「ヘンプシードオイル」というオイルをご存知ですか?健康や美容に良いと話題になっていますが、まだあまり知られていないオイルです。
賞味期限を過ぎてしまったけれど問題ない?という疑問や、開封してからどのくらい日持ちするの?など、保存に関する疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、
- 腐っているヘンプシードオイルの特徴や状態
- 腐っている or セーフなヘンプシードオイルの見分け方
- ヘンプシードオイルが腐る原因
- ヘンプシードオイルの正しい保存方法と期間目安
についてご紹介いたします。
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目次
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ヘンプシードオイルってどんな油?
英名 | Hempseed oil |
栄養成分 | 鉄分、亜鉛、リノール酸、オレイン酸、α-リノレン酸など |
別名 | 麻の実油 / 麻油 |
100gあたりのカロリー | 約460kcal |
ヘンプシードオイルは、麻の種子から作られた油です。麻は世界で古くから穀物類の一つとして消費されてきました。ヘンプシードオイルは栄養価が高いことから、欧米を中心にヘルシーな油として注目されています。
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このヘンプシードオイルって腐ってる?
ヘンプシードオイルは油なので、「腐る」というよりも「酸化して劣化する」という方が合っています。酸化したヘンプシードオイルにはどんな特徴があるのか、早速見てみましょう。
ヘンプシードオイルが酸化するとどうなる?
酸化してしまったヘンプシードオイルには、このような状態が現れます。
- 色:開封直後と比べて色が変わっている
- 臭い:香りが薄くなっている
- 味:味や風味が落ちている
ヘンプシードオイルは黄色っぽい色をしていますが、酸化することで 元の色から徐々に変色 することがあります。
また、 香りや味が徐々に落ちて風味が悪く なっていきます。腐るわけではないので食べることはできますが、 品質的には悪くなっている ので、開封したらできるだけ早いうちに消費しましょう。
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ヘンプシードオイルが劣化する原因3つ
では、ヘンプシードオイルはどんな状態だと劣化しやすいのでしょうか?できるだけ長持ちさせるためにも、ヘンプシードオイルが傷みやすくなる原因を3つ見てみましょう。
❶ 開封後長期間経っている
❷ 直射日光に当たる場所で保存している
❸ 温度の高い場所で保存している
ヘンプシードオイルは「酸化」と「時間経過」に弱いオイルなので、開封してから長期間経っていると劣化が早まってしまいます。
また、温度の高い場所で保存するのもNGです。特に開封したヘンプシードオイルは、酸化して風味や味がすぐに落ちてしまいますので、できるだけ早めに消費しましょう。続いては、ヘンプシードオイルの栄養についてです!
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ヘンプシードオイルの栄養って何がある?
ヘンプシードオイルに含まれている栄養成分
ヘンプシードオイルには、必須脂肪酸(オメガ3脂肪酸・オメガ6脂肪酸)や不溶性食物繊維、たんぱく質やミネラルがバランス良く含まれている体に良いオイルです。
欧米ではスーパーフードとして人気となっており、血液サラサラ効果や美肌効果など、健康と美容に嬉しい効果が沢山あります。
- 鉄分:鉄分は、人間の血液を運ぶ赤血球に含まれるヘモグロビンの材料として使用されます。加えて、体内に存在する酵素の材料にもなりエネルギー代謝や肝臓での解毒の働きに関わっているミネラルです。
- 亜鉛:亜鉛は、酵素の材料だけではなく、タンパク質や核酸の代謝に大きく関わるミネラルです。細胞分裂に関わるため舌や髪の毛の維持に多く使われます。皮膚や粘膜の維持にも欠かせないため、不足しがちなミネラルの一つです。
- 銅:銅はヘモグロビンを合成する時に不可欠なミネラルです。抗酸化作用も強く、体内の老化の抑制の働きもあります。体内酵素の働きを維持し、骨の形成にも関わるミネラルです。体の代謝や血液生成に関わるため、体の不調解消効果が高いのが特徴です。
- マグネシウム:マグネシウムは、健康な骨を作る上でビタミンDを活性型にする働きや、エネルギー代謝、たんぱく質の合成を担います。マグネシウムは、体内の酵素の要になる触媒や酵素反応を助ける働きを含めると300種類以上サポートしています。血圧の調整機能もあり、片頭痛や冷え性の改善にも効果があるとされています。
- α-リノレン酸:α-リノレン酸は、人間の体内で合成することが出来ない必須脂肪酸の一つで、必ず食事で摂取する必要がある脂肪酸です。体内の代謝によってDHAやEPAに変換されます。α-リノレン酸自体も、血液中の過剰にある脂質を減らし、血液疾患の予防効果がある脂肪酸です。
- リノール酸:リノール酸は、コレステロールや中性脂肪を下げる働きがあり、高脂血症を防ぐことで動脈硬化の改善をする働きを持っています。また、リノール酸の代謝によって、リノレン酸の材料になります。血液をサラサラにし、細胞膜の材料にもなる栄養素です。
ヘンプシードオイルを食べて期待できる効果
ヘンプシードオイルに含まれているオメガ3脂肪酸やミネラル類により、このような効果を得ることができます。
- 血液サラサラ効果
- アンチエイジング効果
- 美肌効果
- 生活習慣病予防
- コレステロール値を下げる
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ヘンプシードオイルを長持ちさせる保存方法|保存期間の目安
ヘンプシードオイルってどんな風に保存すれば良いの?保存期間は?とお困りの方はコチラを参考にしてみてくださいね。
保存期間の目安
- 未開封: 約2年
- 開封済: 約3ヶ月
気を付けるべき点は、風味を損なう要因の「酸化」です。開封したら、すぐに使い切ってしまいましょう。賞味期限は、基本的に2年間です。
グレープシードオイル保存の要点は
- 常温でOKだけれど高温の場所は避ける
- 開封後は早めに使い切る事
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腐る前に食べよう!ヘンプシードオイルを大量消費できる食べ方レシピ
ヘンプシードオイルを大量消費したい!そんな時はコチラを参考にしてみてくださいね。余ってしまったヘンプシードオイルを使う時や大量消費したい時にオススメのレシピを集めてみました。
アヒージョ
にんにくの風味がおいしいスペイン料理の代表とも言えるアヒージョ。簡単にできるのでちょっとしたおつまみにもおすすめです。ヘンプシードオイルをたっぷり染み込ませたバゲットと一緒に食べてみましょう。
パンにつけて
ヘンプシードオイルは香りがよく、バゲットなどのパンによく合うのでヒタヒタと付けて食べるのもオススメです。ヘンプシードオイルに軽く塩を振るだけでもおいしいので試してみてくださいね。
ドレッシングとして
シンプルですが、サラダにヘンプシードオイルと塩胡椒をふるだけで簡単ドレッシングになりますよ。ヘンプシードオイルは香りが強いもの方が美味しいので、できるだけ新鮮なものを使うのがオススメです。
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しょうゆ | 亜麻仁油 | みそ |
塩 | 砂糖 | えごま油 |
ごま油 | みりん | サラダ油 |
酢 | ごま | 麹 |
米油 | グレープシードオイル | 菜種油 |
ひまわり油 | 大豆油 | 綿実油 |
ベニバナ油 | ヘンプシードオイル | コーン油 |
落花生油 | カロチーノ油 |
まとめ
ヘンプシードオイルを見極める上で大切なポイントはコチラです。腐っているのかセーフなのか、臭いや見た目・感触などをよくチェックしてみてくださいね。
酸化して劣化している状態
- 変色:元の色から変色している
- 味:風味や味が落ちている
- 臭い:香りが薄くなっている
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