和食・洋食・中華・・・どんな料理にも欠かせないニンニク。普段の風味づけは生のニンニクではなくチューブで済ませてしまうという方も多いのではないでしょうか。しかし生のニンニクでも手順を知れば簡単に調理ができ、かつ、料理に合わせて切ることも可能になるので味の幅も広がります。そこで今回は下処理が欠かせないニンニクの皮についてまとめてみました。
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目次
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にんにくの6部位を画像付きで紹介
一般的に「ニンニク」と呼ばれている部分以外にもにんにくの部位はたくさん存在します。6つのパーツに分けて紹介していきます。
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茎(鱗茎) | 芽 | 皮 |
花 | 芯 | 根 |
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にんにくの2種類の皮
にんにくには外側の太い皮とひとかけらずつが包まれている薄い皮の2種類の皮があります。
外側の太い皮
外側の皮はニンニクの欠片をまとめるように包んでいる厚めの皮で、外周とにんにくの欠片ごとを区切るように存在しています。この皮は切れ目を入れれば簡単に剥くことができ、食べる必要のない部分です。
カケラを包む薄い皮
外側の太い皮とは別に、にんにく一かけらずつを包む薄い皮が存在しています。この薄皮が剥きにくく生ニンニクが嫌煙される理由の一つでもありますが、薄皮には栄養が豊富に含まれているので、食べられるのであれば食べた方がよい部分でもあります。
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皮ごと食べられる?
にんにくの外皮は食べずに剥く方がよいですが、薄皮は食べることができます。
繊維が強いので食べにくい
薄皮には栄養が多く含まれているので食べることが可能ですが、繊維が強いので口の中に皮だけが残ってしまいがちです。そのため毎回薄皮をつけたまま食べるというよりは、薄皮を食べる際にはそれに適した料理を作るというほうがよいでしょう。
薄皮ごと調理すると成分が摂取できる
にんにくの薄皮には、中身よりも4倍も多い食物繊維、1.5倍も高い抗酸化力、7倍も多いポリフェノールが含まれていると言われています。また、にんにくの皮に含まれている成分にはがんの抑制効果が期待できるので、薄皮ごと調理することでニンニクの栄養素をさらに効率よく摂取することができるのです。
薄皮ごと調理する方法
では実際にニンニクを薄皮ごと調理する方法をまとめてみました。
ホイル焼き
ホイルに包んで焼くだけの簡単レシピです。ホイルに包んでいるので焦げる心配もなく、失敗もしにくいのでおすすめです。
・アルミホイルの上ににんにくの切口を上にして置き、オリーブオイル(ごま油でもおいしいです)と塩コショウをかけます。
・アルミホイルに包んでオーブンやトースター、グリルを使って焼けば完成です
・ホイルを開けて再度焼けば、にんにくに焼き目が付いて見た目がさらに美味しそうになります
素揚げ
にんにくを丸ごと揚げることで、ジャガイモのようなホクホク食感が味わえます。
・きつね色になるまで油で揚げたら完成
・そのまま塩コショウで食べても、揚げた後に南蛮液につけてもおいしいです
画像引用:楽天レシピ
蒸し焼き
にんにくをそのまま蒸し焼きにしたレシピです。ホクホクとした食感のニンニクをお好みの味付けで食べてみてください。
・お皿の上ににんにくの切口を上にして置き、オリーブオイル(ごま油でもおいしいです)と塩コショウをかけます。
・ラップをして電子レンジで加熱し蒸し焼きにします。
画像引用:macaroni
お茶
にんにくから取り除いた薄皮を使ってお茶を入れることで、薄皮に含まれている栄養素を摂取することができます。「薄皮は口に残るから食べたくないけど、せっかくだから栄養を取りたい」というかたにはお勧めです。
・茶こしの上から熱湯を注ぎ、5分程度蒸らす
画像引用:Cookpad
スープ
にんにくは豆乳スープ、トマトスープ、中華スープなどいろんなスープに合います。
・水とお好みの味付け(コンソメ、鶏がら、豆乳・・・など)を加え、好きな野菜を入れる
・具材に火が通ったら取り出しておいたにんにくを上に飾って完成です
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まとめ
今回はニンニクの皮についてまとめてみました。にんにくは栄養価がとても高いので、私たちの体にいい影響をたくさんもたらしてくれます。しかし逆に栄養分の取りすぎも良く無いので、多くても1日2~3欠片程度に留めるようにしましょう。
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