仙台曲がりねぎの特徴・旬の時期|宮城県の白ねぎ(根深ねぎ)に分類されるねぎ

宮城県仙台市の伝統野菜「仙台曲がりねぎ」は、一度見たら忘れられないようなぐにゃりと曲がった形をしています。「白ねぎ=まっすぐ」というイメージが定着しているので、曲がりねぎについて何も知らなければ手に取る気にはなかなかならないかもしれませんね。肝心な味や食感は甘くてコクがあり、柔らかくて最高の白ねぎです。今回は仙台曲がりねぎの特徴について紹介しています。なぜ、このような個性的な形をしているのかにも触れています。

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(画像引用:あいコープみやぎ)

仙台曲がりねぎってどんなねぎ?

読み方 せんだいまがりねぎ
食べる部分 全体
産地 宮城県仙台市
旬の時期 1月~2月

読み方

せんだいまがりねぎ

(栽培方法発祥地の名前から「余目ねぎ(あまるめねぎ)」と呼ばれることもあります。)

特徴

仙台曲がりねぎは白ねぎの白根部分が弓なりに曲がっています。直径が3cmほどもある、食べ応えがあるものもあります。

曲がった形の秘密は「やとい」という栽培方法にあります。ある程度育ったねぎを抜き取り寝かせて植えなおすことで、葉の部分は天に向かって伸び、土に埋まった部分は白く柔らかくなります。やといの方法で栽培され始めた理由は、仙台曲がりねぎの生産地、仙台市宮城野区岩切地区周辺の地下水が地上近くを流れていたことにあります。ねぎを育てるには水はけが悪く、湿度が高すぎました。やといは苦肉の策でしたが、一般的な栽培方法よりも柔らかく甘くなることから、広まっていきました。

歴史・由来

仙台曲がりねぎの独特な栽培方法は、明治の末ごろに仙台市宮城野区岩切地区余目にすむ人によって考案されました。一般的な栽培方法より美味しくできることから、岩切余目から仙台全体に広まりました。

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旬の時期

1月~2月

主な生産地

宮城県仙台市

栃木県の名産品「曲がりねぎ」とは曲がっている理由が違う

栃木県にも弓なりに曲がった「曲がりねぎ」があります。栽培方法は仙台の曲がりねぎと同様に、寝かせて植え替えることで葉部分が天に向かって伸び、土に埋まった部分は甘さ・柔らかさが増します。栃木県では地質が固く、ねぎを育てる土壌を深く耕せなかったことから、寝かせて植え替える方法で栽培が始まりました。

おすすめの食べ方

加熱するととろりとした甘みとコクが楽しめます。すき焼きなどの鍋物に特におすすめです。最後にねぎを足して、サッと火を通す程度にとどめる状態がもっとも美味しく食べられるでしょう。酢味噌和えや薬味など、さっぱりとした料理にも最適です。

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まとめ

育てる土壌が作物に向いていなくても、工夫次第でより美味しいねぎを作り出したのはすごいことですね。仙台曲がりねぎと同じように曲がりねぎを作っている地域では、仙台とはまた違った理由で栽培していることもわかりました。仙台曲がりねぎは一見変わった形ですが、とっても美味しいので機会があればぜひ食べてみてください!