海藻には様々な種類がありますが、気軽に食べることのできるものに「もずく」があります。ぬるぬるとした食感が特徴的な海藻ですが、どんな特徴があるのでしょうか?その家庭での保存状態について着目してみました。今回は、
- 腐っているもずくの特徴や状態
- 腐っている or セーフなもずくの見分け方
- もずくが腐る原因
- もずくの正しい保存方法と期間目安
についてご紹介いたします。
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目次
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もずくってどんな食材?
英名 | Mozuku |
別名・和名 | 水雲 |
エネルギー(100gあたり) | 4kcal |
糖質量(100gあたり)
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0g |
もずくは、熱帯から温帯の温かく浅い海に生息している海藻の仲間です。糸状で他の海藻にも付着することから「藻付く」と言われたことが「もずく」という名前の由来です。
生の状態では褐色をしているもずくですが、加熱するとワカメのように緑色に変化します。日本で消費されているもずくの95%以上が沖縄県産となっています。
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このもずくって腐ってる?
もずくが腐ると、どんな状態になるのでしょうか?早速腐ったもずくの特徴を見てみましょう。
もずくが腐るとどうなる?
腐ってしまったもずくには、このような状態が現れます。
- 変色:黒っぽく・茶色く変色している
- 感触❶:ドロドロ溶けて柔らかくなっている
- 感触❷:ぬるぬるとヌメリが強い
- 臭い:生臭いにおいがする
もずくは本来、緑色と茶色の間くらいの色をしているのが通常ですが、傷み始めると 茶色や黒っぽく変色 していきます。そして徐々に どろどろと溶けてしまい、柔らかく なります。
また、 ぬるぬるとヌメリが強くなったり 、 生臭いにおい を発することも。残念ですが腐ったもずくは食べられませんので、廃棄するようにしましょう。
もずくが腐る原因3つ
では、もずくはどんな状態だと腐りやすいのでしょうか?できるだけ長持ちさせるためにも、もずくが腐りやすくなる原因を3つ見てみましょう。
❶ 常温で保存してしまった
❷ 購入から数日経っている
❸ 見切り品を購入した
もずくはあまり日持ちしないので、購入してからすぐに消費するのがオススメです。安いからと言って見切り品を買うと、家庭で早めに消費しなければならなくなるので注意しましょう。続いては、もずくの栄養についてです!
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もずくの栄養って何がある?
もずくに含まれている栄養成分
もずくはよく「もずく酢」として販売されていますが、もずくは高栄養でとにかく体に良い食材です。海中で太陽光を浴びながら育つためミネラル類が豊富で、肌をツヤツヤにしてくれる女性必見の海藻なんです。
「お酢」も美容に良いので、もずく酢はアンチエイジングにはもってこいの食品!価格も3パック100円程度と安価なので、ぜひ普段の食事に取り入れましょう。
- フコイダン:フコイダンは、褐藻類に含まれる多糖類で、海藻の中でもぬめりがある成分です。このぬめりは、海藻が傷をついた時の怪我や身を守るための防御成分です。免疫力の向上や抗アレルギー作用、ウイルス・細菌の増殖予防と言った働きや胃粘膜の保護に向いている栄養素です。
- 鉄分:鉄分は、人間の血液を運ぶ赤血球に含まれるヘモグロビンの材料として使用されます。加えて、体内に存在する酵素の材料にもなりエネルギー代謝や肝臓での解毒の働きに関わっているミネラルです。
- カルシウム:カルシウムは骨や歯の主成分のリン酸化カルシウムの材料でもあり、人間の体内の筋肉や臓器の収縮に関わるミネラルです。神経伝達の正常化にも大きな働きを持ち、体の酵素の働きをサポートします。血液凝固やホルモンの分泌等、多用な働きを持ちます。
- ナトリウム:ナトリウムは、細胞の水分量及び、体内の水分保持に欠かせないミネラルです。人間の体内の水分を留める働きを持ち、普段は細胞外液に多く存在しています。ナトリウムとカリウムはセットで働き体内の水分調節とともに、老廃物の排出や栄養の取り込み、血圧に関わるミネラルです。
- リン:リンはカルシウムと結合し、リン酸化カルシウムとなり骨と歯の材料になります。そのため、カルシウムとセットで摂ることが大事です。また、細胞の遺伝子情報の核酸に不可欠なミネラルです。加えて三大栄養素から分解したエネルギーを蓄える最終形態ののアデノシン三リン酸の材料にも必要です。
- マグネシウム:マグネシウムは、健康な骨を作る上でビタミンDを活性型にする働きや、エネルギー代謝、たんぱく質の合成を担います。マグネシウムは、体内の酵素の要になる触媒や酵素反応を助ける働きを含めると300種類以上サポートしています。血圧の調整機能もあり、片頭痛や冷え性の改善にも効果があるとされています。
もずくを食べて期待できる効果
もずくに含まれるミネラル類によって得られる効果はこちらです。美容に効果があるので必見です!
- 美肌効果
- アンチエイジング効果
- 抗アレルギー効果
- 風邪予防
- 胃腸の働きを整える
- 冷え性改善
詳しくはこの記事をチェック!
寝る前に食べるのがおすすめ?
もずくには食物繊維が豊富に含まれているので、腸内環境を整えてくれる効果も期待できます。もずくに含まれる食物繊維は「フコイダン」という水溶性食物繊維です。
フコイダンは体内に入ると糖質の吸収を穏やかにしてくれるので、肥満予防に効果的といわれています。もし夕食で食べ過ぎてしまった場合、寝る前にもずくを食べることで糖質が脂肪に変わるのを防ぐこともできます。
詳しくはこの記事をチェック!
アレルギーはある?
もずくは、アレルギーの物質を特定する原材料には、含まれていません。では、もずくを食べてアレルギーがおこるのはなぜでしょう?またそのアレルゲンはなんでしょうか?
もずくを食べてアレルギー症状が出る可能性は、もずくの漁法にあります。もずくは、海中に漂う種を付着させ、成長したらホースで吸い取っていきます。その時に海の生物エビ、カニが混ざり採取されることがあるためです。
詳しくはこの記事をチェック!
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もずくを長持ちさせる保存方法|常温・冷蔵・冷凍の保存期間の目安
もずくってどんな風に保存すれば良いの?保存期間は?とお困りの方はコチラを参考にしてみてくださいね。
【保存方法別】保存期間の目安
- 常温: NG
- 冷蔵: 約3日
- 冷凍: 約1ヶ月
冷蔵保存
もずくは傷みが早いので、賞味期限は3日ほどです。パックの中に入っている場合は、そのまま冷蔵庫に入れて保存します。乾燥しないようにしっかりラップがかかっていることを確認しましょう。
冷凍保存
すぐに使わない場合は、冷凍保存で約1ヶ月日持ちが可能です。使いたい時に使いやすいよう、冷凍する前にカットしておくと便利ですよ。
解凍する際は自然解凍でOKです。味噌汁などの汁物に使う場合は、凍ったまま使えます◎
腐る前に食べよう!もずくを大量消費できる食べ方レシピ
もずくを大量消費したい!そんな時はコチラを参考にしてみてくださいね。余ってしまったもずくを使う時や大量消費したい時にオススメのレシピを集めてみました。
海藻サラダ
もずくを含む海藻は、ミネラルを始めとする様々な栄養が含まれています。お酢を使って、サッパリとしたサラダを作ってみましょう。
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その他の食材・食品の腐っている状態と保存方法をチェック
代表的な食品・食材488種類を見る
代表的な食品・食材488種類を21分類に分けて、腐っている状態と保存方法についてまとめました。是非こちらのページをご覧くださいね(^^♪
他の海藻の腐っている状態・保存方法をチェック
ひじき | のり | ワカメ |
もずく | アカモク | コンブ |
他の貝類の腐っている状態・保存方法をチェック
アワビ | ホタテ | アサリ |
ハマグリ | サザエ | シジミ |
ホッキガイ | ムール貝 | アオヤギ(バカ貝) |
トリガイ | アカガイ |
他の甲殻類の腐っている状態・保存方法をチェック
カニ | タコ | イカ |
エビ | ウニ |
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まとめ
もずくを見極める上で大切なポイントはコチラです。腐っているのかセーフなのか、臭いや見た目・感触などをよくチェックしてみてくださいね。
腐っているので食べるとダメな状態
- 臭いで判断:生臭いにおいがする
- 感触で判断❶:ぬめって柔らかくなっている
- 感触で判断❷:どろどろ溶けている
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