ゴールドラッシュの特徴・旬の時期まとめ|生でも食べられるほど柔らかくてジューシーなとうもろこし

夏の暑い時期に食べたくなる野菜、そしてお酒と一緒に食べたくなる野菜に「とうもろこし」があります。夏に旬を迎えるとうもろこしは、種類によってはフルーツほど甘みのあるものもあります。

今回着目するのは「ゴールドラッシュ」という品種のとうもろこしなのですが、聞いたこと・食べたことはあるでしょうか?

私は夏にはしょっちゅうとうもろこしを買って、焼きとうもろこしにしています。このゴールドラッシュは丸かじりすると口に広がる甘みと瑞々しさが美味しいとうもろこしです。

それでは、甘くてジューシーなとうもろこし「ゴールドラッシュ」の特徴や旬の時期についてご紹介します。

画像引用:武蔵

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ゴールドラッシュってどんなとうもろこし?

読み方 ごーるどらっしゅ
旬の時期 6月〜9月
主な生産地 全国各地
種類 ゴールデンコーン

引用:樅の木倶楽部 

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特徴 

ゴールドラッシュは、果実のような香りで非常に甘いとうもろこしで、熟すまでの期間が異なる4種を総称してゴールラッシュと呼んでいます。

・ゴールドラッシュ88:甘みが強く粒の皮が柔らかい

・ゴールドラッシュ86:爽やかな甘み

・ゴールドラッシュ90:果実のような香りが強くしなびにくい

・ゴールドラッシュネオ:熟期が短い
このような名前と特徴の違いがあります。とうもろこしは収穫後、鮮度が落ちるのが早い野菜と言われていますが、ゴールドラッシュは収穫後糖度の低下スピードが遅いので、時間が経っても甘みをキープすることができます。

先の方までびっしりと粒が付きやすく、甘みが強く皮が柔らかいので生のまま食べても美味しい品種です。かじると瑞々しい果汁が溢れ、甘みと風味が口のなかに広がります。

ゴールドラッシュの糖度

ゴールドラッシュの人気の秘密はその糖度です。一般的なとうもろこしの糖度は16度程度ですが、ゴールラッシュは18度と言われており他のとうもろこしよりも甘みが強いことがわかります。

旬の時期と主な生産地  

旬の時期はいつ?

ゴールドラッシュの旬の時期は、6月〜9月となっています。先ほどご紹介した4つのタイプによりそれぞれ収穫時期が少し異なるのですが、一番早いものではゴールドラッシュネオが5月から収穫可能です。

高冷地や冷涼地で栽培されたものは10中旬頃まで収穫できますが、一番多く出回るのは7月〜8月となっています。

主な生産地はどこ?

ゴールラッシュは全国的に栽培が可能な品種で、北海道や熊本県、長崎県などが生産の代表地域です。

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価格相場ってどのくらい?

そんなゴールドラッシュですが、その価格相場について見ていきたいと思います。スーパーで購入する場合とネット通販でお取り寄せする場合、それぞれの価格を調べてみました。

スーパーだと 

生産地近くのスーペーや直売所では手に入れやすく、2本420円で販売されていました。近場では売っていないという方には、お取り寄せがオススメです。

ネット通販だと

ゴールドラッシュはネットのお取り寄せでも販売されています。各サイトによって価格は異なりますが、10本3,300円、15本4,590円でした。興味のある方は是非チェックしてみてください。

調理方法

ゴールドラッシュの調理法について3種類ご紹介します。 

生食

粒の皮が柔らかくジューシーなので生で食べることもできます。収穫直後のゴールドラッシュは瑞々しさと甘みが格別です。直売所など生産地で購入できる場合は、生で食べるのが一番フレッシュでオススメです。 

茹で方

ゴールドラッシュを茹でる時は、鍋に入る場合はそのまま、大きい場合は1/2または1/3にカットしてから茹でましょう。時短をしたい方は電子レンジでも加熱できますよ。 

レンジ

電子レンジで加熱する場合は、ラップをきっちり巻いてください。600wで5分程度、様子を見ながら加熱してください。加熱直後はとても熱いので、粗熱が取れたらラップを外すようにしましょう。

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とうもろこし4種類・全38品種まとめ

とうもろこしを食材として扱うのはスイートコーンと呼ばれる甘味種です。その他にもさまざまな種類がありますが、本記事では以下の4種類38品品種に分けて解説していきます。

  1. ゴールデンコーン(スイートコーンの黄粒種)15品種
  2. シルバーコーン(スイートコーンの白粒種)6品種
  3. バイカラーコーン(スイートコーンのバイカラー種)8品種
  4. その他の9品種

ゴールデンコーン(スイートコーンの黄粒種)15品種

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シルバーコーン(スイートコーンの白粒種)6品種

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バイカラーコーン(スイートコーンのバイカラー種)8品種

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とうもろこしの栄養成分表と期待できる効果

栄養成分表

野菜として利用されるのは、胚乳に糖分の多い、スイートコーンと呼ばれる甘味種。とうもろこしのたんぱく質は、必須アミノ酸のリジンが少ないのが特徴。このため、リジンを多く含む肉や卵、乳製品、大豆製品などと組み合わせると、たんぱく質の栄養価値を高めることができる。

エネルギー 92kcal
水分 77.1g
たんぱく質 3.6g
脂質 1.7g
炭水化物 16.8g
カリウム 290mg
カルシウム 3mg
マグネシウム 37mg
リン 100mg
0.8mg
亜鉛 1.0mg
ビタミンB1 0.15mg
ビタミンB2 0.10mg
ビタミンC 8mg
食物繊維総量 3.0g

食品成分表(可食部 100gあたり)

期待できる効果・効能

疲労回復に効くアスパラギン酸をはじめ、脳を活性化するグルタミン酸、免疫機能を高めるといわれるアラニンなど、注目の栄養成分を多く含む。

  • 疲労回復
  • 便秘の予防・改善
  • コレステロールの上昇抑制
  • 高血圧の予防・改善

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とうもろこしの保存方法|冷蔵・冷凍・常温での保存期間の目安

そのままだと鮮度が落ちるのが早いので、買ってきたらすぐに加熱調理するとより長い期間美味しく食べることができます。
保存期間の目安をまとめておきました。

  • 冷蔵の保存期間:2~3日
  • 冷凍の保存期間:3か月
  • 常温の保存期間:向いていない

 

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おすすめの食べ方

では、ゴールドラッシュ料理にはどのようなものがあるのでしょうか?ゴールドラッシュを使ったおすすめのレシピを3種類ご紹介します。

枝豆とうもろこし

引用:白ごはん.com

枝豆ととうもろこしの組み合わせを食べたことはありますか?おつまみの代表である枝豆と、とうもろこしを使ったかき揚げは彩りが良く、塩気と甘みのバランスが絶妙な一品です。

カリッと揚げたかき揚げに塩を付けて食べるのがオススメですよ。お酒がすすむ夏ならではのメニューです。

コーンスープ

引用:kewpie

スープの代表、コーンスープも買ってきたとうもろこしで作ることができますよ。加熱して粒を削り取ったら、牛乳やクリームと合わせてミキサーに投入します。夏場は暑いので冷やして冷静スープにしてもいいですね。

焼きとうもろこし

引用:marronerecipe

これが嫌いな方はいないのではないでしょうか!醤油が香ばしく香る焼きとうもろこしは、夏の野外メニューの定番ですね。

屋台やBBQで食べる機会が多い焼きとうもろこしですが、家庭のグリルでも焼くことができます。火を通したとうもろこしにハケで表面に醤油を塗り、魚用グリルで5分ほど焼いてみてください。

焦げた醤油が食欲をそそる甘じょっぱいとうもろこしメニューです。ビールにもよく合う美味しさです。

まとめ

甘みいっぱいのとうもろこし「ゴールドラッシュ」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

これまでゴールドラッシュを食べたことのない方には、是非この甘みを味わっていただきたい品種です。とうもろこしはそのまま食べるだけでも美味しいですが、色々なレシピにアレンジがききますので、トライしてみてくださいね。

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