千住ねぎの特徴・旬の時期|東京都の白ねぎ(根深ねぎ)に分類されるねぎ

都内の有名店ですき焼きを食べたことはありますか?お肉や割り下も美味しいですが、使われている白ねぎの美味しさに驚いた人も少なくないはずです。そのお店ではもしかしたら、葱の目利きのプロ「葱商」が認めた千住ねぎを使っていたのかもしれません。今回は江戸東京野菜としても認定されている千住ねぎについて紹介します。

(画像引用:teatroの美味しいブログ)

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千住ねぎってどんなねぎ?

読み方 せんじゅねぎ
食べる部分 全体
産地 東京都
旬の時期 11月下旬~12月

読み方

せんじゅねぎ

特徴

千住ねぎは根深ねぎ(白ねぎ)の代表的な品種です。大正時代に4つの品種に分けられました。品種によって栽培時期や葉の色が大きく異なります。次の表に主な特徴をまとめました。

千住赤柄(せんじゅあかがら) 気温が低い時期でもよく成長する。葉は淡緑色。品質がやや落ちる。
千住黒柄(せんじゅくろがら) 夏から出荷可能。葉は濃緑色。耐暑性に優れている。
千住合黒(せんじゅあいぐろ) 寒さ・暑さに強く、品質も高い。
千住合柄(せんじゅあいがら) 赤柄と黒柄の中間的な品種。広く普及している。

一般的なねぎの重さは100gほどですが、旬の千住ねぎは500gにもなり、ずっしりと食べ応えがあります。JA東京中央会から「江戸東京野菜」として認証されています。

歴史・由来

ねぎの原産国・中国から日本にねぎが入ってきたのは大阪難波と言われています。難波ねぎの種が江戸に持ち込まれて品種改良を重ねた結果、千住ねぎが生まれました。現在の江東区にあたる「砂村」が原産です。当初は青い葉の部分のみを食べていましたが、冬に霜が降りるため土寄せをおこない、柔らかい白根部分が長くなります。

ねぎの目利きのプロフェッショナル「葱商」

日本唯一のネギ専門市場「山柏青果市場」が足立区千住町にあり、毎朝農家が自分の畑で一番出来の良い千住ねぎを持ち込んで競い合います。

江戸時代から葱商として3代続く「葱茂」は、ねぎの卸売業者です。葱茂が最も良いと認めた千住ねぎは「千寿ねぎ」と呼ばれます。千住ねぎは葱商は葱の目利きのプロである「葱商」しか扱うことができません。葱商は基本的に世襲制なので血縁者、もしくは葱商の元で修行をして認められた人しかなれず、現在日本には数件しかありません。

すき焼きの名店と称される人形町今半のすき焼きには、千住葱が使われています。その他、食材にこだわる飲食店では、高品質の千住ねぎを「山柏青果市場」で買い求めます。

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旬の時期

11月下旬~12月

主な生産地

東京都

おすすめの食べ方

生食では辛味が強く、加熱するととろりとした甘みに変わります。質が高い千住ねぎはすき焼きなどの鍋物にしてもに崩れしないので向いています。炭火焼などで焼いて、千住ねぎを主役にするのもおすすめです。

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まとめ

千住ねぎは東京で有名なすき焼き店で使われている最高級の長ネギです。ねぎは日本でも品種が多種多様で、自家消費用から流通用まで多くの農家が作っているため、「葱商」のような目利きのプロがいても不思議ではないのかもしれません。葱商に認められた「千寿葱」はぜひ一度味わってみたいものですね!