2021年処暑はいつ?旬の食べ物・植物・生き物などまとめ

処暑は二十四節気の14番目で、旧暦では7月16日頃、新暦では8月23日頃にあたります。

処暑とは「暑さが止む」という意味で、暑さの峠も過ぎ涼しい風が吹き始めます。

野山をススキや萩などの秋草が彩り、夜になるとコオロギやスズムシが鳴き始めます。

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処暑とは?

 

処暑は二十四節気の14番目で、旧暦では7月16日頃、新暦では8月23日頃にあたります。

季節 季節の気配 七十二候の分類
初秋 行合の空 初候:綿柎開
次候:天地始粛
末候:禾乃登

ちなみに英語では「Hot summer」といいます。

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2021年の処暑はいつ?

 

2021年の処暑は8月23日になります。

立秋から数えて15日後にあたり、8月23日から9月6日までを処暑といいます。

ちなみに2021年から2023年も処暑は8月23日ですが、2024年は8月22日が処暑になります。太陽の位置で毎年計算されて日時が決まるため、年によっては22日になることもあります。

この時期は、二百十日や二百二十日と言った台風が襲来する時期でもあり、災害がおこらないようにと祈願して、各地で秋祭りが始まります。

また、ちょうど8月23日と24日は地蔵盆での縁日で、子どもたちの夏の終わりを楽しむ姿が見られます。

お地蔵様は子供の守護神であるとともに、五穀豊穣と無病息災など守り神としても様々なご利益があると言われています。

処暑の72気候の読み方と意味

初候:綿柎開

綿柎開(わたのはなしべひらく)の意味は、綿を包む花の萼(がく)が開き始めることをいいます。8月23日~27日頃の期間です。

次候:天地始粛

天地始粛(てんちはじめてさむし)の意味は、暑さがおさまり、天地が冷え始めることをいいます。8月28日~9月1日頃の期間です。

末候:禾乃登

禾乃登(こくものすなわちみのる)の意味は、稲を始めとする穀物が実ることをいいます。9月2日~9月6日頃の期間です。

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処暑のころの手紙や挨拶状、時候の挨拶

ビジネス文書のあいさつの書き出しは、なるべく簡潔にしましょう。

残暑見舞いなどを頂いたままになっていたら、まだ暑さの残る処暑に一筆したため投函しておきましょう。

書き出し

 

処暑の候、処暑のみぎり、初秋の候、秋色の候、爽秋の候、初秋の候などの書き出しを用います。

ていねいに書くときは「拝啓」から始め、「爽秋の候」と続き、

「○○様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます」と書き、本文の内容に入ります。

結び

最後は「残暑厳しいおりからお身体をご自愛ください」などとねぎらいの言葉を入れ、「敬具」などの結語で締めます。

それほど堅苦しくない手紙やはがきの書きだしでは、「朝夕、日ごとに涼しくなってまいりました」「暑さがやみ、涼しい風が吹き始めました」など、季節の移り変わりをさり気なく書くとよいでしょう。

 

処暑のころの俳句によく詠まれる季語

俳句は、5、7、5の文字で構成されており、自然を表す「季語」が必ず入っていなければならないと言った決まりがあります。

俳句上での季節は、旧暦時代に使用されていた二十四節気を基本としているため、現在の季節とは少しずれがあります。

秋は8、9、10月で、立秋、処暑、白露、秋分、寒露、霜降に分かれそれぞれ微妙に季語が違ってきます。



大寒のころの有名な俳句

・ほつほつと 木犀の香に 降つて来し  中村汀女

・団栗の 二つであふれ 吾子の手は 今瀬剛一

・母の足 さすりてせめて 処暑の孝 辻田克巳

・きらきらと 松葉が落ちる 松手入れ 星野立子

・さびしくて 牡丹根分けを 思い立つ 草間時彦


俳句によく使われる季語について

季語は気候や植物、食材、行事などからとられたものが多く見られます。



時候や、天文、地理などを用いた処暑の季語としては月、星、山、里、海、秋の山、秋の峰などが多いようです。また、植物や鳥、虫などでは、団栗(どんぐり)、木犀(もくせい)、ほうせんか、綿取り、せきれい、マツムシがよく使われています。

行事や生活では、八朔や風の盆、牡丹根分(ぼたんねわけ)松手入(まつていれ)などが季語に使われます。

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冬至の代表的な行事

おわら風の盆

 

富山県富山市八尾町で開催される「越中おわら風の盆」(9月1日~3日)は、300年以上もの歴史がある行事です。元々はお盆の行事でしたが、のちに風害を防ぎ豊作を祈願する祭として知られるようになりました。

吉田の火祭り


毎年8月26日、27日に山梨県富士吉田市上吉田(かみよしだ)地区で行われる「吉田の火 祭り」は、秋田の「なまはげ柴灯祭」、長野の諏訪大社の「御柱祭」とともに、日本三大奇祭のひとつです。

400年以上の歴史があり、冨士浅間神社と諏訪神社の両社の秋祭りで、夏の富士山の山じまいの祭りとして知られています。

 八朔祭


処暑よりも少し前になりますが旧暦8月1日は「八朔朔日(はっさくさくじつ)」と言います。八朔朔日は略して八朔と呼ばれており、田の神様に秋の豊作を祈願する日として知られらています。

この時期は、二百十日や二百二十日と言った台風が襲来する時期でもあり、「稲穂に害がありませんように」と祈願したことから「田の実(稲穂)の節句」とも「頼みの節句」とも言われています。

地方の農家では今でも大事な特別の日として田畑にお供え物をする風習があります。


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処暑の旬の食材

秋刀魚(サンマ)

 

 

一年の中でもっとも脂がのった初秋の秋刀魚は、胃腸の働きを高めて夏の疲労を取り去る働きがあります。FPAやDHAがたっぷり含まれた秋刀魚にはストレス解消効果もあります。

秋ナス

 

野菜の中でも秋ナスは、体にこもった熱気を取り除いて、血液の流れをよくする働きがあります。

ナスに含まれるアントシアニンには抗酸化作用があり、動脈硬化や高血圧の予防効果も期待できます。



 

果物の中では体を潤す梨がおすすめです。

肺を潤して熱をとり、のどの痛みや乾きをとる作用があります。

さらに美肌効果も期待できます。

 

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まとめ



処暑は「暑さが止む」季節ではありますが、この頃から、肌やのど、鼻が乾燥しやすくなりなります。

暑さがおさまり、天地が冷え始めると冷たい飲み物を控えるなど、夏の生活習慣を見直すことも大切です。

七十二候は、私たちに気づきと指針を与えてくれます。

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