あさつきの特徴・旬の時期|広島県の青ねぎ(葉ねぎ)に分類されるねぎ

「あさつき」という野菜を食べたことがありますか?一見ねぎとそっくりな見た目で、もともとは昔から日本各地に自生している野草だったものを、栽培して流通するようになりました。

実はあさつきは2種類あり、混同してしまっている人も多いです。今回はちょっとまぎらわしい野菜、あさつきについて紹介します。

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あさつきってどんなねぎ?

読み方 あさつき
食べる部分 全体
産地 広島県・福島県・山形県・群馬県(広島は青ねぎタイプ)
旬の時期 春と秋、青ねぎタイプは通年

読み方

あさつき

特徴:2種類のあさつき

日本に流通しているあさつきは、2種類あります。

1つ目は1年中流通している葉ねぎを若取りした、青ねぎタイプです。広島はあさつきの出荷量が多いですが、1年中栽培できる青ねぎタイプです。あさつきの代用品として使われます。

2つ目は、春と秋にだけ収穫できるタイプです。全国的に自生しており、山菜として食べられていたこともあります。東北など一部の地域では江戸時代から栽培がおこなわれていました。

混同されるあさつき

スーパーで「あさつき」として販売している野菜が、実は葉ねぎの若取りであることも多いです。

今回は2つ目の、昔から日本に自生しているあさつきについて紹介します。あさつきは青ねぎやわけぎなどと同じように扱われることもありますが、ねぎよりもニンニクやラッキョウに近い野菜です。

夏と冬は枯れてしまって球根だけが残り、春と秋に葉を伸ばして収穫ができます。地域によっては季節の風物詩として親しむ人も多く、山形県では伝統野菜として扱われています。

一般的な青ねぎと比べると色が薄く、辛味が効いていているのが特徴です。

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歴史・由来

漢字では浅いねぎと書いて「浅葱(あさつき)」です。一般的なねぎと比べて色が薄いことから、このような名前が付きました。

日本は北海道・本州・四国などで自生しているため、春や秋に食べる山菜として昔から認識されていた地域も多いですが、東北の一部地域では江戸時代に作付けが始まっていました。商品として販売が始まったのは昭和20年代と言われています。

旬の時期

春と秋、青ねぎタイプは通年。

主な生産地

広島県・福島県・山形県・群馬県です。しかし、広島は1年中栽培ができる青ねぎタイプを出荷しています。

山形県米沢市小野川地区では「小野川温泉」の熱を利用し、雪を溶かして生産しています。自然の力を利用した独自の方法がとられています。

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あさつきとねぎの違いは?

ねぎとあさつきの決定的な違いは、ねぎは種から増えていき、あさつきは球根で増えることです。その他、見た目の違いなど、見分け方を以下の表にまとめました。

  あさつき ねぎ
増え方 球根
根の部分が膨らんでいる・細い まっすぐ・あさつきと比べると太い
ねぎに比べて薄い緑 濃い緑
辛味が強い 辛味と独特の風味

あさつきとわけぎの違いは?

あさつきとわけぎの最もわかりやすい違いは、太さです。あさつきは細いですが、わけぎは一般的なねぎよりもさらに太いので、加工していない状態では区別しやすいです。

  あさつき わけぎ
増え方 球根 球根
細い あさつきよりも太い
辛味が強い 独特の風味

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あさつきを味付けに使うとおいしいおすすめの料理7選!

あさつきは辛味が強いので、メイン食材として使うより薬味として使うことが多い野菜です。加熱すると甘みが増し、食感を楽しみたい人は天ぷらや炒め物などの加熱料理に使用するとよいでしょう。 あさつきにおすすめの料理を7つ紹介します。

1、チャーハン

いつもはねぎを入れる炒飯にあさつきを入れてみてはいかがでしょうか?ねぎとは違った風味や辛味が味わえます。

2、雑炊

雑炊の仕上げにあさつきを散らすことで、辛味や香りがたっぷり効いた一品が出来上がります。彩りも良くなり、食欲をそそります。

3、牛タン

牛タンの炒め物や、シンプルに焼いて塩で味付けしたものに、ねぎをかけて楽しむ人は多いですよね。いつもはねぎをかけるところを、あさつきに変えることで、いつもとちょっと違う風味や辛味が味わえます。

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4、ローストビーフ

ローストビーフは自宅で作ったものでも、お店で購入した物でも構いません。 切って盛りつけたローストビーフに、大根おろしと醤油ベースのソースをかけ、最後にあさつきを散らせばお肉の美味しさをさらに引き立ててくれます。

5、油揚げ

1~2cm幅に切った油揚げと、ざく切りにしたあさつきを、ニンニクとごま油で炒めます。お好みで顆粒出しや醤油で味付けをしたら、お酒が進むおつまみの完成です。 七味や唐辛子をかけると、さらにパンチの効いた味になりますよ。

6、天ぷら

茎が太く食べ応えがあるあさつきが手に入ったら、天ぷらがおすすめです。加熱により甘みが増し、歯ごたえもプラスされて、薬味として使用する時とは違った楽しみ方ができます。

7、リゾット

野菜や魚介類・コンソメの旨味が効いたリゾットの仕上げに、パセリなどで香り付けする人は多いですよね。 パセリの代わりにあさつきをかけると、全体的に味が引き締まり、旨味が引き立ちます。

まとめ

ねぎと間違えられてしまうことも多いあさつきは、もともとは日本に広く自生している野草でした。ねぎの代用品として料理に使うと、いつもとは一味違う仕上がりになります。

青ねぎタイプは1年中販売されて、昔から日本に自生しているタイプのあさつきは春と秋に栽培されます。2つを食べ比べてみると、新しい発見があるかもしれません!

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