葉にんにくって何?にんにくとどう違う?特徴と使い方まとめ

スタミナ食材としてもお馴染みのニンニクですが、そんなニンニクと同じく食欲をそそる匂いが特徴的な「葉ニンニク」という食材をご存知でしょうか。ニンニクの芽と勘違いされる方も多いかもしれませんが、葉ニンニクは決まった時期にしか収穫できない貴重でおいしい野菜なんです。そこで今回はそんな葉ニンニクについてまとめてみました。

画像引用:JA長生

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葉にんにくとは

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葉ニンニクとはニンニクの成長過程に生える若い葉のことで、根元が白く葉先が緑の細長い姿をしています。(緑色の部分が多いネギのような見た目です。)甘みとにんにくの風味がほんのりと感じられるだけではなく、若いうちに摘まれた葉なので柔らかい食感なのが特徴です。

ニンニクの成長過程の若葉

葉ニンニクはニンニクの成長過程の若葉ですが、にんにくの芽と何が違うの?という方もいるかと思います。そこでまずはニンニクの成長過程について説明していきます。

➀9月ごろ:にんにくの1片ずつを植えていきます。

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②12月~2月ごろ:葉が大きく育っていきます。(葉ニンニク

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③4月~5月ごろ:にんにくの葉が枯れていきます。

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④5月ごろ:ニンニクの葉の栄養が球根に移り、にんにくが成長します。

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⑤5月~7月ごろ:ニンニクの花茎が成長し花が咲きます。(ニンニクの芽
上記がニンニクの成長過程ですが、葉ニンニクはニンニク(球根)が成長する前に育った葉で、光合成をして栄養を蓄えた葉がニンニク(球根)に栄養を移す前に刈り取られたものです。対してニンニクの芽はニンニク(球根)が育ってから花を咲かせるために伸ばす花茎を、花が咲く前に刈り取ったものです

冬の二ヶ月しか味わえない貴重な野菜

葉が大きくなった状態である葉ニンニクは、放置していれば枯れて栄養が球根のほうに流れていってしまうので冬の2か月間しか味わうことができない貴重な野菜です。

高知県で知名度が抜群

葉ニンニクは比較的知名度が低い野菜で馴染みのない人が多いと思います。しかし高知県では知名度が非常に高く、ほとんどの県民が葉ニンニクを知っています。一説によれば、葉ニンニクはもともと中国の野菜で、戦国時代に長宗我部元親が朝鮮出兵の帰りに現在の高知県へ持ち帰ったのがはじまりだとされています。しかし葉ニンニクは葉物野菜の中でも傷みやすいため、高知県で栽培されたものが県外に持ち出されず、高知県以外では認知度が低いのだと考えられています。

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どんな味?

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珍しい野菜である葉ニンニクですが、実際にはどのような味がするのでしょうか。

においと辛みがにんにくより少ない

葉ニンニクはあくまでもニンニクの成長過程の一部であり同じ植物なので、にんにくの風味が感じられます。しかしニンニク特有のにおいと辛みは控えめで、にんにくと比較すると爽やかな風味なのが特徴的です。

甘味が強い

ニンニクは野菜の中では比較的糖度の高い野菜なのですが、独特な匂いと辛みが強く、一般的には甘みを感じられません。しかし葉ニンニクはこの強烈な匂いが抑えられているので、そのぶん甘みを感じやすくなっているのです

葉ニンニクを使ったレシピ

葉ニンニクをつかったレシピをいくつかまとめてみました。基本的にはニラのような感覚で使える野菜です。

回鍋肉

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中国では有名な野菜である葉ニンニクは、回鍋肉にもよく使われます。キャベツの代わりとして使ったり、いつもの具材にプラスして使用することもできます。

・ちょうどいい大きさに切った豚バラを炒める

・お肉に火が通ったら葉ニンニクとお好みの野菜を加え炒める

・赤みそ、砂糖、みりん、コチュジャンを入れ、味を整えたら完成

豚バラを炒めた後に、一度お肉から出た油をふき取りごま油を入れなおすと、風味が出て中華料理らしくなります。

画像引用:Cookpad

チャーハン

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葉にんにくはご飯と合わせても美味しく食べられます。レタスチャーハンやニラチャーハンの葉っぱの代わりに葉ニンニクを入れるイメージです。ニンニクの風味がアクセントになりおいしいチャーハンができます。

・弱火のフライパンに油とみじん切りにしたニンニクをいれて炒める

・葉ニンニクとお好みの具材を加えてニンニクと共にいためる

・具を炒めたら強火にして卵→ごはんの順で加える

・焦がし醤油や塩コショウなどで味を整えたら完成

画像引用:楽天レシピ

まとめ

今回は葉ニンニクについてまとめてみました。高知県民以外の方は馴染みのない野菜かもしれませんが、直売所やJA、スーパーなどでも売られてることがあります。季節も限られていますが、見かけたらぜひ食べてみてください♪

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