きらぼしの特徴・旬の時期まとめ｜濃黄色とみずみずしさが特徴的な結球タイプの白菜

冬に旬を迎え多く出回る「白菜」。中国から伝わって以降、日本では「白菜」の名にふさわしい中が白っぽい白菜にこだわってきました。

ところが昭和時代に内部が黄色白菜が流行し、現在では市場に出回る白菜のほとんどが黄芯系の白菜になりました。

今回はそんな黄芯系の白菜のひとつ「きらぼし白菜の特徴や旬の時期」について見ていきたいと思います。おすすめの食べ方もご紹介しますので、ぜひ試してみてくださいね。

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きらぼしってどんな白菜？

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読み方

「きらぼし」は文字通り「きらぼし」と読みます。

特徴（サイズ、味、形状など）

きらぼしは内側の「濃い黄色」が特徴的な白菜です。半分にカットする断面が鮮やかな黄色をしています。形状は一般的な白菜と同じ結球タイプで玉の尻張りや胴張がよく、円筒状の形をしています。適した時期に栽培すると「3kg」程度まで大きくなります。

比較的大きなきらぼしですが、葉質は柔らかく甘みとうま味に富んでいます。耐寒性に優れ生育も旺盛なため栽培が容易です。ただし、吸肥力が強いためゴマ症などにより黒い斑点が現れる可能性もあります。

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きらぼしの旬の時期と主な生産地

一般的に白菜の旬は冬と言われていますがきらぼしも同じなのでしょうか？また、きらぼしはどこで栽培されているのでしょうか？

旬の時期はいつ？

きらぼしの旬は「冬」です。耐寒性に優れ低温でも結球しやすいきらぼしは、年内～冬どりの中生種に分類されます。晩抽性に優れた春どりが可能な品種もあります。

きらぼしは一般的な白菜と同じように霜が降る寒い冬に甘みが増します。１月、２月に収穫するとより一層甘いきらぼしを味わえますよ。

主な生産地はどこ？

きらぼしの生産地は特定できませんでしたが、気候的には「中間地」や「暖地」での栽培に適した品種のようです。

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きらぼしの価格相場ってどのくらい？

きらぼしを見かける機会はそれほど多くないかと思いますが、一体どの位の価格で売られているのでしょうか？

スーパーだと

現在、市場に出回っている白菜の主流は断面が黄色い「黄芯系」の白菜です。きらぼしとは断定できませんが、黄芯白菜はスーパーや八百屋、農産物直売所などさまざまな場所で販売されています。大きさや時期にもよりますが旬の時期ですと１玉100円～200円程度で購入できます。

ネット通販だと

最近では野菜をネット通販で購入できるようになりましたが、きらぼしを見つけることはできませんでした。黄芯系の白菜ですと福岡産の黄芯白菜が「2kg330円（税込）」、群馬産の黄芯白菜「10kg2180円（税込）」などネット通販で販売されているようです。

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白菜3種類39品種まとめ一覧！人気ランキングをチェック

白菜の代表的な品種を以下の３つに分けて27品種ご紹介します。

1. 結球タイプ：21品種
2. 半結球タイプ：3品種
3. 不結球タイプ：3品種

すべての白菜の人気ランキングは別ページにて解説しておりますのであわせてご確認ください。

結球タイプ：21品種

オレンジ白菜	ミニ白菜	タイニーシュシュ
オレンジクイン	たけのこ白菜	黄芯白菜
仙台(松島)白菜	下山千歳白菜	娃々菜
野崎白菜	無双白菜	お黄にいり
愛知白菜	黄ごころ	プチヒリ
加賀白菜	黄味小町	きらぼし白菜
冬峠白菜	パープル白菜	晩輝

半結球タイプ：3品種

山東菜(なっぱ)

長崎白菜(唐人菜)

花心白菜

不結球タイプ：3品種

広島菜

てごろ菜

たばね白菜

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白菜の主な栄養と期待できる効果

中国では大根、豆腐と合わせて養生三宝と呼ばれ、体調を崩しがちな冬の風邪予防や免疫力アップにも効果的な「白菜」です。早速、白菜の「栄養成分」や「期待できる効果・効能」ついてご紹介したいと思います。

白菜の栄養成分表

白菜100gあたりに含まれる栄養成分を見てみましょう。

食品成分表(可食部 100gあたり)

白菜の主な栄養成分

白菜は低糖質、低カロリーのヘルシーな野菜です。白菜の約95%は水分ですが、体に必要なさまざまな栄養をバランスよく含んでいます。その中でも特に着目したい栄養素を６つご紹介します。

• ビタミンまとめ：水に溶けやすい水溶性ビタミンと油に溶けやすい脂溶性ビタミンがあります。水溶性ビタミンは代謝に必要な酵素の働きを補っています。脂溶性ビタミンは身体の機能を正常に保つ働きをしています。
• ポリフェノール：ポリフェノールは、植物に含まれている成分で苦味や色素の成分で、5000種類ほど存在していると言われており、その種類ごとに特徴ある健康効果を持つ栄養素です。共通点はとても強い抗酸化作用を持ち、活性酸素の除去や体の酸化による老化に関わる病気の予防に役立つ栄養素です。
• カリウム：カリウムは、細胞の水分量及び、体内の水分の排出に関わるミネラルで、細胞の中に主に存在しています。ナトリウムとセットで、体内の水分量を調整し、体内にある過剰な水分の排出を促進させます。むくみや冷え性と言った不調の改善効果があります。
• イソチオシアネート：イソチオシアネートは、強い解毒作用を持ち、特に発がん物質を無毒化する働きが注目されている栄養素です。加えて、免疫力を向上させがん細胞の増殖を抑制する働きも持っています。アブラナ科の植物に含まれている健康成分です。

• 食物繊維：食物繊維は、植物の細胞壁を構成する、人間の消化酵素では消化できない成分とされています。食物繊維は、植物しか作り出すことしか出来ず、水に溶けるか溶けないかで種類が分かれます。人間の腸内環境を整える免疫力改善等の働きがあります。

• 便秘改善
• がん予防
• 血圧を下げる
• 肌荒れ改善などの美容効果

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白菜の保存方法まとめ｜冷蔵・冷凍・常温での保存期間の目安はどのくらい？

白菜の賞味期限はどのくらい？

お鍋が美味しい季節になると欠かせない野菜は白菜ですよね！
白菜のひと玉は結構な量があるので、消費するのに時間がかかってしまうこともあります。そこで白菜をなるべく長期間保存し、美味しく食べるために保存方法と目安期間を冷蔵・冷凍・常温でそれぞれまとめてみました。

• 冷蔵の場合の保存期間　カット：1週間/丸ごと：2ヶ月
• 冷凍の場合の保存期間　1ヶ月
• 常温の場合の保存期間　2週間/干す：1ヶ月

白菜は腐るとどうなる？

白菜を見極める上で大切なポイントはコチラです。腐っているのかセーフなのか、臭いや見た目・感触などをよくチェックしてみてくださいね。

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きらぼしのおすすめの食べ方レシピ

きらぼしは生でも加熱しても黄色の特徴が変わらないのでお料理を彩り豊かにしてくれます。ここではおすすめの食べ方を３つ紹介します。

サラダ

引用：kewpie

きらぼしは葉が柔らかいので生のままサラダで美味しく召し上がれます。鮮やかな黄色がサラダをカラフルにしてくれます。いろんな食材と合わせることで栄養効果もアップしますよ。

蒸し白菜

きらぼしは加熱しても黄色がしっかりと残ります。蒸すことによって甘みもうま味もぎゅっと凝縮されますよ。豚肉などのたんぱく質を加えてボリュームアップするとさらに美味しく召し上がれます。

漬物

きらぼしは漬けても黄色がしっかり残ります。きらぼしを浅漬けにしておけば、ご飯のお供にもお酒の肴にも彩をあたえてくれます。葉が柔らかいので短時間でしっかり漬かるので時短レシピとしてもおすすめですよ。

まとめ

今回は「きらぼしの特徴や旬の時期」についてご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか？鮮やかな黄色がお料理を彩ってくれそうですね。

ご興味を持っていただけたら、ぜひきらぼしをお手に取っていただき、甘みとうま味を存分に楽しまれてくださいね。

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