2021年は小雪いつ?旬の食べ物・植物・生き物などまとめ

小雪とは



小雪は「しょうせつ」と読み、24節季の20番目の節季になります。 

「雪」の文字が入ってはいますが、この時季に雪が降るのは北日本や標高の高い地域が主になります。

この場合の「小」という文字は、わずかであることを示しています。

そろそろ雪が振り始める頃、程度の意味ですね。日中の日差しも弱くなり、紅葉が段々と散り始める頃です。 

イチョウや柑橘類が、黄色く色づく時季でもあります。

 

季節 季節の気配 72候の分類
初冬 小春日和 初候:虹蔵不見
次候:朔風払葉
末候:橘始黄


10月の下旬から12月の上旬の期間は、「小春」という呼び方もされます。 この期間中は移動性の高気圧が日本にやってくることがあり、そうした場合は穏やかな晴天の日が多く見られます。 

こういった春に似た晴天の日を、「小春日和」と呼びます。 

ちなみに北米では、小春日和と似たような気候を「Indian Summer」と呼ぶようです。

2021年の小雪はいつ



2021年は11月22日から小雪が始まります。 2021年の24節季における「大雪」が12月6日からとなっており、「大雪」までの期間が小雪になります。 立冬から数えて15日目頃からが小雪とされます。 お歳暮や、年末のご挨拶に行く段取りを考え始める時季ですね。 年の瀬を迎える準備の時期と言えるでしょう。

 

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小雪の七十二候(しちじゅうにこう)の読み方と意味

 七十二候は、二十四節気を約5日ずつ3つに分けた期間のことで、寒露は次ぎのように分けられます。

初候:虹蔵不見

初候は「虹蔵不見(にじかくれてみえず)」です。 日差しが段々と弱くなり、曇り空が多くなるため、虹を見ることが減る時期になります。 この時季には例え虹が現れたとしても、すぐに立ち消えてしまいます。 そのため「冬の虹」という言葉は、儚いニュアンスを持つ冬の季語として使われます。

次候:朔風払葉

次候は「朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)」です。 北風が強く吹き、葉に覆われた地面が露わになる時季です。 枝に残っていた枯葉も飛ばされ、丸裸になった木々だけが残ります。 景色が本格的に冬模様になる時季ですね。 ちなみに、風で枯葉が擦れる音や落ちる様子が雨に似ていることから、「木の葉時雨」や「木の葉雨」と呼ばれることがあります。

 

末候:橘始黄

 

末候は「橘始黄(たちばなはじめてきばむ)」です。 柑橘類の実が黄色く色付き始める時季ですね。 橘の木は日本では古くから自生している、日本固有の木です。 橘は古代より一般的な物とされており、日本最古の歴史書である「古事記」にも橘の記述があります。

小雪の手紙やあいさつ文について

書き出し

 

ビジネス文書を漢語調で作成する時には、「小雪の候」という文言を入れることで季節感を表現できます。

「拝啓 小雪の候、枯葉が舞う季節となりました。 〇〇様は年の瀬に向けてご多忙の事と存じます。」

結びの挨拶

 

小雪の時期は朝晩が冷え込む時季です。 簡単にでも相手を気遣う文言があると、好印象を与えやすいですね。

「追々寒さが厳しくなりますが、どうぞつつがなくお過ごしください。 敬具」

 

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小雪の俳句でよく詠まれる季語

 小雪の俳句によく使われる季語について


小雪の季語としては、冬立つ、冬に入る、冬来る、今朝の冬などがあります。 冬の始まりをイメージさせる言葉ですね。

小雪の頃の有名な俳句


小雪を季語として使った有名な俳句です。

「小雪の 箸ひとひらの 千枚漬」(長谷川かな女)

「小雪と いふ野のかげり 田のひかり」(市村究一郎)


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立冬の代表的な行事

新嘗祭

 

新嘗祭は「にいなめさい」と読みます。 天皇がその年に獲れた五穀を神に供え、そして自らも食べて収穫に感謝するという儀式です。 昔は新嘗祭までは新米を食べない風習がありましたが、現代では廃れた風習となりました。 11月23日に行われる行事となっています。 この日は祭日となっていましたが、戦後に勤労感謝の日として改められています。

 

お歳暮

 

お歳暮は、本来は直接訪問して贈るものでした。 現代では宅配便で送ることが圧倒的に多いですね。 この時の贈り物として相応しいものは、新年を迎えるために必要な物となります。

秩父野祭

 

「ちちぶよまつり」と読みます。 12月1日から6日の間行われる例祭となっています。 例祭とは神社で行われる行事の中で、最も重要な行事のことを言います。 江戸時代から続くこの祭りは、日本の重要無形民俗文化財に指定されています。

 

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小雪の旬の食材



肌寒い日が増えて気温の低下が感じられます。風邪をひきやすい季節なので、ビタミンやミネラルを含む旬の食材を摂って養生をしましょう。



くわい

 

芽が大きく伸びた外見から、「芽出たい」として縁起のいい食べ物とされています。 煮物にしておせち料理に使われることが多いです。 日本には奈良時代にはすでに伝わっています。

 金目鯛

 

煮物にすると非常においしいですが、白身の肉は様々な料理に使われます。 身が柔らかく、また小骨も少ない食べやすい魚です。 四季を通じて脂が乗っていますが、旬の冬にはさらにおいしくなります。

蓮根

 

読んで字のごとく、蓮の根です。 内部はいくつかの節に分かれており、空洞になっています。 蓮は泥の中に根を張るため、空洞によって呼吸を助ける役割があります。 空洞が奥まで続いていることから、「先を見通す」として縁起物とされています。 旬は10月から3月あたりまでになります。

小雪の植物と生き物 



寒菊

12月から1月にかけて花を咲かせます。 霜が降りても葉や茎は傷まず、色の少ない冬を彩ります。 花の色は黄色の他にも、白や赤紫があります。

やつで

 

漢字で書くと、「八つ手」となります。 20cm以上もある大きな葉は、手の平を広げたような形をしています。 名前は「八つ手」となっていますが、実際に8つに分かれている葉はかなり稀だそうです。

おしどり


北日本で繁殖し、冬になると本州の南側へ移動する渡り鳥です。 オスは卵が孵るまでの期間、メスにずっと寄り添います。 そのため、仲の良い夫婦を「おしどり夫婦」と呼びます

 

まとめ



小雪はお歳暮の準備をする目安の時季ですね。 



今年お世話になった人達に、感謝の気持ちを贈りましょう。 



また、この時期の太平洋側では空気が乾燥しているため、火の元にも気をつけましょう。



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