かいわれだいこんの保存方法・賞味期限は?|腐る・変色・スポンジはどうする?

安くて手に入れやすい「かいわれだんこん」は、スポンジにくっ付いて売られていることがほとんどかと思います。みなさんは、どんな風に保存していますか?

私はサラダにトッピングするためにかいわれだいこんをよく買うのですが、できるだけ水に浸けて保存するようにしています。そのまま冷蔵庫に入れておくと乾燥してしまったり、腐ってしまうことがあったので保存方法を変えてみたんです。今回は、

  • 腐っているかいわれだいこんの特徴や状態
  • 腐っている or セーフなかいわれだいこんの見分け方
  • かいわれだいこんが腐る原因
  • かいわれだいこんの正しい保存方法と期間目安

についてご紹介いたします。

スポンサードリンク

かいわれだいこんってどんな野菜?

かいわれだいこんは、平安時代には既に食べられていたと言われています。「スプラウト」とも呼ばれますが、スプラウトとは人工的に穀類・豆類・野菜類の種を発芽させたものを言います。

かいわれだいこんはシャキシャキした食感とほのかな辛みが特徴的で、水耕栽培されているため1年中出回っている野菜です。価格も安価なので手に入れやすい上、ビタミンKやビタミンE、βカロテンといった栄養が豊富に含まれています。

カロリーは?

かいわれ大根1パック(50g)のカロリーは、とても低いです。

  • カロリー:11kcal
  • 糖質:0.7g

ちなみにかいわれ大根100g当たりだとカロリーは21kcalとなります。

なぜ辛い?

かいわれ大根は、私たちがよく食べる大根の辛味をもっと強くしたような風味があります。これはかいわれ大根に含まれる「イソチオシアネート」という成分が関係しています。

実はこのイソチオシアネートには、がんの予防や生活習慣病、動脈硬化、老化を防いでくれるといった素晴らしい作用があるんですよ!

スポンサードリンク

このかいわれだいこんって腐ってる?

かいわれだいこんが腐ると、どんな状態になるのでしょうか?早速腐ったかいわれだいこんの特徴を見てみましょう。

かいわれだいこんが腐るとどうなる?

腐ってしまったかいわれだいこんには、このような状態が現れます。

  • 変色❶:茶色く変色している
  • 変色❷:黄色っぽく変色している
  • 感触:葉がふにゃふにゃに柔らかくなっている
  • 見た目❶:枯れて乾燥している
  • 見た目❷:ぬるぬるして水気が出ている

かいわれだいこんの葉は通常、緑色をしていますが、傷み始めると徐々に 黄色→茶色へと変色 していきます。また、葉の水分が抜けてしなしなになり 柔らかく なります。

また、乾燥して 葉が枯れたり  ぬるぬるして水気が出ていたらアウト です。残念ですが腐ったかいわれだいこんは美味しくありませんので、廃棄するようにしましょう。

腐っている?セーフ?まだ食べられるかいわれだいこんの見分け方3つ

かいわれだいこんが腐っているのか、まだ大丈夫なのか、腐りかけのかいわれだいこんを見分けるポイントを見てみましょう。保存していたかいわれだいこんがこんな風に変化することがあるので、見極め方をご紹介します。

 葉が黄色味がかっている

 乾燥してカサカサしている

 元気がなくしなしなしている

かいわれだいこんは傷んでくると葉が黄色っぽく変色し、やがて茶色くなって枯れてしまいます。少し黄色味がかっているかな?と思ったら傷み始めている証拠です!多少の黄色味であればギリギリ食べることができますので早めに消費しましょう◎

かいわれだいこんが腐る原因3つ

では、かいわれだいこんはどんな状態だと腐りやすいのでしょうか?できるだけ長持ちさせるためにも、かいわれだいこんが腐りやすくなる原因を3つ見てみましょう。

 水の中に葉ごと入れて保存している

 乾燥した場所で保存している

 水を入れて保存している場合、その水を替えていない

かいわれだいこんは水の中に立てて入れるように保存するのが良いのですが、その水が古くなっていると水に浸っている部分から腐り、ぬるぬるとヌメリを発するようになります。 保存中の水はできるだけ毎日取り替えましょう 

乾燥は葉を枯らす原因になってしまうので、ビニール袋などで覆うようにしましょう。続いては、かいわれだいこんの栄養についてです!

かいわれ大根で食中毒になる?

かいわれ大根が原因で食中毒になった事例があるという話がありますが、最終的にかいわれ大根の菌ではないことがわかりました。これによって、かいわれ大根を含むスプラウト類の衛生基準に関しても厳しく見直されるようになりました。

スポンサードリンク

かいわれだいこんの栄養って何がある?

かいわれだいこんの可食部100g当たりの栄養成分

かいわれだいこんは、栄養価の高いスプラウトの一種なので、強い抗酸化力を持つビタミンを含んでいます。

  • ビタミンB1:ビタミンB1は、人間の代謝に関わるビタミンで、炭水化物を糖に分解し、エネルギーを作り出す経路の最初を担います。食べた糖質全般を燃焼させる工程に関わるため、不足すると疲れやすくなります。また脳の神経伝達物質にも関わり、集中力を増やすや手足の痺れにくくすると言った働きがあります。
  • ビタミンC:ビタミンCは、抗酸化効果が高く活性酸素を除去し、過酸化脂質の生成を押さえや動脈硬化含む血管疾患、免疫力を上げるため風邪の予防効果があります。コラーゲンの生成やメラニン生成を抑えるため美肌効果が高いのも大きな特徴です。また、脳を落ち着かせる働きの脳内物質の生成や、ホルモン合成にも関わっています。
  • ビタミンE:ビタミンEは、強い抗酸化作用、加えてコレステロールの酸化を防ぎ血流を良くする働きを持っています。また、毛細血管の収縮を抑制することで、細くなった血管が広がることで血流の悪化による体の不調改善効果もあるビタミンです。

かいわれだいこんを食べて期待できる効果

ビタミン同士が相互に働き、抗酸化パワーが一段と強い作用をみせます。辛み成分シニグリンにはがん予防の効果もあります。

  • 皮膚、粘膜の保護
  • コレステロールの上昇抑制
  • がん予防

かいわれだいこんを長持ちさせる保存方法|常温・冷蔵・冷凍の保存期間の目安

かいわれだいこんってどんな風に保存すれば良いの?保存期間は?とお困りの方はコチラを参考にしてみてくださいね。

  • 常温:枝付き:2週間
  • 冷蔵:枝付き:2〜3週間 

  • 冷凍:約1ヶ月

常温・冷蔵保存方法

  1. 容器に水を張り、かいわれだいこんを立てるように入れる
  2. 上からビニールをかぶせ、乾燥しないように下を閉じる

こうすることで常温・冷蔵共に2〜3週間日待ちします。夏は冷蔵庫に入れましょう。冷蔵の方が数日より長く日待ちしますよ◎

かいわれだいこんが元々スポンジにくっついている場合はスポンジごと水に浸けましょう。

冷凍保存

かいわれだいこんは冷凍保存も可能で約1ヶ月ほど日持ちします。風味や葉の元気さは劣ってしまいますが、できるだけ水分を拭き取ってから密閉袋に入れて冷凍庫に入れます。料理に使う時は凍ったまま入れましょう。

スポンサードリンク

腐る前に食べよう!かいわれだいこんを大量消費できる食べ方レシピ

かいわれだいこんを大量消費したい!そんな時はコチラを参考にしてみてくださいね。余ってしまったかいわれだいこんを使う時や大量消費したい時にオススメのレシピを集めてみました。

サラダ

サラダの上にトッピングするとちょっと華やかな仕上がりになります◎食べやすくカットしたらぱらぱらと散らすだけなのですぐにできます。

生春巻き

生春巻きの中にアクセントとしてかいわれだいこんを入れるのもオススメです。海老やアボカドなどお好みの具材と一緒に包むだけ!タレにつけていただく生春巻きはイベント性もあって楽しいです◎

その他の食材・食品の腐っている状態と保存方法をチェック

代表的な食品・食材488種類を見る

代表的な食品・食材488種類を21分類に分けて、腐っている状態と保存方法についてまとめました。是非こちらのページをご覧くださいね(^^♪

他の葉野菜の腐っている状態・保存方法をチェック

他にもたくさんの葉野菜についての腐っている状態やおススメの保存方法方に関してのページがあるのでそれぞれご確認くださいね!

ブロッコリー ほうれんそう キャベツ
こまつな はくさい アルファルファ
もやし たまねぎ チンゲンサイ
カリフラワー セロリ モロヘイヤ
アスパラガス くうしんさい しゅんぎく
ねぎ みつば レタス
アーティチョーク つるむらさき ブロッコリースプラウト
みずな らっきょう アロエ
エシャロット スプラウト 赤たまねぎ
アイスブラント かいわれだいこん ケール
サニーレタス なずな 芽キャベツ
おかひじき ジュンサイ つわぶき
あしたば サンチュ あさつき
にら レッドキャベツ 食用菊
のざわな トレビス なばな
リーフレタス エンダイブ 葉たまねぎ
チコリー グラパラリーフ タアサイ
たで たかな みぶな(壬生菜)
ひのな おかのり つるな
パクチョイ プルピエ 寒締めほうれんそう
ふだんそう コスレタス きんさい
さんとうな つまみな トレヴィーゾ
エディブルフラワー すぐきな トウミョウ
サラダな カクタスリーフ せり

スポンサードリンク

まとめ

かいわれだいこんを見極める上で大切なポイントはコチラです。腐っているのかセーフなのか、臭いや見た目・感触などをよくチェックしてみてくださいね。

このかいわれだいこん腐ってる?見分け方

食べても大丈夫な状態

  1. 変色:葉の先端が茶色く変色しているのは傷み始めている証拠
  2. 触感:乾燥してカサカサしていても枯れていなければOK

腐っているので食べるとダメな状態

  1. 見た目で判断:葉が完全に枯れて茶色くなっている
  2. 感触で判断:ぬるぬるとぬめりが出ている

スポンサードリンク