南国フルーツの一つである「ランブータン」というフルーツをご存知ですか?もじゃもじゃとした皮に包まれていて、中にはちゅるんとした白い果肉が詰まっているのが特徴的なフルーツです。
日本ではそこまでメジャーではない果物なだけに、その保存方法や傷んだモノの見分け方についてよくわからない方も多いのではないでしょうか?そこで今回は、
- 腐っているランブータンの特徴や状態
- 腐っている or セーフなランブータンの見分け方
- ランブータンが腐る原因
- ランブータンの正しい保存方法と期間目安
についてご紹介いたします。
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目次
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ランブータンってどんな果物?
英名 | Rambutan |
別名・和名 | ンゴ |
ランブータンはライチによく似た果物で、白い果肉に赤色の皮、そして表面にはもじゃもじゃとしたヒゲが生えているのが特徴です。
タイヤフィリピンなどのアジア地方に生息しており、マレー語で髪の毛を表す「ランブ」から「ランブータン」という名前が付けられました。
どんな味?まずい?美味しい?
ランプータンの味は、さっぱりとした甘さがあります。見た目はライチに似ていますが、ライチよりも味は薄く、クセや匂いはありません。
熟したものは皮が赤くなるのですが、黄色や緑色のものは未熟なものなので、食べても甘みがなく美味しくありません。熟しすぎて真っ赤似なったものはとても甘くなる性質があります。
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このランブータンって腐ってる?
ランブータンが腐ると、どんな状態になるのでしょうか?早速腐ったランブータンの特徴を見てみましょう。
腐ったランブータンの特徴は?
腐ってしまったランブータンには、このような状態が現れます。
- 変色:皮や果肉が変色している
- 感触:水気が出てびちゃびちゃしている
- 臭い:変な臭いがする
- 見た目:カビが生えている
ランブータンは傷み始めると 皮が変色する ことがあります。元々の色は茶色や赤色なので、それ以外の色になったら注意が必要です。
また、 水気が出てびちゃびちゃ になったり、 変な臭いを発していたらアウト です。
外側は一見大丈夫でも、剥いてみたら果肉が腐っていた!なんてこともありますので注意しましょう。残念ですが腐ったランブータンは食べられませんので、廃棄するようにしましょう。
腐っている?セーフ?まだ食べられるランブータンの見分け方2つ
ランブータンが腐っているのか、まだ大丈夫なのか、腐りかけのランブータンを見分けるポイントを見てみましょう。保存していたランブータンがこんな風に変化することがあるので、見極め方をご紹介します。
❶ 皮がしわしわになっている
❷ 果肉が茶色く変色している
❶乾燥したことが原因:ランブータンは乾燥に弱い果物なので保存中は紙類に包むことがオススメです。乾燥するとしわしわになり皮が萎むことがありますが、食べても問題ない場合が多いですよ◎
❷ポリフェノールが原因:ランブータンの果肉が茶色く変色するのは「ポリフェノール」という成分が空気に触れ、酸素と結合したことによります。食べかけのバナナやカットしたりんごの断面が茶色く変色するのと同じ原理です。
ポリフェノールは食べても問題のない色素成分なので、変色箇所は切り落として残りの部分は食べることができます◎
ランブータンが腐る原因2つ
では、ランブータンはどんな状態だと腐りやすいのでしょうか?できるだけ長持ちさせるためにも、ランブータンが腐りやすくなる原因を2つ見てみましょう。
❶ 暖かい場所で保存している
❷ ライチに傷が付いている
ランブータン以外の食材でも言えることですが、暖かい場所で保存すると傷みがすすんでしまいます。食べ頃を逃さないようにしましょう。
また、ランブータンに傷が付いているとそこから変色したり雑菌が入って腐りやすくなってしまいます。ランブータンを選ぶ時はできるだけ綺麗な状態のものを選びましょう。続いては、ライチの栄養についてです!
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ランブータンの栄養って何がある?
ランブータンに含まれている栄養成分
ランブータンは、ビタミンCやマグネシウム・カリウムなどのミネラルを豊富に含んでいます。美肌効果があるので女性必見のフルーツです。しかし、甘くて美味しい分、糖も豊富に含んでいるので食べ過ぎには注意が必要です。
- ビタミンC:ビタミンCは、抗酸化効果が高く活性酸素を除去し、過酸化脂質の生成を押さえや動脈硬化含む血管疾患、免疫力を上げるため風邪の予防効果があります。コラーゲンの生成やメラニン生成を抑えるため美肌効果が高いのも大きな特徴です。また、脳を落ち着かせる働きの脳内物質の生成や、ホルモン合成にも関わっています。
- カリウム:カリウムは、細胞の水分量及び、体内の水分の排出に関わるミネラルで、細胞の中に主に存在しています。ナトリウムとセットで、体内の水分量を調整し、体内にある過剰な水分の排出を促進させます。むくみや冷え性と言った不調の改善効果があります。
- ブドウ糖:ブドウ糖は、穀類や果物に多く存在している糖分です。水に溶けやすく0.1%血液に存在しています。脳はブドウ糖しかエネルギーにすることができず、1日に摂取したブドウ糖の約20%を消費すると言われています。また、体の酸素を運ぶ赤血球もブドウ糖をエネルギーにするためかけがえのない栄養素です。
- ショ糖:ショ糖は、一般的に砂糖を呼ばれている砂糖の成分です。ブドウ糖と果糖が結合して一つの分子として構成されています。甘味料として利用されることが多く甘さが強いのも特徴です。サトウキビやてんさいに多く含まれています。
- マグネシウム:マグネシウムは、健康な骨を作る上でビタミンDを活性型にする働きや、エネルギー代謝、たんぱく質の合成を担います。マグネシウムは、体内の酵素の要になる触媒や酵素反応を助ける働きを含めると300種類以上サポートしています。血圧の調整機能もあり、片頭痛や冷え性の改善にも効果があるとされています。
ランブータンを食べて期待できる効果
ランブータンに含まれるビタミン類やミネラル類によって、美容や健康効果が期待できます。
- 美肌効果
- がん予防
- 風邪予防・免疫力アップ
- むくみ改善
- 冷え性予防
ランブータンを長持ちさせる保存方法|常温・冷蔵・冷凍の保存期間の目安
ランブータンってどんな風に保存すれば良いの?保存期間は?とお困りの方はコチラを参考にしてみてくださいね。
【保存方法別】保存期間の目安
- 常温: 向いていません
- 冷蔵: 約1週間
- 冷凍: 約1ヶ月
常温保存
ランブータンは常温保存すると、皮の色が悪くなったり味が落ちることがあります。そのため常温保存はオススメできません。
冷蔵保存
ランブータンは冷蔵保存で約1週間日持ちすることができます。
冷蔵保存のポイント
- 皮が傷付きやすいので優しくビニール袋に入れる
- 新聞紙などの紙に包んでから入れると尚◎
冷凍保存
より長くランブータンを保存したい場合は、冷凍保存で約1ヶ月日持ちします。
冷凍保存のポイント
- 冷凍焼けを防ぐためラップで包んでからビニール袋に入れる
- 解凍する時は自然解凍で
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腐る前に食べよう!ランブータンを大量消費できる食べ方レシピ
ランブータンを大量消費したい!そんな時はコチラを参考にしてみてくださいね。余ってしまったランブータンを使う時や大量消費したい時にオススメなのはコチラです。
スムージー
ランブータン単体だとそのまま食べるのが一般的ですが、スムージーとして色々なフルーツと合わせて食べるのもオススメです。バナナで甘みを加え、ベリーなどで綺麗な色を付けましょう♩
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まとめ
ランブータンを見極める上で大切なポイントはコチラです。腐っているのかセーフなのか、臭いや見た目・感触などをよくチェックしてみてくださいね。
食べても大丈夫な状態
- 変色:茶色く変色するのはポリフェノールが原因
- 触感:乾燥していたも他に問題なければOK
腐っているので食べるとダメな状態
- 臭いで判断:変な異臭がする
- 見た目で判断:水気が出てびちゃびちゃしている
- 感触で判断:柔らかくなり水気が出ている
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