島らっきょう(原種)の特徴・旬の時期まとめ|小型で香りが強い沖縄県独自のらっきょう

らっきょうと言えばカレーのお供にも最適なお漬物を連想する人が多いかもしれませんが、他の野菜と同様たくさんの種類が存在しており、味にもそれぞれ違いがあるのです。今回は様々な種類の中でも比較的有名な島ラッキョウについてまとめてみました。

画像引用:イロトリドリlife

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島らっきょうってどんならっきょう?  

読み方 しまにんにく
旬の時期 2月~5月
主な生産地 沖縄県
種類 島らっきょう

島ラッキョウは沖縄県で古くから栽培されている伝統野菜の一つで、「島ラッキョウ」や「ダッチョウ」と呼ばれています。中国のヒマラヤ地方が原産地とされていますが、日本でも平安時代ごろから栽培がおこなわれていました。そのため現在では幅広い地域で栽培がなされています

英語  

島ラッキョウは英語でOkinawa shallotと呼ばれます。

特徴(サイズ、味、形状など)  

島ラッキョウは一般的ならっきょうと比較すると小ぶりなのが特徴です。シャキシャキとした歯ごたえが美味しく、生でも加熱しても食べることができます。しかし香りがとても強く、ピリッとした辛みがあります。

栄養・効能  

島らっきょうにはにんにくの匂いのもとでもあるアリシンが含まれています。もともとはアリインというアミノ酸の一種で、それが酵素の働きによって変化したのがアリシンです。このアリシンは多くの薬効を持っていて、免疫力アップや殺菌・抗酸化作用、便通の改善や風邪の予防効果、高血圧の改善、がんの予防、ボケ防止・・・など様々な効果があります。

葉っぱも食べられる

島らっきょうの葉っぱは食べることができます。緑の葉っぱごと売られていることも多いので、よく洗ってから食べましょう。シーズンの後半になると葉っぱに元気がないものが多くなったり葉っぱを取られた状態で売られることもあるので、旬の時期に見つけてみてください。

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島らっきょうとエシャロットの違い

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島ラッキョウとよく似ていると言われるのがエシャレットと呼ばれるらっきょうです。見た目が良く似ていて、なにが違うの?とよく混同されがちなこの二つですが、もちろん全く別のものを指します。島らっきょうは一般的ならっきょうよりも辛みが強く小ぶりな沖縄県の伝統野菜です。対してエシャレットは早採りをしたらっきょうなので辛みが控えめです。そのため見た目は似ていますが味はまったく異なっているのです。

画像引用:macaroni

島らっきょうの旬の時期と主な生産地  

島ラッキョウの旬の時期と主な生産地についてまとめてみました。

旬の時期はいつ?

島ラッキョウの旬の時期は一般的ならっきょうと比較してやや早めの2月~5月ごろです。

主な生産地はどこ?

島ラッキョウは沖縄県の伝統的な野菜で、各地で栽培されています。しかしその中でもとくに栽培が盛んなのが伊江島で、沖縄の気候と伊江島の特徴的な土壌が島ラッキョウの栽培に最適だと言われています。

島らっきょうの価格相場ってどのくらい?  

では実際に島らっきょうを購入しようとした場合、価格相場はいくらくらいになるのでしょうか。スーパーなどで購入した場合とネット通販で購入した場合をそれぞれ調べてみました。

スーパーだと  

スーパーや八百屋だと200円~300円ほどで販売されています。

ネット通販だと

ネット通販だと200円~販売されていますが、まとめ売りされていることが多いようです。

島らっきょうの下処理方法  

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島ラッキョウを調理する前にはまず下処理が必要です。とは言ってもとても簡単な工程だけで完了します。

画像引用:石垣島ナビ

皮むき

いろいろな剥き方がありますが、今回はその中でも包丁を使わない剥き方をご紹介します。

・島ラッキョウには根元の白い部分と葉先の緑色の部分がありますが、上の葉っぱ部分からピーッと薄皮を剥きます

・水で洗ったら根を落とし、緑色の葉と根元の白い部分を切ります

・茶色くなった葉を取り除けば下処理完了です

島らっきょうはそのまま生食できる?

島ラッキョウは生でも食べることができます。塩などの調味料と合わせて揉むだけでピリッとした辛さがくせになるおつまみができます。

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らっきょうの種類・らっきょう品種まとめ5品種

らっきょうは沖縄の島らっきょうや花らっきょうなどが有名ですね。今回は代表的な品種を以下の3つに分けて5品種ご紹介します。

  1. らっきょう:3品種
  2. 島らっきょう:1品種
  3. その他:1品種

この5品種の他にもご当地ブランドらっきょうなどもあると思います。らっきょうのランキング記事も作っておりますので一緒にチェックしてみてください。

らっきょう:3品種

花らっきょう 玉らっきょう らくだらっきょう

島らっきょう・その他の品種:2品種

島らっきょう エシャレット

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らっきょうのおもな栄養と期待できる8つの効果

らっきょうと言えばカレーの付け合わせの漬物を想像する方も多いかもしれませんが、立派な野菜のうちのひとつです。らっきょうは独特の香りとシャキシャキとした食感が美味しいだけではなく、豊富に栄養を含んでいるのです。らっきょうに含まれる主な栄養素から期待できる効果までをまとめてみました。

栄養成分表(可食部 100gあたり)

エネルギー 118kcal
水分 68.3g
たんぱく質 1.4g
炭水化物 29.3g
ナトリウム 2mg
カリウム 230mg
カルシウム 14mg
マグネシウム 14mg
リン 35mg
0.5mg
亜鉛 0.5mg
マンガン 0.45mg
ビタミンC 23mg
食物繊維総量 21.0g

食品成分表(可食部 100gあたり)

らっきょうの主な8つの栄養成分

栄養成分表を見てもらえば分かるようにらっきょうにはたくさんの栄養が含まれています。主な栄養成分について詳しくまとめてみました。

  1. 水溶性食物繊維(フルクタン)
  2. カリウム
  3. テストステロン
  4. 硫化アリル
  5. サポニン
  6. ビタミンC
  7. ビタミンB6
  8. カルシウム

らっきょうを食べて期待できる6つの効果・効能

らっきょうに含まれる栄養成分をまとめてみましたが、実際にはどのような効果・効能があるかが気にありますよね。主な効果や効能をまとめてみました!

  1. 便秘解消
  2. 高血圧の予防・改善 ・むくみ解消
  3. 血液サラサラ
  4. 免疫力アップ・疲労回復
  5. がん予防
  6. 美容・美肌

らっきょうの栄養はあまり知られていませんが、おいしいだけではなく私たちにたくさんの健康作用を与えてくれます。漬物だけではなく、らっきょうをいろんな調理方法でたくさん食べ、健康な体を目指しましょう!

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らっきょうの保存容器や方法、保存期間は?|常温・冷蔵・冷凍の場合

甘酢漬けとしてお馴染みのらっきょうですが、生野菜としてスーパーでも一般的に販売されています。しかしまとめ売りされていることが多く、一気に使い切ってしまえない!という方も多いはず。また、近所の方かららっきょうを大量にもらった・・・なんてこともあるかもしれません。そこでらっきょうの正しい保存方法についてまとめてみました!

生らっきょうは日持ちしない

らっきょうは生のままだと日持ちがしにくいんです。らっきょうは成長スピードが早く鮮度が落ちるのがものすごく早いので保存には漬物にして保存しておくのが一番です。保存容器としてはガラス瓶が最もおススメですが、プラスチックの容器、タッパ等もおススメです。目安となる保存期間をまとめておきます。

  1. 常温で保存・・・風通しが良く涼しく、直射日光の当たらない場所で1年程度
  2. 冷蔵庫で保存・・・1年程度(シャキシャキ感が持続しやすい)
  3. 冷凍保存もできる・・・10年近く持つと言われています

らっきょうの保存方法についてまとめてみました。日持ちの目安も記載しましたが、あくまでも目安です。保存環境にもよるので早く食べるに越したことはなく、長期保存した後はにおいなどで食べる前に確認をするようにしましょう。

この状態の色のらっきょうは腐っている!?

らっきょうを漬けていたら、緑・青・茶色に変色することもありますがこの状態は通常通り食べることができます。しかし、白いカビが生えていたり、異臭がする場合には決して食べないようにしてください。

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島らっきょうのおすすめの食べ方  

小ぶりで香りの強い島らっきょうにおすすめの食べ方をまとめてみました。

塩漬け  

エシャレット 漬物 に対する画像結果

島らっきょうと言えば欠かせないのが漬物です。一般的ならっきょうと比べて辛みがあるのでくせになるおいしさです。また、漬物にすることで生の状態よりも日持ちがするようになります。塩でかるく揉むだけでも食べられるので、お好みの漬け具合で食べてみてください。

画像引用:Cookpad

天ぷら

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島ラッキョウは生でも食べられるので、衣に火が通れば油からあげても問題ありません。そのため比較的素早く調理できる具材です。シャキシャキのエシャレットとサクサクの衣がおいしく、おつまみとしても最高です。とくに塩で味わうのがおすすめです。

画像引用:Cookpad

炒め物

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島ラッキョウは加熱することで辛みが和らぎます。そのため下処理をした島ラッキョウをお好みのお野菜やお肉と炒めてたべるのがおススメです。とくに卵とともに炒めるのがおススメで、醤油ベースで塩コショウで味を調えるとおいしく食べられます。

画像引用:野菜の育て方.net

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当サイトのにんにくの人気コンテンツを4つまとめました。是非色々見ていってくださいね(^^♪
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まとめ

今回は島ラッキョウについてまとめてみました。通販などでも全国的に購入が可能なようなので、ぜひ一度食べてみてください!とくに旬の時期の葉っぱも合わせて味わうのがおすすめです♪

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