「にら」は手頃な価格で買うことができ、年中出回っている野菜の一つですね。にら玉や鍋、レバニラなどいろいろな料理にアレンジすることもできるので便利なアイテムですが、みなさんはどのように保存していますか?
そのまま野菜室に突っ込んでいたら、しなしなになっていた!なんて経験はないでしょうか?私はにらを腐らせてしまったことがあるのですが、どんでもなくどろどろになってしまいました。今回は、
- 腐っているにらの特徴や状態
- 腐っている or セーフなにらの見分け方
- にらが腐る原因
- にらの正しい保存方法と期間目安
についてご紹介いたします。
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目次
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にらってどんな野菜?
にらの原産は東アジアと言われていて、3000年以上も前から存在していました。日本では江戸時代に薬用として用いられていました。食用として食べられるようになったのは明治時代のことです。
戦前は自家栽培がメインでしたが、戦後になると市場にも出回るようになり広く普及していきました。ネギのような特有の香りがあり、ビタミンB1の吸収を良くするアリシンという成分が豊富に含まれています。アリシンはツンとした香りの元でもあります。
生で食べられる?
実はニラは生食も大丈夫な野菜です! 基本的にニラは、料理で使うイメージがありますが生食でも可能な野菜で、シャキシャキとした食感が楽しめます。
しかし、ニラを生食する時には注意点があります。ニラには、アリシンという殺菌作用の成分が多く入っています。
このアリシンは、生食で食べるだけでなく過剰に取り過ぎてしまうと腸内に住み着いている善玉菌を殺菌作用により、消失させる可能性もあります。
詳しくはこの記事をチェック!
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このにらって腐ってる?
にらが腐ると、どんな状態になるのでしょうか?早速腐ったにらの特徴を見てみましょう。
にらが腐るとどうなる?
腐ってしまったにらには、このような状態が現れます。
- 変色❶:茶色く変色している
- 変色❷:黄色っぽく変色している
- 感触:葉がふにゃふにゃに柔らかくなっている
- 見た目❶:枯れて乾燥している
- 見た目❷:ぬるぬるして水気が出ている
にらの葉は濃い緑色をしていますが、傷み始めると徐々に 黄色→茶色へと変色 していきます。また、葉の水分が抜けてしなしなになり 柔らかく なります。
また、乾燥して 葉が枯れたり 、 ぬるぬるして水気が出ていたらアウト です。残念ですが腐ったにらは美味しくありませんので、廃棄するようにしましょう。
腐っている?セーフ?まだ食べられるにらの見分け方3つ
にらが腐っているのか、まだ大丈夫なのか、腐りかけのにらを見分けるポイントを見てみましょう。保存していたにらがこんな風に変化することがあるので、見極め方をご紹介します。
❶ 葉が黄色味がかっている
❷ 乾燥してカサカサしている
❷ 元気がなくしなしなしている
にらは傷んでくると葉が黄色っぽく変色し、やがて茶色くなって枯れてしまいます。少し黄色味がかっているかな?と思ったら傷み始めている証拠です!多少の黄色味であればギリギリ食べることができますので早めに消費しましょう◎
また、水分が抜けるとしなしなして元気がなくなってしまいます。水に15分ほど浸けておくと復活することもありますので試してみてくださいね。乾燥も傷みの原因となります。保存方法については後ほどご紹介いたします!
にらが腐る原因2つ
では、にらはどんな状態だと腐りやすいのでしょうか?できるだけ長持ちさせるためにも、にらが腐りやすくなる原因を2つ見てみましょう。
❶ 常温で保存している
❷ 冷蔵庫で1週間以上放置している
にらは常温保存が向いていない野菜です。保存する時は冷蔵庫に入れましょう。また、冷蔵庫に入れていても1週間以上放置すると腐ってしまいますので、5日以内に使い切るようにしましょう。続いては、にらの栄養についてです!
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にらにアレルギーはある?
ニラのアレルギーになる原因や、アレルギー症状が出る可能性について解説します。 「硫化アリル」はユリ科ネギ属に属する野菜に多く含まれています 。
硫化アリルは体内で「アリシン」に変化し、独特の刺激臭を発するようになります。ニラの匂いはにんにくに似ているのも、アリシンが含まれているからです。
体内で、アリシンを排除しようと免疫が反応することでアレルギー症状が出るというわけですね。
詳しくはこの記事をチェック!
1日の摂取量はどれくらい?
詳しくはこの記事をチェック!
にらを長持ちさせる保存方法|常温・冷蔵・冷凍の保存期間の目安
にらってどんな風に保存すれば良いの?保存期間は?とお困りの方はコチラを参考にしてみてくださいね。
【保存方法別】保存期間の目安
- 常温: 約1日
- 冷蔵: 約3〜5日
- 冷凍: 約1影ヶ月
にらの常温保存
にらは常温保存が向いていません。その日のうちに使い切るなら常温も可能ですが、それ以上の場合は冷蔵庫で保存しましょう。
にらの冷蔵保存
にらは冷蔵保存で3〜5日日持ちします。にらは乾燥や水分に弱いので、購入後はにらを束ねているテープを剥がし、新聞紙やキッチンペーパーなどに包んでから冷蔵庫へ入れると良いです◎
にらの冷凍保存
にらは冷凍保存も可能で、約1ヶ月日持ちします。冷凍する時は使いやすいようにカットし、しっかり水分を拭き取ってからラップ+密閉袋に入れます。解凍せずにそのまま料理に使いましょう。
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腐る前に食べよう!にらを大量消費できる食べ方レシピ
にらを大量消費したい!そんな時はコチラを参考にしてみてくださいね。余ってしまったにらを使う時や大量消費したい時にオススメのレシピを集めてみました。
鍋
鍋は寒い時期には欠かせない簡単料理ですね。にらをは最後に入れることで食感を残すことができるので、火をとめてからでも十分です◎野菜鍋やキムチ鍋、豆乳鍋などどんな鍋とも相性が良いですよ。
にら玉
にらをたくさん消費したいなら、にら玉もオススメです!ふんわり卵ににらが絡んでご飯もすすみます。にら玉弁当にすると簡単な上に特別感も出るのでオススメです♩
その他の食材・食品の腐っている状態と保存方法をチェック
代表的な食品・食材488種類を見る
代表的な食品・食材488種類を21分類に分けて、腐っている状態と保存方法についてまとめました。是非こちらのページをご覧くださいね(^^♪
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他にもたくさんの葉野菜についての腐っている状態やおススメの保存方法方に関してのページがあるのでそれぞれご確認くださいね!
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まとめ
にらを見極める上で大切なポイントはコチラです。腐っているのかセーフなのか、臭いや見た目・感触などをよくチェックしてみてくださいね。
食べても大丈夫な状態
- 変色:葉が黄色っぽく変色しているのは傷み始めている証拠
- 見た目:しなしなして元気がないのは水分が抜けている証拠
腐っているので食べるとダメな状態
- 見た目で判断❶:葉が全体的に茶色く変色している
- 見た目で判断❷:葉が枯れている
- 感触で判断❶:ぬるぬるして水気が出ている
- 感触で判断❷:葉がふにゃふにゃに柔らかくなっている
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