結崎ネブカの特徴・旬の時期|奈良県の青ねぎ(葉ねぎ)ブランド品種に分類されるねぎ

最近では、海外からの輸入品や、品種改良で傷みにくい生鮮食品が多くなりました。しかし、昔から食べられている日本固有の野菜も食べてみたいと思いませんか?結崎ネブカは奈良県川西町で生産されている、伝統的な青ねぎです。ねぎ独特の辛味などは少なく、柔らかな食感と甘さが際立つ美味しいねぎです。鍋や焼き料理に使うと上手に美味しさを引き出せます。

とても美味しい伝統野菜・結崎ネブカですが、戦後市場に出回らない期間も長く、一部の農家が自家消費用として栽培するにとどまっていました。今回は結崎ネブカの歴史や特徴について紹介します。

(画像引用:奈良 面塚「ちかみちらーめん」)

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結崎ネブカってどんなねぎ?

読み方 ゆうざきねぶか
食べる部分 全体
産地 奈良県
旬の時期 11月ごろ。

読み方

ゆうざきねぶか

特徴

結崎ネブカは「室町時代に天から降ってきた」というような伝説が残っているほど、歴史ある在来種です。た目は青ねぎに似ていて、細身でデリケートです。柔らかいため葉が折れてしまうと商品価値が落ちたり、病気や害虫の被害を受けやすくなったりします。そのため、出荷作業は手作業で行われています。

一般的な青ねぎと比べても、緑葉部は柔らかいです。ねぎ独特の辛味が少ないため、小さな子供やネギが苦手な人でも食べやすいでしょう。上品な濃厚さと粘りがあり、煮たり焼いたりする加熱料理に向いています。2005年に伝統野菜として奈良県農林部から「大和野菜」に認定されています。

 

歴史・由来

生産地川西町結崎は能の発祥地でも知られており、室町時代に能の面と一緒にねぎが落ちてきて植えた、という伝説が残っています。

伝説の真相は定かではありませんが、伝統的な野菜として戦後は盛んに栽培されていました。しかし、デリケートで市場流通に適さないことから栽培が減ってしまい、自家用として一部の農家で生産されるだけになっていました。2002年に町おこしの一環として結崎ネブカが注目され、農家が代々引き継いでいた結崎ネブカを使って栽培を復活させた経緯があります

品種改良を重ねて病気に強く傷みにくいねぎとは違い、結崎ネブカは生産に手間がかかって繊細で市場向きではありません。しかし、そのおいしさから、季節限定の野菜として他のねぎとも差別化を図ることができています。

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販売場所

出荷量が増える時期には、奈良県内のスーパーで手軽に購入できます。川西町の飲食店でも、結崎ネブカを使った料理が食べられることがあります。インターネット通販でも販売されているので、県外の人はネットで買うのが便利でしょう。

旬の時期

最盛期は11月頃です。市場には9月から翌年2月まで出回ります。

主な生産地

奈良県磯城郡川西町

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おすすめの食べ方

加熱するとねぎ特有の刺激臭が少なくなり、甘みも増します。もっともおすすめなのは、すき焼きをはじめとする鍋物や、味噌汁に入れることです。そのほか、焼き鳥など焼き料理でも結崎ネブカの美味しさを十分に引き出せます。

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まとめ

日本固有の野菜である結崎ネブカは、旬の時期に奈良県内のスーパーで購入できます。それ以外の地域では手軽に買えないのが残念ですが、せっかく日本に住んでいるなら一度は食べてみたい野菜ですよね。9月から翌年2月の出荷量が増える時期にはインターネット通販でも販売されている場合があるので、気になる方はチェックしてみてくださいね!