根ごと食べられるニンニクがあるって知ってた?まるごと食べられるスプラウトにんにくって?

ニンニクは古くから風邪を治す作用もあるとされ、現代でもスタミナ料理の定番食材です。一般的ににんにくは球根部分が可食部とされているので、そのほかの部分を見たことがある人は少ないかもしれません。そこで今回はにんにくの根っこについてまとめてみました。

画像引用:ガジェット通信

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にんにくの根とは

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ニンニクの根はあまり長くなく、10㎝~30cmほどの長さです。また柔らかく枝分かれも少ないので切れやすく、傷つくと回復が難しいです。貯蔵葉に蓄えられた栄養を使って成長していきますが、貯蔵葉の中の栄養が無くなると根から自発的に水分を吸い取るようになっていきます

※貯蔵葉:いわゆるニンニクとして使われる実の白い部分です。この部分はすべて貯蔵葉と呼ばれていて、「葉」と呼ばれていますが地上に芽のように出ることはありません。名前の通り栄養分が詰まっていて、花茎の先から花が咲くとここから栄養分が使われていきます。にんにくに栄養を残しておくために、花が咲く前に花茎が摘み取られるのです。

にんにくの下に生える繊維根

にんにくの根は直根性ではなく繊維根と呼ばれるタイプのもので、タマネギの根と同じように白くて枝分かれの少ないものです。売られているニンニクは当然根を切り取られた状態で売られていますが、底を見ると少し凹んだ硬い部分があります。そこが盤茎と呼ばれる場所で、盤茎はいわゆるニンニクの底部分で、本来は根が生えていた場所です。

食べられる?

ニンニクの根っこは食用に向いていないので食べることはできません。買ってきた人ニンニクから根が生えてきたら、切り落としてから食べるようにしましょう。

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スプラウトにんにく

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一般的ににんにくの根は食べられないと書きましたが、芽から根まで食べられる栄養満点な「スプラウトにんにく」という野菜があります。見た目は一般的なニンニクの1片から新芽と根っこが生えている状態です。

栄養満点

スプラウトにんにくは栄養が豊富で、一般的なニンニクと比べて亜鉛が5倍、カルシウムが8倍、アルギニンが約20倍、鉄分が約9倍も含まれています。アルギニンは免疫の活性化が期待できる成分なので、スプラウトニンニクは風邪に負けない健康な体作りに最適です。また、栄養は多いですが匂いが少ないのも特徴です。一般的なにんにくはどうしても食後や翌日を気にして控えてしまいがちですが、スプラウトニンニクにはその必要はありません

芽から根まで食べられる

スプラウトニンニクは発芽直後の芽と根っこが生えているニンニクですが、水耕栽培で育てられているので丸ごと食べることができます。一般的に植物が発芽し成長を始めると、ビタミンなどのそれまで含まれていなかった栄養成分を自分で合成して生成するようになります。スプラウトニンニクは「いまから植物として成長していくぞ!」という一番栄養を含んだ段階で収穫されるものなので、一般的なニンニクや野菜と比べてもとても多くの酵素や栄養が含まれているのです。

皮ごと食べられる

スプラウトニンニクは皮を剥く必要が無く、そのまま食べられます。そのため、芽や根っこごと天ぷらにするのもおすすめです。根がパリパリとしてほんのりとにんにくの風味があり美味しいですが、後を引く臭さはありません。ニンニクなのにも関わらずさっぱりと食べられる天ぷらになります。ほかにはアヒージョや素揚げなど、にんにくを使う料理にスプラウトニンニクを使うことが可能で、香辛料としてではなく主に野菜として使われるのが大きな特徴です。

どこで売られている?

スプラウトニンニクは主に水耕栽培で生産されているため、水がきれいで豊富な場所で栽培されていることが多いです。しかしまだまだ生産者が少なく、流通自体があまりないのでスーパーなどではなかなか見かけられないかもしれません。地元の直売所や、農家さんによっては通販などで売られていることが多いようです。

まとめ

今回はにんにくの根っこについてまとめてみました。ニンニクを栽培している方以外はあまり見かけない部分だと思いますが、一般的なニンニクでは可食部ではないので万が一生えてきたら処分しましょう。そしてまだまだ流通の少ないとされるスプラウトニンニクですが、栄養も桁違いで匂いも控えめないいとこどりのニンニクなので、見かけたらぜひ食べてみてください♪

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