とうもろこしの栄養価と期待できる効果効能まとめ

甘くて人気の夏野菜、とうもろこしをみなさんは毎年食べていますか?6月〜9月に旬を迎えるつもろこしは美味しいだけではなく、栄養素もいっぱい詰まっています。

私はとうもろこしがスーパーに並ぶのを毎年楽しみにしているのですが、こんなに栄養素が豊富ということなら1年中食べたいと思いました。

今回は、とうもろこしの栄養価と、期待できる効能効果についてご紹介します。

画像引用:tibica

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とうもろこしの主な栄養解説

栄養成分表

野菜として利用されるのは、胚乳に糖分の多い、スイートコーンと呼ばれる甘味種。とうもろこしのたんぱく質は、必須アミノ酸のリジンが少ないのが特徴。このため、リジンを多く含む肉や卵、乳製品、大豆製品などと組み合わせると、たんぱく質の栄養価値を高めることができる。

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エネルギー 92kcal
水分 77.1g
たんぱく質 3.6g
脂質 1.7g
炭水化物 16.8g
カリウム 290mg
カルシウム 3mg
マグネシウム 37mg
リン 100mg
0.8mg
亜鉛 1.0mg
ビタミンB1 0.15mg
ビタミンB2 0.10mg
ビタミンC 8mg
食物繊維総量 3.0g

食品成分表(可食部 100gあたり)

とうもろこしに含まれている主要な栄養素について一つずつ見ていきましょう。

食物繊維

まず一番にオススメしたいのが食物繊維です。とうもろこしには不溶性食物繊維のセルロースというものが含まれています。セルロースには整腸作用があり、腸内環境を整えて便通をよくする働きがあります。

特に実の粒の皮に豊富に含まれています。便通がよくなると肌荒れ改善にもなりますので、美肌作りにはぴったりのお野菜です。

トウモロコシグルテン

最近「グルテンフリー」という言葉が流通してきましたが、グルテンとは小麦やライ麦などに含まれるたんぱく質の一種です。グルテンを取らない方が体や肌に優しいとされています。

トウモロコシグルテン避けられているグルテンの代わりとなり、食材を美味しくするためのサポート役となります。

特にグルテンフリー化が進むイタリアでは、とうもろこし粉やキヌア粉を使ったパスタも販売されているほどです。

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ビタミンC

ビタミンCは主に緑黄色野菜に含まれている成分で、美肌などアンチエイジングに効果のあるものです。

シミなど老化の原因となっている活性酸素を阻止する抗酸化作用があります。アンチエイジング効果以外にも、抗がん作用や動脈硬化予防、インフルエンザ発症予防、花粉症の予防と軽減にも効果がある万能なビタミンです。

カリウム

とうもろこしにはカリウムが豊富に含まれており、このカリウムが腎臓に働きかけることで体内の水分を調整してくれます。

カリウムの効果として、むくみ改善・コレステロールの低下・血糖上昇の抑制などがあり、水の貯蔵庫と言われる腎臓に働きかけ、体内の塩分を水分と一緒に排出する作用があります。

利尿作用が起きるので膀胱炎・尿道炎にも効果があります。とうもろこしは腎臓関連の漢方にも使われているくらい健康に良いので是非摂取したい成分ですね。

第一制限アミノ酸

食品に含まれるたんぱく質の必須アミノ酸含量について、その量が所要量もしくは必要量として最も少ないアミノ酸を第一制限アミノ酸と言います。

アミノ酸は体内でエネルギー源として使われている大切な成分です。最近ではアミノ酸を含んだ健康食品も販売されていますので、積極的に摂取したい栄養素ですよ。

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とうもろこしを食べて期待できる効果効能

引用:marronrecipe

とうもろこしの主な栄養素について5つご紹介しましたが、とうもろこしを食べることによって期待できる効能効果を4つご紹介したいと思います。

むくみに効果あり

先ほどもお話したカリウムによるむくみ改善効果です。カリウムが腎臓に働きかけることで体内の水分を調整を行います。

足や顔などむくみを感じている時は、体内に水分が溜まり排出されていない状態です。とうもろこしに含まれるカリウムによって腎臓をコントロールし水分調整され、むくみが改善するのです。

便秘の改善

次に、食物繊維による便秘改善です。食物繊維は完全に消化されることなく腸まで届きます。食物繊維が腸内で膨らんで、結果便が出やすくなるのです。

便秘に悩んでいる方は、薬に頼らず野菜から食物繊維を摂取する方法をオススメします。自然の力で出すように習慣付けてみてください。

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デトックス・美肌効果

続いてデドックス・美肌効果です。腸内に古い便があるとその毒素が体内を循環し、吹き出物という形で表面に出てきてしまいます。

しかし食物繊維により便通が良くなると、循環していた毒素が排出されるため自然と肌荒れがおさまってくるものです。

食物繊維の働きに加え、ビタミンCによる抗酸化作用でも美肌効果を得ることができます。老化の原因となっている活性酸素を阻止するべく、とうもろこしかた栄養を摂取してみてくださいね。

消化の手助け

最後に消化の手助け効果です。とうもろこしには胃腸を整え消化を助けてくれる作用もあります。そのため、胃が痛い時にもとうもろこしの栄養素は効くと言われているのです。

体内の余分な水分を排出する作用もありますので、胃腸の状態を整えてくれます

まとめ

とうもろこしに含まれる栄養素とその効能効果についてご紹介しましたふが、いかがでしたでしょうか?

想像以上に栄養が豊富に含まれていた印象なのではないかと思います。そのまま食べても良し、スープにしても良し、炒めても良しの食べやすい野菜ですので、是非旬の時期にたくさん食べる機会をつくってみてください。

とうもろこしに含まれる栄養とその効果で健康な体を目指しましょう。

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