【家紋】虎杖紋の意味・由来を解説!植物紋の一種

みなさんは「虎杖(いたどり)」という植物をご存知でしょうか?あまり有名な植物ではありませんが、かつては食用として食べられていました。

植物紋には色々なモチーフがありますが、「虎杖紋」も存在していました。一体どのような植物なのでしょうか?

今回は、「虎杖紋」の意味や由来・種類などについてご紹介いたします。

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虎杖紋の意味・由来とは?

読み方 いたどりもん
家紋の分類 植物紋
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虎杖は食用にもなるダテ科の多年草で、山野に多く自生していました。高さは約1.5mと大きく、卵型の葉で先は尖っています。

根には利尿作用や胃の調子を整える作用があり、薬としても使用されていました。

虎杖紋は、その葉と夏に咲く小さな白い花を併せたもので種類は少なく、家紋として用いる家は少なかったようです。

使用家には大田原氏や丹治(多治比)氏、そしてその一族である黒田氏や中山氏があります。

多治比氏が用いていたことから、虎杖紋は「多治比紋」と呼ばれることもありました。

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虎杖の家紋の種類解説

虎杖

三つ割り虎杖

丸に虎杖

虎杖紋は家紋としてあまりポピュラーなものではなかったため、紋の種類も多くありません。

オーソドックスな「虎杖」に加え、それを輪紋で囲んだ「丸に虎杖」、三つに分割した虎杖で円形を描いた「三つ割り虎杖」があります。

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なぜ虎杖(いたどり)と言うの?

虎杖紋の種類についてご紹介しましたが、そもそもなぜ「虎杖」を「いたどり」と読むのでしょうか?「虎」は「トラ」とも読みますが、その由来について少しご紹介したいと思います。


かつて虎杖を食していた時代、表面から出る糸状のものを採取していました。このことから「いととり」と呼ばれ、やがて「いたどり」と呼ばれるようになりました。

「虎杖」というのは漢名で、「杖」は茎を、「虎」は若芽の模様が動物のトラ模様に似ていたことから付いたそうです。

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まとめ

以前は食用としても扱われていた植物、虎杖をモチーフとした「虎杖紋」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

実際の虎杖を見てみると、家紋の方が華やかに描かれていると感じた方も多いのではないでしょうか。

虎杖紋は家紋の中であまり多く使用されていませんでしたが、多治比氏にはよく用いられていたようです。家紋には色々な種類がありますので、是非他の紋についてもチェックしてみてくださいね。

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