松本一本ねぎの特徴・旬の時期|長野県の白ねぎ(根深ねぎ)ブランド品種に分類されるねぎ

松本一本ねぎは一般的な長ねぎに比べてちょっと曲がった形をしており、その形にこそ甘さや柔らかさの秘密があります。江戸時代から続いている歴史ある野菜で、徳川家にまつわる伝説も書物に残っています。今回は、味だけでなく歴史も興味深い松本一本ねぎについて紹介します。

(画像引用:JA長野)

スポンサードリンク

松本一本ねぎってどんなねぎ?

読み方 まつもといっぽんねぎ
食べる部分 白根部分
産地 長野県松本
旬の時期 11月~12月

読み方

まつもといっぽんねぎ

特徴

群馬県の特産品「下仁田ねぎ」に近い品種ですが分けつしにくく、下仁田ねぎに比べると長くて細いです。

ねぎの形は直線ではなく、しなったようにカーブしています。春先に種をまき、夏に行われる植え替えの際にあえて斜めに植えてストレスを与えます。斜めに植えることで曲がった形になりますが、糖分を作り出して甘みが増し、土に埋まっている部分が多くなって柔らかい白根が長くなります。

霜が降りるとさらに甘みが増すため、寒さが厳しくなる11月・12月頃の出荷が多くなります。植え替え作業など全て手作業で行う必要があり、一般的なねぎより栽培期間も長いため手間と時間がかかります。味は甘くみずみずしいですが、生で食べると追いかけるようにして辛味があります。加熱するととろりとした甘みが増します。

歴史・由来

名前の通り、ねぎが分けつしないことから一本ねぎとそのまま名前がつきました。江戸時代、徳川家御用達のねぎだったことから「殿様ねぎ」という愛称もあります。徳川家にまつわる話がまとめられた歴史書『三河後風土記』には、「兎の吸物」に松本一本ねぎが入っていたという伝説が残っています。正月の縁起物としても親しまれており、土産物や贈答品としても人気が高かったようです。

スポンサードリンク

旬の時期

11月~12月

主な生産地

長野県松本市

おすすめの食べ方

基本的にどのような料理にも合いますが、鍋物や煮物、焼き物などに入れて加熱調理すると甘みが増します。ぶつ切りにしたねぎを電子レンジで加熱し、みそなどをお好みでかけて食べるだけでも美味しい一品ができます。松本市名物馬肉を使った「桜鍋」に入れて食べると、地元の食材を一気に味わえます。

スポンサードリンク

まとめ

長い歴史を持つ松本一本ねぎは、将軍にも愛された美味しいねぎであることがわかりました。一般的な長ネギと同様に、どのような料理にも合うのでご家庭でも美味しく調理しやすいでしょう。電子レンジで加熱するだけでおかずの一品になるのは、松本一本ねぎが美味しいからこそできることです。松本名物の桜鍋との相性も抜群にいいので、機会があればぜひ食べてみたいですね!