コスレタス(ロメインレタス)の特徴・旬の時期まとめ|シーザーサラダでおなじみ!炒め物にも合うレタス

シャキシャキとした食感が美味しいレタス。一般的に想像される球体型のレタス以外にも、玉チシャ、葉チシャ、立ちチシャ、茎チシャ、掻きチシャ・・・など様々な形のレタスが存在しています。今回はその中でも立ちチシャに分類されるレタス・コスレタスについてまとめてみました。

画像引用:無農薬ー種.com

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コスレタスってどんなレタス?  

読み方 こすれたす
種類 半結球レタス
旬の時期 春や秋
主な生産地 長野県、北海道

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コスレタスは立ちチシャに分類される、葉っぱが丸まって球体にならずに真っ直ぐに育った半結球型のレタスです。一般的なレタスと比べるとビタミンや葉酸が多く含まれていて栄養豊富です。

読み方  

コスレタスの名前は、もともと栽培されていたとされレタスの発祥の地ともされているエーゲ海のコス島から取られたと言われています。また、コスレタスは別名をロメインレタスと言い、ロメイン=「ローマの」、ロメインレタス=「ローマのレタス」という意味からも分かるように、その時代から食べられていたとされます

特徴(サイズ、味、形状など)

コスレタスは一般的なレタスの丸まった葉とは違って、葉丈約40cmほどで立ったまま成長しているのが特徴です。葉が厚めなためしっかりとした歯ごたえとパリッとした食感があり、軸が太めです。ほんのり苦めな風味を生かしてシーザーサラダで食べられることが多いですが、食感がしっかりとしているため加熱調理にも向いています。一般的には濃い緑色ですが、葉が赤紫色になったレッドロメインレタスという種類もあります。

旬の時期と主な生産地  

コスレタスの旬の時期と主な生産地についてまとめてみました。

旬の時期はいつ?

コスレタスが多く出荷されるのは春~初夏、秋~初冬ですが、その間の6月~10月ごろには長野県産のものが流通します。そのため1年を通して市場に並びます。しかしコスレタスは原産地からも分かるように暑くも寒くもない気候での栽培が適しているので、一般的には春や秋が特に旬の時期と言えます。

主な生産地はどこ?

夏から秋にかけては長野県や北海道などの夏でも涼しい場所で栽培されたものが多くそのほかの季節だと茨城県や千葉県でも多く栽培されています。

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価格相場ってどのくらい?

では実際にコスレタスを購入しようとした場合、価格相場はいくらくらいになるのでしょうか。スーパーなどで購入した場合とネット通販で購入した場合をそれぞれ調べてみました。

スーパーだと

スーパーや八百屋さんの場合、一玉50円~150円ほどで販売されています。レタスはその年の気候などにも影響されやすいので、時期や年によって価格が上下するようです。

ネット通販だと

ネット通販の場合200円~800円ほどで販売されています。

レタス3種類・23品種まとめ

レタスには代表的な玉レタスからサラダ向きなグリーンリーフ、また焼肉で一緒に食べるサンチュなど様々な品種があります。

  1. 結球(球レタス):2品種
  2. 半結球レタス:9品種
  3. 非結球(リーフレタス):12品種

本記事では以下で3種類・23品種にまとめました。また品種の人気ランキングはこちらにまとめておきました!

結球(球レタス)

玉レタス アリスト

半結球レタス

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レタスの主な栄養成分表と期待できる3つの効果

レタスの栄養成分表

全体の約95%が水分でできているレタスですが、たくさんの栄養価を含んでいます。代表的な物からあまり知られていないものまでいくつか紹介していきます。

エネルギー 12kcal
水分 95.9g
炭水化物 2.8g
カリウム 200mg
カルシウム 19mg
マグネシウム 8mg
リン 22mg
0.3mg
亜鉛 0.2mg
0.04mg
マンガン 0.13mg
ビタミンA β-カロテン当量 240ug
葉酸 73ug
食物繊維総量 1.1g

食品成分表(可食部 100gあたり)

レタスの期待できる3つの効果効能

レタスにはいろんな栄養素が含まれていることが分かりましたが、実際にどのような効果効能が期待できるのでしょうか。大きく分けて3つにまとめてみました。

  1. 利尿作用
  2. 便秘
  3. 美容

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レタスの保存期間ってどのくらい?

レタスの日持ちの目安は?

レタスの保存方法と保存期間の目安を「冷蔵・漬ける・干す」の3つにわけてまとめさせていただきました。

  • 冷蔵の保存目安:2~3週間
  • 漬ける場合の保存目安:1~2日
  • 干す場合の保存目安:1か月

保存期間はあくまでも目安なので、早めに食べきることをおすすめします。細かな保存状況の違いによって多少保存期間が前後するからです。

この状態のレタスは腐ってるの?変色・傷み・カビ

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レタスを丸々1個買ってきたけれど、使い切る前に色が変わってしまった!そんな経験をしたことはありませんか?「赤やピンク色」に変色した場合「茶色」に変色した場合、色別に原因や食べてもいいのかまとめました。しなしなになってしまったレタスの復活法についても紹介していますので、チェックしてみてくださいね。

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おすすめの食べ方

しっかりとした食感が特徴的なコスレタスにおすすめの食べ方をまとめてみました。

シーザーサラダ

レタスと言ったらやっぱりサラダは外せませんよね。水分が多くシャキシャキとした食感がおいしいレタスはクセも少なく、どんな野菜、ドレッシングに合わせてもおいしく食べることができます。

・レタスをちぎる

・他の野菜と合わせたり、お好みの調味料と和えたりする

レタスをちぎる際には基本的には手でちぎりましょう。手でちぎることによってレタス内の繊維の破壊を最小限でおさえることができ、変色を防ぐことができます。また手でちぎると断面がまっすぐではなくなるため、シャキッとした食感が増え、ドレッシングなどとも絡みやすくなります。手でちぎる際には、一枚をひろげて葉先の部分(緑色の部分)と芯に近い部分(白っぽい部分)を持ち、葉先のほうに真っ直ぐに引っ張るようにしてちぎりましょう。紙のように前後にひねってしまうと、レタスの表面の薄皮が残ることがありおいしくない部分がでてきてしまいます

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炒め物(卵)

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コスレタスは加熱するとかさが小さくなるので、たくさん食べられるようになります。そのため栄養も効率よく取ることができておすすめです。炒め物の中でも卵との炒め物はとくにおすすめで、鮮やかな緑と黄色でとても見栄えが良くなります。

・お好みの食材を炒め、調味料と絡める

・一口サイズにちぎったレタスを加え一緒にまぜる
シャキシャキとした食感が残りやすいので、コスレタスを入れるタイミングは基本的に最後です。

画像引用:Cookpad

スープ

レタス スープ eレシピ に対する画像結果

レタスは基本的に水分が多く、体を冷やす働きを持っています。そのため冬にレタスを食べるときやダイエット等で大量にレタスを食べようとする場合は、スープなど暖かいものと合わせて食べるのがおすすめです。

・コンソメスープやミネストローネ、鶏がらスープなどお好みのスープを作る

・レタスを一口サイズに手でちぎって入れる
画像引用:E・レシピ

まとめ

今回はコスレタスについてまとめてみました。一般的に想像するレタスとは少し違った見た目なのが特徴ですが、肉厚な葉はサラダでも加熱調理をしてもおいしく食べられます。コスレタスではなくロメインレタスとして売られている場合もあるので、ぜひ見かけたら食べてみてください!

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