にんにくの花とは?花言葉は何?

ニンニクは古くから風邪を治す作用もあるとされ、現代でもスタミナ料理の定番食材です。一般的ににんにくは球根部分が可食部とされているので、そのほかの部分を見たことがある人は少ないかもしれません。そこで今回はにんにくの花についてまとめてみました。

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にんにくの花とは?花言葉は何?

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にんにくも野菜であり植物であるので、当然花が咲きます。一般的ににんにくとして知られてるのが球根部分、そしてにんにくの芽として知られているのがにんにくの花茎です。にんにくの花はその花茎から咲きます。

にんにくの花とは?

にんにくの花はあまり馴染みがないものだと思いますが、ほのかな紫色が可愛らしい花です。

「総包」という花状のもの

花茎の先端に、緑色の袋状の球体がついています。これは「総苞」と呼ばれていて、にんにくの芽として花茎が販売されている時にもまれにこれがついたままで売られている場合があります。小さな花のつぼみと「ムカゴ」と呼ばれる種子がいっぱい詰まっている総苞は、成長すると裂けて中のつぼみが咲きます。最終的には小さなつぼみの集団がくすだまのような形になるのが特徴です。ヒガンバナ科ネギ属はこの形態の花のものが多く、長ネギの花であるネギ坊主が有名です。

にんにくの花の特徴

ニンニクの花は白っぽい紫をしていて、花茎ごと摘まれなければ5月~7月ごろに咲きます。総苞の中からたくさん枝(茎)が出て1本につき一つずつ花が咲いているのが特徴で、これがたくさん集まって球体を形作ります。花が咲いた後には一般的な植物と同様実ができます。この実はさく果と呼ばれるもので、実が熟れると徐々に裂けていき種子が散布される仕組みになっています。

市場に出回ることはまずない

美味しいニンニクを作るために、花茎は花を咲かせる前に摘まれてしまいます。ちなみにこの花茎部分がニンニクの芽として出荷されています。一般的に食べられるニンニクは球根部分であるため、花をさかせるために球根内(にんにく内)の養分が使われてしまいます。そのため花を咲かせるまえに花茎ごと摘み取り、にんにくに養分を残すようにしているのです。よって市場に出回ることもなく、管理されている農家でもあまり見かけることができないのです。

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にんにくの花言葉

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にんにくにも、その特徴や効能を活かした花言葉があります。

「勇気と力」

にんにくの花言葉には「勇気と力」「息災」「保護」などがありますが、これにはニンニクの主要成分のうちのひとつアリシンが深く関わっています。ニンニクの主成分として有名なのがアリシンで、これはにんにくの匂いのもとでもあります。もともとはアリインというアミノ酸の一種で、それが酵素の働きによって変化したのがアリシンです。つまりニンニクが皮を剥いた状態では匂わず刻んだりすりおろしたりすることで強い匂いを放つようになるのは、アリシンが発生するためなのです。このアリシンはニンニクの薬効に大きく関わっていて、にんにくに期待される様々な健康効果はアリシンの効果と言っても過言ではありません。このように人間がニンニクから受ける恩恵は多く、健康促進や活力の増強のイメージから花言葉がつけられているのです。

ニンニクの効果効能

ニンニクに含まれるアリシンはサルモネラ菌やコレラ菌などの病原体から体を守る働きがあるとされていて、免疫力のアップが期待できます。実際に源氏物語では、にんにくが風邪薬として使用されていたと記載されています。また、アリシンはビタミンB1と結びついて体を動かすエネルギーの生成を持続させたり、糖の代謝を促してくれるため、疲労回復効果が期待できます。「ニンニクを食べるとスタミナが付く」と言われているのはこのためですね。

また、アリシンはもともと、動物が嫌がる強烈な匂いを放つことで野生の動物たちから食べられないように身を守る役割があります。この外敵を除去する力は対動物に限ったことではなく、カビや細菌などにも該当します。そのためアリシンには強い殺菌効果や抗菌効果が備わっているのです。

まとめ

今回はあまり馴染みのないニンニクの花についてまとめてみました。長ネギの花であるネギ坊主はよく畑などで見かけると思いますが、にんにくの花も同じような形をしています。紫色で可愛らしい花を咲かせるので、最近では園芸用で注目されることもあるようです。

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