フリントコーンの特徴・旬の時期まとめ|トルティーヤにも使われる加工用とうもろこし

メキシコ料理の定番メニュー、トルティーヤは日本人にも人気の料理ですが、あの生地にはとうもろこしが練りこまれていることをご存知ですか?

国によってはとうもろこしを主食としているところもあり、トルティーヤには「フリントコーン」というタイプのとうもろこしが使われています。

私はトルティーヤが好きでよく家で生地から作っているのですが、小麦粉100%で作っていたのでこれからはとうもろこし粉も混ぜて本格的に作ってみたいと思いました。

今回は、トルティーヤの原料としても使われている加工用とうもろこし「フリントコーン」の特徴や旬の時期についてご紹介します。

画像引用:wikipedia

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フリントコーンってどんなとうもろこし?

読み方 ふりんとこーん
旬の時期 9月〜10月
主な生産地 アメリカ・メキシコ
種類 その他

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特徴

フリントコーンは、加工して私たちの食用または家畜の飼料、工業用の原料として使われる品種のとうもろこしです。一般的に出回っている家庭でのとうもろこしは「スイートコーン」よ呼ばれており、普段私たちが食べているものとは全く異なるタイプのとうもろこしです。

角状でんぷんと呼ばれる硬いでんぷんが粒全体に付いているのが特徴で、糖分よりでんぷん量が豊富に含まれています。そのため国によってはこのフリントコーンを主食とするところもあり、馴染みのあるものではメキシコのトルティーヤにも使われています。

スイートコーンは別名「甘味種」と呼ばれるのですが、フリントコーンは「硬粒種」と呼ばれ、その漢字からも粒が非常に硬いとこを特徴としていることがわかります。

ちなみに、日本に初めてとうもろこしが伝来したのは16世紀にさかのぼるのですが、この時伝来したものがフリントコーンである硬粒種でした。現在親しまれているスイートコーンが主流になるまではフリントコーンが食用として食べられており、甘くもなく硬いので食べるのが大変だったと言われています。

フリントコーンは写真のように、粒がカラフルな色をしています。たいがいは加工して粉状にしてしまうので、この色をそのまま活かして食べるということはあまりありません。

旬の時期と主な生産地

旬の時期はいつ?

フリントコーンは9月〜10月に収穫期を迎えます。たいがい乾燥させて粉状にしてしまうので、長期保存が可能なため1年と通じて食べることができます

主な生産地はどこ?

フリントコーンは、アメリカやメキシコが主な生産地となっています。

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価格相場ってどのくらい?


そんなフリントコーンですが、その価格相場について見ていきたいと思います。もともと加工用のとうもろこしで、日本ではあまり生産されていない品種ですので、販売されているのでしょうか?

スーパーだと  

家庭での食用ではないため、残念ながらフリントコーンを生で販売しているところを見つけることができませんでした。日本で生産している農家さんの直売所などでは手に入れることができるかもしれません。

ネット通販だと

とうもろこしは甘い品種のスイートコーンですとネットでのお取り寄せで販売されているのですが、フリントコーンは加工用ということなので生の状態で販売している通販も見つけることはできませんでした。

そもそも用途が加工用・工業用と異なりますので食卓に並ぶルートはできていないようです。

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とうもろこし4種類・全38品種まとめ

とうもろこしを食材として扱うのはスイートコーンと呼ばれる甘味種です。その他にもさまざまな種類がありますが、本記事では以下の4種類38品品種に分けて解説していきます。

  1. ゴールデンコーン(スイートコーンの黄粒種)15品種
  2. シルバーコーン(スイートコーンの白粒種)6品種
  3. バイカラーコーン(スイートコーンのバイカラー種)8品種
  4. その他の9品種

ゴールデンコーン(スイートコーンの黄粒種)15品種

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シルバーコーン(スイートコーンの白粒種)6品種

ピュアホワイトの特徴・旬の時期まとめ|生でも食べられる真っ白なとうもろこしピュアホワイト 雪の妖精の特徴・旬の時期まとめ|フルーツのように甘い純白のとうもろこし雪の妖精
ロイシーコーンの特徴・旬の時期まとめ|果実のようにジューシーなとうもろこしロイシーコーン クリスピーホワイトの特徴・旬の時期まとめ|サクッとした食感が魅力のとうもろこしクリスピーホワイト

バイカラーコーン(スイートコーンのバイカラー種)8品種

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ドルチェヘブンの特徴・旬の時期まとめ|強い風味が特徴のとうもろこしドルチェヘブン 歩味の特徴・旬の時期まとめ|光沢が強く食味の良いとうもろこし歩味
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その他の9品種

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とうもろこしの栄養成分表と期待できる効果

栄養成分表

野菜として利用されるのは、胚乳に糖分の多い、スイートコーンと呼ばれる甘味種。とうもろこしのたんぱく質は、必須アミノ酸のリジンが少ないのが特徴。このため、リジンを多く含む肉や卵、乳製品、大豆製品などと組み合わせると、たんぱく質の栄養価値を高めることができる。

エネルギー 92kcal
水分 77.1g
たんぱく質 3.6g
脂質 1.7g
炭水化物 16.8g
カリウム 290mg
カルシウム 3mg
マグネシウム 37mg
リン 100mg
0.8mg
亜鉛 1.0mg
ビタミンB1 0.15mg
ビタミンB2 0.10mg
ビタミンC 8mg
食物繊維総量 3.0g

食品成分表(可食部 100gあたり)

期待できる効果・効能

疲労回復に効くアスパラギン酸をはじめ、脳を活性化するグルタミン酸、免疫機能を高めるといわれるアラニンなど、注目の栄養成分を多く含む。

  • 疲労回復
  • 便秘の予防・改善
  • コレステロールの上昇抑制
  • 高血圧の予防・改善

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とうもろこしの保存方法|冷蔵・冷凍・常温での保存期間の目安

そのままだと鮮度が落ちるのが早いので、買ってきたらすぐに加熱調理するとより長い期間美味しく食べることができます。
保存期間の目安をまとめておきました。

  • 冷蔵の保存期間:2~3日
  • 冷凍の保存期間:3か月
  • 常温の保存期間:向いていない

 

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おすすめの食べ方

では、フリントコーンはどんな料理にアレンジできるのでしょうか?そのまま食べる品種ではないので、加工したフリントコーンを使ったおすすめのレシピを3種類ご紹介します。

トルティーヤ

フリントコーンを使った加工食品の代表、トルティーヤです!メキシコでは有名な伝統料理で、生地の中にフリントコーンの粉が練りこまれています

香ばしく焼き上げた手のひらサイズの生地に、好きな具材を詰めるのがメキシコ流です。現地のトルティーヤは辛いソースが使われており、ヒリヒリ辛いのが特徴的です。

日本ではあまり食べる機会がありませんが、家で粉から生地を作るのはとても楽しいですよ。現地の具材には、牛肉や豚肉はもちろん、魚を具材にしたものや牛の脳みそまで入れたものがあります。

タコスチップス

こちらもメキシコの料理、フリントコーンをチップスです。このようなお菓子は日本でも売っていますよね。サクサクとした食感のチップスに、本場では辛いタコソースやチーズ、サワークリームをかけていただきます

とうもろこしが主食の国ならではのアレンジメニューです。こちらも粉状にしたフリントコーンが活躍しています。粉の粒の大きさによっても食感は異なり、大きければ大きいほどサクサクと噛みごたえが良いものです。

ポレンタ

最後に、イタリア料理のポレンタです。どこにフリントコーンが使われているかというと、お肉の横に添えてある黄色いマッシュポテトのようなものです。

こちらもとうもろこしが原料となっており、粉状にしたものをお粥のように伸ばしたイタリアの伝統料理です。現在もイタリアでは一般的に食べられており、粉状になったフリントコーンがスーパーで売られています。

まとめ

加工して使われるとうもろこし「フリントコーン」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

私たちが普段食べているとうもろこしとは異なり、粉状にして加工して食べるという方法で長年主食としている国もありました。

でんぷん量が多いことを活かした料理ですので、体のエネルギー源にもなるのです。国によってとうもろこしの食べ方がいろいろと異なっているのは面白いですよね。

トルティーヤやチップスなど、美味しい加工品もありますので是非機会があったら食べてみてくださいね。

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