2020年は秋分いつ?旬の食べ物・植物・生き物などまとめ

秋分とは



秋分は春分と同じように昼夜の長さが同じで、秋分が過ぎると徐々に夜の方が長くなってきます。

この日は秋の彼岸の中日で国民の祝日です。

彼岸の中日は極楽浄土と現世が最も近くなる日として、亡き人を偲びお墓まいりなどをおこないます。真っ赤な彼岸花と黄金色の稲穂が美しい季節です。

 

季節 季節の気配 72候の分類
仲秋 稲刈り 初候:雷乃収声
次候:蟄虫坏戸
末候:水始涸

ちなみに英語では「Autumn equinox」と言います。

2021年の立秋はいつ



2020年の秋分は9月22日で、白露から数えて15日目ごろになります。

天文学的には、太陽が黄径180度の秋分点を通過する時になります。

春分と同じく、太陽が真東から昇って真西に沈み、昼と夜の長さがほぼ同じになります。

春分、秋分とも3日前から7日間を、それぞれ春の彼岸、秋の彼岸とします。

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秋分の七十二候(しちじゅうにこう)の読み方と意味

 七十二候は、二十四節気を約5日ずつ3つに分けた期間のことで、立秋は次ぎのように分けられます。

初候:雷乃収声

雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)の意味は、雷が鳴り響かなくなることをいいます。

9月22日頃~27日頃 の期間です。

次候:蟄虫坏戸

蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)の意味は、虫が土中に掘った穴をふさぐことをいいます。

9月28日頃~10月2日頃の期間です。

 

末候:水始涸

水始涸(みずはじめてかる)の意味は、田畑の水を干し始めることをいいます。

10月3日頃~10月7日頃の期間です。

秋分の候の手紙やあいさつ文について



ビジネス的な文章なら、秋の中頃の時季なので、仲秋の候(ちゅうしゅうのこう)と書くのが一番適しているでしょう。

他にも秋冷の候、秋分の候、秋晴の候を使います。

まず、「拝啓」「時候の挨拶」「本文」「敬具」となります。

親しい間柄だと、「野山も秋めいてきましたが、つつがなくお過ごしでしょうか」などと書き出し、本文を書いて終わりには、「皆様の御多幸を心よりお祈り申し上げます」などで結びます。

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秋分の俳句でよく詠まれる季語

 秋分の俳句によく使われる季語について


秋深し、秋の夜、秋晴れ、夜長、夜寒、十六夜、十五夜、名月、稲刈り、墓参り、柿、桐、きのこ、紅葉、馬こゆる、雁(かり)などがあります。

俳句は「五・七・五」の十七音で詠(よ)まれる短い定型詩です。

季節を表す季語を一つ入れる決まりとなっています。

五・七・五をそれぞれ「初句」「二句」「結句」と呼び、季語は時候、天文、地理、人事、行事、動物、植物から季節に合ったものを取り入れます。

秋分の頃の有名な俳句

・コスモスに 雨ありけらし 朝日影 水原秋桜子

・古寺に 灯のともりたる 紅葉哉 正岡子規

・山暮れて 紅葉の朱を 奪うけり 与謝野蕪村

・冬しらぬ 宿や籾摺る 音あられ 松尾芭蕉

・秋中日 鮎食ふ人を 集めけり 長谷川かな女



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立秋の代表的な行事

秋のお彼岸


秋分の日は秋の彼岸の中日で、亡くなった人の御霊を偲ぶ日です。

墓参りをしたり、仏壇に故人の好きだったものをお供えします。

地方によっては、萩の花が咲く秋のお彼岸にはおはぎを、牡丹の花が咲く春のお彼岸にはぼたもちをお供えする風習があります。



名月を愛でる

9月、10月は月が美しい季節で、各地で観月会が催されます。

月をお祭りするのは十三夜、十五夜、十六夜、十七夜、十九夜、二十三夜とありますが、これを「月待ち」と称していました。

神興(みこし)振り


豊作を祝い災厄を祓うため神興(みこし)を思い切り振って練り歩きます。

日本列島は南北に長いので9月から10月にかけて行われます。

関西では岸和田のだんじり、関東では諏訪神社の佐原秋祭りが知られています。

*2020年の秋祭りの予定は未定のところが多いものの、御仏前におはぎを供えたり、お月見だんごを作って月を愛でることは個人でもできます。できる範囲で秋を楽しみたいものです



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立秋の旬の食材



無花果(いちじく)

胃腸の調子を整えて体に潤いを与えます。

秋は肺を痛めやすい季節ですが、肺を健康に保ち働きが期待できます。

アントシアニンやカリウム、ペクチンなどの成分が含まれています。

 マイタケなどのきのこ類


松茸、シメジ、エノキ、エリンギ、マッシュルームなどのキノコは、全て免疫力を上げる効果があります。中でもマイタケは免疫機能を高めるベータグルカンの効力が、きのこの中でも最も高いとされ、近年注目されています。

里芋

デトックス効果や免疫力アップ効果もある里芋は、お月見の行事にもお供えされます。

主な成分は、ガラクタン、ムチン、ビタミンB群などです。

里芋は一株で小芋、孫芋を増やすことから、子孫繁栄の縁起ものの食材として、お正月の煮しめにも使われます。

お月見には「きぬかつぎ」が知られています。

秋分の植物と生き物 



植物では花梨(かりん)金木犀(きんもくせい)、紫苑(しおん)、カラスウリ、イヌタデなどが知られています。花梨(かりん)は肺を潤す効果があり、咳やのどの痛みにも効果があり、はちみつ漬けにして飲むとよいでしょう。

生き物では鳥の鴫(シギ)、虫のコオロギ、スズムシ、ウマオイなどがいます。

まとめ



秋分を迎えて、秋本番となります。

そろそろ稲の収穫期を迎えるところから、「稲刈月」ともいわれます。

各地で豊作を祝う秋祭りや、月を愛でる観月会が催されます。

秋分を境に徐々に朝夕が寒くなります。

季節の変わり目は特に睡眠と栄養をしっかりとるようにしましょう。

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