旬の大根おススメランキング35!甘い・辛い・美味しい品種はどれ?苦い品種も?

大根はアブラナ科ダイコン属の野菜です。大根にはたくさんの種類があり、大きさや形も様々なものがあります。日本では白色の大根が一般的です。最近では黒や紅色などカラフルな大根も増えてきています。今回は人気の大根の品種ランキング形式でを36種類ご紹介します!

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大根ってどんな野菜?

分類 アブラナ科ダイコン属
原産地 地中海地方・中東
由来 ギリシャ語のRaphanusから
英語でいうと radish
別名 スズシロ

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大根の特徴・由来の解説

アブラナ科ダイコン属の野菜です。紀元前2200年の古代エジプトで今のハツカダイコンに近いものが栽培されていたのが最古の記録とされており、日本には弥生時代に伝わってきたといわれています。一般的に市場に出ているものは青首大根という種類で、大根全体の9割以上を占めています。一年を通して流通しています。大根は先端になるほど辛みがあるのが特徴です。加熱すると辛みは弱くなりますが、大根おろしや大根サラダなど生で食べる場合、先端を使うと辛すぎる場合があるので、中間部や上部を使うのがオススメです。

大根を外国語で言うと

radish

大根の主な生産地ランキング

順位 都道府県 収穫量 割合
1位 北海道 172,300t 13.0%
2位 千葉県 140,000t 10.6%
3位 青森県 128,500t 9.7%
4位 鹿児島県 94,400t 7.1%
5位 宮崎県 77,500t 5.8%

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美味しい!旬の鮮度の良い大根の見分け方4つのポイント

野菜を保存しておくためには、鮮度の良いものを選ぶことが欠かせません。鮮度の良い大根を見分けるには、以下のポイントをチェックしましょう。

  1. 葉の緑色が濃い
  2. ずっしりと重みがある
  3. 色が白くて太い
  4. ひげ根が少ない

スーパーに並んでいるお野菜は収穫時期がわかりませんので、正確な鮮度を知ることはできません。だからこそ、しっかり目と感触で良いものを選んでくださいね。

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大根の人気品種ランキング34

ラディッシュ 

ラディッシュの特徴・旬の時期は?外国産品種の大根 種類  外国産品種 旬の時期 4月中旬から6月と10月から12月上旬

ラディッシュはとても小さい大根で根は約2cm程となっており形は丸くなっています。種を植えてから収穫まで20日で出来るため「二十日大根」と言われています。大根の色は白と淡い緑が一般的ですが、ラディッシュは赤色をしています。赤色以外にもピンク、白、黄色、紫色などたくさんの色があり、とてもカラフルな大根です。栽培がとてもしやすい大根なので、家庭菜園初心者の方でも簡単に栽培することができます。葉にはカロテン、ビタミンC、カルシウムなどが多く含まれており、根にはビタミンC、ジアスターゼなどを多く含んでいます。

桜島大根 

桜島大根の特徴・旬の時期は?ホントの足みたいな大根が鹿児島県で発見された 種類  地域の伝統品種 旬の時期 1月中旬から2月上旬

「桜島大根」は鹿児島県の特産品でギネスブックにも登録されている世界一大きい大根です。重さは平均で約6kgあり、大きい物になるとその重さはなんと30kgにもなるのです。長さは40cmから50cm程にもなるとても大きな大根なのです。かつては桜島の特産品であったことから「桜島大根」と名付けられたようです。一般的な大根よりもキメが細かく繊維が少ないのが特徴で甘味も強いです。大根おろしや風呂吹き大根、煮物などに多く使用されています。漬物などにも使用され、大きな千枚漬けは鹿児島県の特産の土産品として販売されています。

聖護院大根 

聖護院大根の特徴・旬の時期は?京都の冬に欠かせない伝統品種 種類  地域の伝統品種 旬の時期 10月下旬から2月下旬

「聖護院大根」は京野菜の1つで、ブランド京野菜に指定されています。長さは短く球形の大根で、大きい物で重さは約3kgから4kg程あります。改良種は広く栽培され、淀のものは「淀大根」と言われているそうです。煮崩れしにくく甘味がとても強い大根なので、煮物やおでんなどによく使われています。また京漬物にも使用されています。肉質はとても柔らかく、生で食べても辛味は少ないので小さなお子様でも食べやすい大根となっています。「聖護院大根」には食物繊維が多く含まれているので、腸内環境を整えてくれる役割りもしています。

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紅芯大根 

紅芯大根の特徴・旬の時期は?鮮やかな赤色の地域の伝統品種 種類  地域の伝統品種 旬の時期 11月から冬の間

紅芯大根は中国原産の大根で、中国では「心里美(シメンリ)」と呼ばれている大根です。皮は一般的な大根と同じで上部は薄い緑で下部は白色をしていますが、形は球形をしており、カブに似ています。切断すると中心部が鮮やかな紅色をしており、とても綺麗です。アミラーゼやプロテアーゼといった消化酵素を多く含んでおり、アントシアニンも豊富なので美白効果があると言われています。甘味が強い大根なので、生食でよく食べられています。

辛味大根 

辛味大根の特徴・旬の時期は?強い辛味が特徴の8種類の主な品種の大根 種類  8種類主な品種 旬の時期 春夏は4月から9月、秋10月から11月

「辛味大根」は一般的な大根と比べて辛味が強く、小さいのが特徴です。辛味大根だけでも、「からいね大根」「辛吉大根」「雪美人大根」「親田辛味大根」などといった様々な品種があります。栄養素が多く含まれており、ビタミンC、ビタミンB、ナトリウム、カルシウムといった栄養素が含まれています。水分量は少なく、辛味が強すぎるので煮物などには向いていないようです。大根をすることで辛味が分解されるので、大根おろしなどにして食べることがオススメです。

三浦大根 

三浦大根の特徴・旬の時期は?たくあんで有名な8種類の主な品種の大根 種類  8種類主な品種 旬の時期 12月から2月

「三浦大根」は、白首大根の一種で、根の全体は真っ白で重さは約2.5kgから3kgほどで長さは約60cm程です。一般的な大根と比較しても長さや重さは平均的です。しかし重いもので重さが約5kgから8kgともあるそうなので、個体差が大きい大根です。根の上部が細く、下部に向かうにつれて太くなっているのも特徴的です。肉質はとても柔らかく、煮崩れしにくい為煮物やおでんなどに多く利用されています。焼酎の原料としても使われている大根でもあります。水分を多く含んでいるので、みずみずしさを感じます。

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練馬大根 

練馬大根の特徴・旬の時期は?練馬大根まんじゅうはどこで買える?8種類の主な品種の大根 種類  8種類主な品種 旬の時期 11月中旬~11月下旬

「練馬大根」は白首大根の一種で、重さは平均で1kgから2kgです。長さは70cmから100cmあり一般的な大根に比べるととても長い大根となっています。首と下部の部分が細く中央部分が太くなっているのが特徴で、味は辛みがとても強いです。沢庵などによく使われている大根でもあります。「練馬大根」の中でもまたさらにいくつか品種改良されており、煮物に適した練馬大根も存在するようです。

青首大根 

青首大根の特徴・旬の時期は?アニメキャラにもなった|8種類主な品種のだいこん 種類  8種類主な品種 旬の時期 通年

青首大根とは、みさなんがスーパーなどで普段購入している一般的な大根のことです。ほとんどのスーパーの置かれている大根は「青首大根」という名前の大根なのです。上部が緑色になっていて下部が白色をしています。形はふっくらとした円筒形をしており、水分を多く含んでいます。甘味があるので、生食でサラダなどにしても食べることが出来ます。

守口大根 

守口大根の特徴・種運の時期は?愛知県・岐阜県の伝統品種 種類  地域の伝統品種 旬の時期 12月中旬~1月中旬頃

「守口大根」は一般的な大根と比較すると細長く、直径は2cmから3cm、長さは約120cmとなっています。

2013年に愛知県丹羽郡扶桑町の農家さんが育てた『191.7cm』の「守口大根」が世界最長の大根として「ギネス記録」に認定されました。

一般的な大根と比べると身が締まっており固いので、漬物に向いている大根です。味は辛味がとても強いで小さなお子様には不向きな大根となっています。

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ねずみ大根 

ねずみ大根の特徴・旬の時期は?長野県の伝統品種 種類  地域の伝統品種 旬の時期 11月から12月

ねずみ大根は、根の首の部分よりも下部の方が膨らんでいるのが特徴です。根の先端が尻尾のような形になっており、ネズミに似ていることからその名が付けられたと言われています。地元では別名で「中条大根」とも言われており、古くから親しまれている大根です。大きさは250gから300gととても小さく、手のひらサイズとなっています。味は辛味大根に似ていてとても辛いのも特徴です。肉質はとても硬く水分が少なく、舌触りがとても良い大根です。長野県の伝統品種野菜、「信州の伝統野菜」にも認定されています。

黒大根 

黒大根の特徴・旬の時期は?ヨーロッパ産の品種 種類  外国産品種 旬の時期 11月から2月

「黒大根」と言われる大根は実は二種類存在し、「黒丸大根」という大根もあります。「黒大根」はヨーロッパではポピュラーな大根でフランス料理などでもよく使われています。葉は緑色で皮は真っ黒ですが、切断すると中心部は白いのが特徴です。大きさは長さが20cmから30cmが「黒大根」の平均です。表面の皮はガサガサしており、水分も少なく辛味大根の肉質とよく似ています。生のまま食べるには辛味が強いので、大根おろしなどにして辛味を分解してから食べることをオススメします。「黒丸大根」は葉や皮の色は「黒大根」と同じですが、丸いカブのような形をしています。イタリアやスペインなどではよく使われている大根です。日本では一般的な大根の品種ではなく、「ラディッシュ」の一種と言われています。大きさは直径8cmから10cm程で手のひらサイズです。表面の皮は真っ黒でザラザラしていますが、中は一般的な大根と同じ白色です。果肉部分の水分は少なくカリッとした食感が特徴で、辛味大根と似ています。辛味が強いので、大根おろしなどにして辛味を分解してから食べるのがオススメです。

レディーサラダ 

レディーサラダの特徴・旬の時期は?神奈川県三浦市の伝統品種 種類  地域の伝統品種 旬の時期 11月から2月

「レディーサラダ」は赤い色をした大根で「赤大根」とも言われています。一本の重さが約300gから350gと一般的な大根と比較すると小ぶりな大根です。皮は赤色をしていますが、切断すると中身は白色をしており、一般的な大根と同じです。生のままで食べられることが多く、サラダなどに多く使われます。紅白で見た目も鮮やかでとても綺麗なので、料理に色合いをだしてくれる役割もしています。辛味が少ない大根なので、小さなお子様でも食べやすい大根となっています。

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源助大根 

源助大根の特徴・旬の時期は?石川県の伝統品種 種類  地域の伝統品種 旬の時期 10月下旬から2月下旬

「源助大根」は直径約8cmで長さが22cmから25cm程の大きさです。短円筒形で尻のつまりがよいと言われています。

生育が旺盛で、ウイルス病や萎黄病にかかりにくいのが特徴ですが、ス入りや空洞症が発生しやすいのが生育の短所です。肉質はとても柔らかく、シャキッとした食感があり歯触りがとても良い大根です。ほんのり甘味が口に広がるのも「源助大根」の特徴です。「源助大根」は煮崩れしにくいのでおでんに最適な大根といわれています。また、ぶり大根やお漬物にも多く使用されています。

亀戸大根 

亀戸大根の特徴・旬の時期は?東京都の伝統品種 種類  地域の伝統品種 旬の時期 10月から4月

「亀戸大根」は「幻の大根」と言われており、希少価値がとても高い大根です。「亀戸大根」はビタミンCが一般的な大根の2倍含まれています。長さは約20cm程、直径は約3cm程でスーパーなどで販売されている大根と比較しても小ぶりサイズです。果肉がとても緻密で辛味が強いのも特徴です。なので、大根おろしにして辛味を少し和らげてから食べられていることが多いです。うどんやそばなどの薬味としてもよく使われています。大根の葉は柔らかくおいしいので、漬物としても食べられています。

宮重大根 

宮重大根の特徴・旬の時期は?8種類の主な品種の大根 種類  8種類主な品種 旬の時期 通年

「宮重大根」は「青首大根」のルーツとも言われており、「宮重大根」を品種改良してできた大根が「青首大根」なのです。根の上の部分が薄い緑色になっており下の部分は白くなっている、一般的な大根です。水分を多く含んでおり、食感はシャキシャキしています。「宮重大根」は昭和の初期の頃はとても多く栽培されていましたが、時代とともに「白首大根」が主流となり一度は姿を消したようです。しかし、また栽培を再開し今ではまた主流の大根となりました。

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大蔵大根 

大蔵大根の特徴・旬の時期は?東京世田谷区のおいしい品種!8種類の主な人種の大根 種類  8種類主な品種 旬の時期 11月中旬から12月

「大蔵大根」は根の長さが約50cmから60cm程で、青首大根と比較しても長い大根です。重さは約4kgから5kgもあり、とても重い大根となっています。色はとてもツヤのある純白色をしており、青首大根系の大根とはすぐに見分けることができます。上部から下部までの太さが均一なため、輪切りなどにしても綺麗に揃いうので無駄なく使用することができます。葉の部分がとても柔らかいのでサラダやおひたしにオススメで、根の部分は水分が少なく甘味が強いです。しかし下部に向かうほど辛みが強くなるので、火を通した加熱料理がオススメです。

田辺大根 

田辺大根の特徴・旬の時期は?大阪府の伝統品種 種類  地域の伝統品種 旬の時期 11月から1月

「田辺大根」は大根の根が白色の円筒形をしており、先が少し膨張して丸みを帯びているのが特徴です。長さは約20cmで太さは約9cmとなっています。一般的な大根と比較すると、短い大根になります。その他にも一般的な大根を比べても糖度が高く粘り気があるのも特徴の1つです。大根の葉には産毛のような毛茸がなく小松菜によく似ています。

肉質は緻密、柔らかいのも特徴となっています。根の部分には、でんぷんの分解酵素でもあるジアスターゼを豊富に含んでおり、胃の調子を整えてくれる役割りもあります。葉にはビタミンCが多く含まれていて、その他にもビタミンA、ビタミンB1、B2、カルシウムなども多く含んでいます。なので、栄養がたっぷり含まれている葉も全て食べきることをオススメします。

伊吹大根 

伊吹大根の特徴・旬の時期は?滋賀県の伝統品種 種類  地域の伝統品種 旬の時期 12月から2月

「伊吹大根」の特徴は、水分が少なくとっても辛いことです。一般的に販売されている「青首大根」の二倍は辛いと言われています。滋賀県では郷土料理の「伊吹そば」と一緒に食べるのが伝統的な食べ方と言われているようです。大根の長さは20cm程で、一般的な大根の大きさと比べるととても短いです。「ねずみ大根」の異名と言われているように、根の先にちょろりと細長い毛が出ているのが特徴です。伊吹大根の葉柄には赤みが付いており、地表から出ている部分は緑色になっています。地表にでていない部分は真っ白な大根です。

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糸巻き大根 

糸巻き大根の特徴・旬の時期は?宮崎県の伝統品種 種類  地域の伝統品種 旬の時期 11月から12月

「糸巻き大根」は、紫色の糸が薄く巻き付くように横に筋が入っているのが特徴です。その様子から「糸巻き大根」という名前が付けられました。葉は約40cm程あるのに根が約10cmしかないという面白い形をした大根です。全体的に丸みを帯びており、ずっしりしているのが特徴です。「糸巻き大根」の最大の特徴は甘味です。糖度がとっても高く、一般的に販売されている「青首大根」の2倍はあると言われています。甘味が強いでの生で食べることもでき、果肉も柔らかいのでサラダなどにしてよく食べられています。煮崩れしにくいのも特徴なので、煮物にも使用されており、ジューシーな味わいになります。

白首大根 

白首大根の特徴・旬の時期は?8種類の主な品種の大根 種類  8種類主な品種 旬の時期 12月から2月上旬

「白首大根」は名前の通り真っ白な大根で、根が地中に潜るタイプの大根です。首の部分が白く、中央が丸くふくらんでいるのが特徴です。重さは約4kgと一般的な大根と比較すると大きいのも特徴の1つです。白首大根」は辛みや苦みが強く、人気がなかったので、「白首大根」を品種改良し生まれたのが「青首大根」と言われています。漬物などによく使われています。

女山大根 

女山大根の特徴・旬の時期は?佐賀県の伝統品種 種類  地域の伝統品種 旬の時期 12月から2月

「女山大根」は葉も皮も全て真っ赤な色をしている大根です。この赤みはポリフェノールを多く含んでいる証拠です。生産する際に大根のサイズにバラつきがでるため、それをそろえる為にとても手間がかかる大根です。サイズは大きい物で約80cmにもなり重さはなんと13kgにもなることがあるようです。一般的な大根を比較してもかなり大きい大根ということが分かります。肉質はとても硬く、歯ごたえもしっかりしています。煮崩れしにくいので、煮物などにも多く使用されている大根です。

甘味もとっても強く一般的な大根のおよそ1.5倍も糖度があるのです。甘味が強いので生で食べる事も多くサラダなどにしても食べられています。

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松館しぼり大根 

松館しぼり大根の特徴・旬の時期は?秋田県の伝統品種 種類  地域の伝統品種 旬の時期 11月から3月

「松館しぼり大根」は肉質がとても硬く、水分が少ないのが特徴です。カブのような丸みを帯びており小ぶりな大根です。重さは約400gから500gとなっています。葉が長いのが特徴で1mまで伸びる大根もあるそうです。辛味がとってみ強い大根で、一般的に普段食べられている「青首大根」と比べるとその辛さは約3.7倍とも言われています。大根をそのまま食べるというよりは、大根おろしにしてその汁と絞った「しぼり汁」にして食べられることが多いそうです。血液サラサラ効果や抗菌作用、消化促進作用もあるようです。

アザキ大根 

アザキ大根の特徴・旬の時期は?福島県の伝統品種 種類  地域の伝統品種 旬の時期 11月中旬から12月下旬

「アザキ大根」は長さ20㎝ほどの根は硬くて水気が少ないのが特徴です。大根をそのまま調理に使うことはほとんど無く、おろしにしてそれをしぼり、しぼった汁「しぼり汁」を主に食べます。大根の長さや約20cmで一般的な大根と比べると小ぶりな大根です。ジアスターゼをはじめとする消化酵素やビタミンC、食物繊維などを多く含んでおり、内臓の調子を整えてくれます。特にビタミンCは一般的な大根の約10倍も含まれているそうです。

親田辛味大根(辛味大根) 

親田辛味大根(辛味大根)の特徴・旬の時期は?長野県の伝統品種 種類  地域の伝統品種 旬の時期 11月から2月

「親田辛味大根」は蕪のような扁平の球形をしており、小ぶりな大根です。肉質は水分がとても少なく、辛いのが特徴です。辛味成分のイソチオシアネートを一般的な「青首大根」の約4倍も含まれています。基本的には、大根おろしにして食べるのが一般的で大根をそのまま食べる事はあまりしません。蕎麦やうどん、焼き魚の薬味として多く使用されています。直径が6cmから9cmで重さが200gから250gの大きさが良いと言われています。

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山田ねずみ大根(辛味大根) 

山田ねずみ大根(辛味大根)の特徴・旬の時期は?滋賀県の伝統品種 種類  地域の伝統品種 旬の時期 11月中旬から12月

「山田ねずみ大根」は色が真っ白でとてもキメが細かい大根です。歯ごたえが良く噛めば噛むほど味がでてくるのでお漬物にオススメです。「ねずみ大根」と似ており根の下部が下膨れになっているのが特徴です。その先に細い根が伸びていてねずみに似ていることから「ねずみ大根」という名が付きました。一般的な「ねずみ大根」は辛味が強いのが特徴ですが、「山田ねずみ大根」は辛味が少なくサラダや煮物などにして食べる事ができる大根となっています。大根の大きさは15cmから25cm程で小ぶりです。

御薗大根 

御薗大根の特徴・旬の時期は?宮重大根と練馬大根の交配種 種類  8種類主な品種 旬の時期 11月下旬から12月上旬

「御薗大根」は宮重大根と練馬大根を交配させて生まれた大根です。一般的な大根と比較すると白くて長く、長さは50cmで直径が5cmとなっており、重さは1.5kgが「御薗大根」の標準となっています。葉柄は緑色を帯びた白色で、食物繊維を多く含んでいるだめ歯切れがとても良く、天日干しをすると甘味が増します。主に伊勢たくあんの原料をして使用されている大根で、辛漬けが中心に作られています。

高倉大根 

高倉大根の特徴・旬の時期は?東京都の伝統品種 種類  地域の伝統品種 旬の時期 冬の時期

高倉大根は肉質が緻密でキメが細かいです。辛味もほとんど無く、とても食べやすい大根となっています。一般的な大根と比べると、細長くゴボウの様な形をしています。歯ごたえがしっかりしていてコリコリしているのでお漬物によく使われている大根です。長さは約60cm程で、見た目は軽そうに見えますが持ってみるとずっしりしていて重いのです。太さが均一ではなく、デコボコしているのも特徴です。

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山口大根 

山口大根の特徴・旬の時期は?長野県の伝統品種 種類  地域の伝統品種 旬の時期 11月から12月

「山口大根」は大根の大きさが約15cmから20cmと一般的な大根と比べると小ぶりな大根です。お尻がぷっくりとしているのが特徴で、ビタミンCを多く含んでいます。普通の大根よりも水分がとっても少なく歯ごたえが良く、甘味と辛味が適度にあるので漬物に最適の大根と言われています。生で食べる際は漬物やおろしにして食べるのが一般的です。加熱をすると甘味が増すので、加熱料理で食べる際は天ぷらなどにして多く食べられています。コリコリサクサクした食感が人気の大根となっています。

とっくり大根 

とっくり大根の特徴・旬の時期は?山口県の伝統品種 種類  地域の伝統品種 旬の時期 12月から1月

「とっくり大根」は大きさが直径が6cmから8cm、長さが13cmから17cm、重さが約500g程しかなく、一般的な大根と比べるととても小ぶりな大根です。ビタミンCを多く含んでおり、辛味も強い大根です。小さい大根ほど辛味が強いと言われています。肉質は緻密で漬物にすると歯ごたえがとても良いと評判です。木の枝などに竹竿を渡してつるす光景は周南の冬の風物詩となっているようです。小学校などの特別授業として「とっくり大根」を実際に沢庵に漬けることを体験したりもしているそうです。

庄大根 

庄大根の特徴・旬の時期は?愛媛県の伝統品種 種類  地域の伝統品種 旬の時期 1月から3月

「庄大根」は根の上部が赤く、下部が白くなっているのが特徴です。綺麗な赤と白の二色の大根になっています。果肉はとてもキメが細かくて柔らかく、甘味が強いのも特徴の1つです。年明け以降の霜にあたることによって赤色はより鮮やかになり、甘味も更に強くなります。パリパリ・コリコリした食感が強く、お漬物によく使われている大根です。水分量が少ないため。大根おろしなどにするとふわふわでとても美味しくなるそうです。大根の大きさが平均で2kgもあり、一般的な大根と比べるととても大きい大根となっています。

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岩国赤大根 

岩国赤大根の特徴・旬の時期は?山口県の伝統品種 種類  地域の伝統品種 旬の時期 12月から2月

岩国赤大根は部位によって味が異なります。葉に近いほど甘味が強く、下に行くほどどんどん辛くなっていきます。最大根径は12cm、根長15cmが一番良い大根とされており重さは1.5kgから2.5kgが良いと言われています。大根の形は短円筒形で「大丸聖護院」によく似ていると言われています。皮だけが鮮紅色をしており内部は真っ白な大根です。カリウム、カルシウム、ビタミンC、ビタミンE、β−カロテン、などを多く含んでおり身体にもいい大根となっています。

戸隠大根 

戸隠大根の特徴・旬の時期は?長野県の伝統品種 種類  地域の伝統品種 旬の時期 11月から1月

「戸隠大根」は肉質がとっても硬く、根の下がやや膨れているのが特徴です。大根の形は円筒形で、長さは約18cm程です。直径は約4cmで重さは約300gとなっています。一般的な大根と比較すると小ぶりな大根となっています。葉がとっても長いのも特徴の1つです。水分量が多く辛味がとっても強く一般的におろしなどにして薬味として食べられている大根です。パリっとした歯ごたえも特徴で、その食感を活かして味噌漬けにもされています。沢庵にして食べる事も多くあります。

牧大根 

牧大根の特徴・旬の時期は?長野県の伝統品種 種類  地域の伝統品種 旬の時期 10月下旬から11月下旬

「牧大根」の大きさは約15cmから20cmで一般的な大根と比べると小ぶりな大根です。直径は約4cmで、重さは200gから250gとなっています。色は「青首大根」と似ており、根の上部が薄い緑色になっています。下部は真っ白で、下膨れになっているのも特徴です。肉質は硬く主に漬物にして食べられることが多い大根となっています。水分量が極めて少ないのも特徴の1つです。澱粉質が多く甘みがあり特に長期漬けに向いている大根です。うどんやそばの薬味として食べてもとても美味しいです。

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上野大根 

上野大根の特徴・旬の時期は?長野県の伝統品種 種類  地域の伝統品種 旬の時期 11月から12月

大根の大きさは長さが約23cmから25cmで、一般的な大根と変わらない大きさです。きれいな円筒形をしており、色合いは「青首大根」とよく似ています。根の上部が薄い緑色をしており、下部は真っ白なのが特徴です。先っぽがひょろっと出ているのが良い大根と言われているそうです。交配種なので、大根は綺麗に揃います。歯ごたえもとても良くコリコリしているのでお漬物によく使われている大根です。上野大根で作った沢庵を、地元の方達は「おうこう」と呼んでいるそうです。

青皮紅芯大根

上野大根の特徴・旬の時期は?長野県の伝統品種 種類  外国産品種 旬の時期 11月から冬の間

「青皮紅大根」は葉は緑色で根は上部は薄い緑色で下部は白色をしており、青首大根と同じです。しかし、切断すると中は紅色をしておりとても鮮やかで綺麗な果肉です。

形も大根特有の長い物ではなく、丸くカブのような形をしています。「青皮紅芯大根」は中国から輸入された大根で、中国では「心里美(シンリメイ)」と言われています。

生で食べることもでき、見た目も鮮やかなことから飾り切りをして華やかにする役目もあります。お酢に漬けると紅色から鮮やかな赤に変わるのも特徴の1つです。

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だいこんの栄養成分・効果と効能

ここでは大根の栄養成分について解説していきます。体に良い野菜とは知っていても具体的にどんな栄養がどのくらい含まれているのか知っている人は少ないと思います。

大根の栄養成分表(100gあたり)

エネルギー 18kcal
水分 94.6g
たんぱく質 0.5g
炭水化物 4.1g
ナトリウム 19mg
カリウム 230mg
カルシウム 24mg
マグネシウム 10mg
リン 18mg
ビタミンB1 0.02mg
ビタミンB6 0.04mg
葉酸 34ug
パントテン酸 0.12mg
ビタミンC 12mg
食物繊維総量 1.4g

参考:政府統計「作物統計調査(平成28年産野菜生産出荷統計)

大根から摂れる主な栄養

大根には多くの栄養素が含まれています。

  • ビタミンA
  • ビタミンC
  • 食物繊維(リグニン)  
  • ジアスターゼ
  • アミラーゼ
  • フラボノイド 
  • ソチオシアネート
  • β-カロテン

大根はほとんどが水分で出来ていますが、独特な栄養素が多く、根の部分にはジアスターゼという消化酵素が豊富に含まれています。ビタミンAやビタミンCなどのビタミン類、体の調子を整える食物繊維も豊富です。β-カロテンは、抗酸化物質としても有名で健康維持には欠かせない栄養素でカイワレと比べると2倍の量が含まれています。
大根にはイソチオシアネートと呼ばれる肝臓の毒素分解サポートをする栄養も含まれています。アレルギー症状を軽減する作用があるフラボノイドも忘れてはいけません。一般的な野菜の大根ですが、ビタミンや食物繊維、様々な酵素など豊富な栄養が含まれています。

大根を食べて期待できる効果効能

栄養の多い大根には効果効能も様々あります。下記が大根の効果・効能で、健康的に生活をしていく上で欠かせない効果と言えます。

  • デトックス
  • 便秘・改善
  • 美容・美肌
  • のどに良い(はちみつ大根) 
  • 利尿作用

大根は消化酵素が胃腸の調子を整えてくれます。食物の消化を助けて腸の働きを整えてくれるのでデトックス効果や便秘改善にも繋がります。大根には全体の95%が水分で出来ていて、水分にはカリウムが豊富に含まれています。カリウムには利尿作用効果、大根には美肌効果も期待できます。大根に含まれるビタミンCがコラーゲンの生成に欠かせない栄養素です。お肌にハリを与えて、抗酸化作用によってシワやシミの予防に期待できます。いつまでも若い肌でいたい女性にとっては嬉しい効果であると言えますね。蜂蜜と大根で作るはちみつ大根は江戸時代から民間療法として使われていた喉の痛みに効果が期待できます。

大根の栄養成分と効能について解説しました。大根はほとんどが水分で出来ていますが、栄養素も豊富に美容効果やデトックス効果が期待できます。大根の栄養を効率的に摂取するには、皮のまますりおろして大根おろしにすると良いですよね。大根の栄養を理解して、美味しく食べてみてください。

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大根の保存方法|冷蔵・冷凍・常温の保存期間の目安

大根は1本まるごと買うのがお得です。でも「食べきれるかな?」と躊躇して半分にカットされたものを買ったりしていませんか? すりおろしたり、煮たり、お漬物にしたりと様々な食べ方ができる大根。長期保存できたら、もっとお得にたくさん大根を食べられますよね。大根の保存方法と保存期間についてまとめました。

保存期間の目安

  • 冷蔵保存:根は2週間、葉は2~3日
  • 冷凍保存:1か月
  • 常温保存:3日

上記はあくまでも目安ですので、なるべく早めにお召し上がりください。保存方法を覚えておけば、さらに賢くお買い物ができるようになりますよ。美味しい旬の時期に大根をいっぱい召し上がってくださいね。

保存状態が悪いとカビが生えたり変色したりも

大根を使って料理をしようとしたら変色していた。カビが生えていて食べられなくなった。こんな経験がある人も多いはず。大根の状態ごとに食べられるラインと食べられないライン、悪化する原因や防止をする方法をまとめておきます。

青色 大根の中が黒いんです - 八百屋のオッサンのひとりごと黒色 茶色
スが入る ぶよぶよに カビが生えた

大根の状態が悪化していて

  • 青色になると・・・青あざ症、ホウ素不足の状態
  • 黒色になると・・・糸状菌(しじょうきん)というカビの一種
  • 茶色になると・・・酸化・鮮度が落ちた状態
  • 透明になると・・・保存時の温度(高い温度が苦手)
  • スが入る・・・水分量が足りていない状態
  • ぶよぶよに・・・水分量が抜けてしまっている状態
  • カビが生えた・・・長期保存しすぎ!食べられない状態

大根を1本丸ごと購入する際には、5度以下の場所で保管する事が大切です。冷蔵庫に大根を入れて、立てるようにおきましょう。葉っぱがついていると栄養が葉に流れてしまうので、葉っぱは切っておきましょう。使わない時にはすぐに冷蔵庫に入れて保管する事で、大根の変色を防ぐ事が出来ます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?大根の36品種をランキングで紹介しました。大根でもこれだけの種類があるのは驚きです。お好みの大根は見つかりましたでしょうか。ここに掲載した以外の品種もぜひ探してみてくださいね!

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