |
食品成分表(可食部 100gあたり)
期待できる5つの効果
- 便秘
- 美容効果
- 美肌
- むくみ改善
- 免疫力を高める
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じゃがいもの保存方法|冷蔵・冷凍・常温での保存期間の目安はどのくらい?
実家からたくさん送ってきて1回では使い切れない・・・保存方法がわからないとお困りではありませんか?
じゃがいもの冷凍・冷蔵・常温に分けて保存方法をまとめてみました。
- 冷蔵の保存期間:野菜室で6カ月、干しじゃがいもにして冷蔵室で1カ月
- 冷凍の保存期間:1カ月
- 常温の保存期間:3カ月
保存期間は目安になります。季節や保存環境によって保存期間が変わってきますので、必ず食べる前に目で確認してから調理するようにしましょう。
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おすすめの食べ方
では、どんな料理がキタムラサキに合うのでしょうか?キタムラサキを使ったおすすめレシピを3種類ご紹介します。
ビシソワーズ
じゃがいもの冷静スープ、ビシソワーズです。冷たいスープですが、あたためても美味しいのでその日のお好みで変えてみてください。
キタムラサキの甘みを感じることができ、なめらかなので伸ばす牛乳やクリームとも馴染みが良く舌触りも優しいです。調理前は濃い色をしていますが、スープにすると淡い色になります。
マッシュポテト
引用:Natural Kitchen EN’S
キタムラサキは綺麗な紫色をしていますが、水溶性成分なので茹でると色が流れ出てしまいます。そのため色を残したい時には茹でるより蒸して加熱することをおすすめします。
キタムラサキのマッシュポテトは色が鮮やかで可愛い見た目になりますよ。甘みもあるのでおやつ感覚で食べられる一品です。
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ポテトチップス
引用:Gigazin
最後にポテトチップスです。こちらはキタムラサキのポテトチップスなのですが模様がとても独特ですよね。油で揚げるとこのような色になります。
せっかくですので綺麗な紫色を活かしてみてください。甘みもありますので味付けしなくてもそのままいただけますよ。
まとめ
紫色のじゃがいも「キタムラサキ」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?外も中も濃い紫色のじゃがいもは、なかなか見ることのない珍しい品種です。
特別感のあるじゃがいもを是非一度食べてみてください。色を活かしてお料理に活用すれば食卓に華やかさがプラスされますよ。
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