加賀ねぎの特徴・旬の時期|石川県の白ねぎ(根深ねぎ)ブランド品種に分類されるねぎ

各地方のブランドねぎや伝統野菜が注目されるようになってきたのは、割と最近のことですよね。1960年代、傷みにくく育てやすい白ねぎの品種が出回るようになってからというもの、栽培や出荷に手間がかかる多くのご当地ねぎが市場から姿を消しました。「金沢一本太ねぎ」と呼ばれることもある加賀ねぎも地域に親しまれていましたが、生産量が減ってしまったねぎの1つです。加賀ねぎは加熱すると甘みが増し、肉厚で食べ応えがある美味しいねぎなので現在では栽培の継承に地域的に力を入れています。今回は伝統的な一本太ねぎ、加賀ねぎの特徴や歴史について紹介します。

(画像引用:金沢市農産物ブランド協会)

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加賀ねぎってどんなねぎ?

読み方 かがねぎ
食べる部分 全体
産地 石川県金沢市金城地区・富樫地区
旬の時期 冬の寒さが厳しい時期

読み方

かがねぎ

金沢一本太ねぎ(かなざわいっぽんふとねぎ)

金沢一本、金沢太ねぎ、または、金沢根深太ねぎなどの呼び名があります。

特徴

加賀ねぎは別名「金沢一本太ねぎ」と呼ばれる通り、分結せずに1本で育つねぎです。重さは1kg弱、長さは1m以上、茎は直径2cmほどもあり、普通にスーパーに並んでいるねぎから比べたら規格外の大きさと言えるでしょう。生育も早く、寒さや害虫にも強いですが、柔らかいため倒れたり折れたりしやすく、支柱を立てるなど栽培に手間がかかります。食感は柔らかく、ぬめりがあり、味は甘いです。

歴史・由来

明治末期から1960年ごろまで、金沢市の一部地域で栽培されており、最盛期には200トンもの生産量がありました。その後、育てやすい市場向きのねぎが増えて加賀ねぎの流通が途絶えてしまいました。自家消費用として栽培を続けていた農家が一部あったことから、現在に継承できています。現在では「金沢の伝統野菜」に認定され、種の保存が必要とされています。

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旬の時期

冬の寒さが厳しい時期に甘みが増して美味しくなります。秋どりと夏どりができ、7月~翌2月ごろまで出回ります。

主な生産地

石川県金沢市金城地区・富樫地区

おすすめの食べ方

加熱すると甘みが増すので、鍋や煮物などの調理方法がおすすめです。定番ですが、鍋やうどんなどに入れるとよいでしょう。そのほか、さっと火を通した加賀ねぎを酢味噌あえにする「ぬたあえ」もおすすめです。

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まとめ

加賀ねぎは1m以上の背丈があり、太く、食べ応えがあるねぎです。柔らかい食感が美味しいのですが、畑では倒れやすい欠点があります。種の保存が必要とされている「金沢の伝統野菜」として認定され、地域一丸となって種の保存や継承に努めていますよ。金沢以外の遠方に住んでいるとなかなか食べる機会がありませんが、ぜひ一度、味わってみたい食材の1つですね。