夏に旬を迎える「へちま」は、最近ではあまり食べられることがありませんが、煮物などにアレンジして食べられることをご存知ですか?家で保存する時の方法や、傷んだへちまの見分け方はあまりよくわかりませんよね。今回は、
- 腐っているへちまの特徴や状態
- 腐っている or セーフなへちまの見分け方
- へちまが腐る原因
- へちまの正しい保存方法と期間目安
についてご紹介いたします。
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目次
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へちまってどんな野菜?
へちまは熱帯アジアを原産地としており、日本でも古くから栽培されていました。食用としても用いらてていましたが、江戸時代には女性の化粧水代わりとしても重宝されていたようです。また、乾燥したへちまを体用スポンジとして用いることもありました。
へちまは90%以上が水分でできており、最近ではあまり食用として用いられることは少ないですが、かつては暑い夏の水分補給として食べられていました。
食べ方は?
へちまを食べる際に必要な下処理についてご紹介します。
- 皮は必ずむく
- 種を処理
下記記事で詳しく紹介していますので、あわせてチェックしてみましょう。
詳しくはこの記事をチェック!
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このへちまって腐ってる?
へちまが腐ると、どんな状態になるのでしょうか?早速腐ったへちまの特徴を見てみましょう。
へちまが腐るとどうなる?
腐ってしまったへちまには、このような状態が現れます。
- 変色:ピンク色・透明・茶色に変色している
- 感触:ぶよぶよして柔らかくなっている
- 臭い:腐敗臭がする
- 見た目:中心部に空洞ができる
へちまの断面は白色をしていますが、 ピンク色や透明・茶色に変色 します。熟すと黄色に変わる瓜ですが、傷んだ場合の色は異なります。
そして生の状態では固いへちまが徐々に ぶよぶよと柔らかく なります。
また、水気が出てびちゃびちゃになり、酷い場合には中に 黒いカビ が生えることもあります。外側は一見大丈夫でも、切ってみたら 中心部がスカスカ になっていた!なんてこともありますので注意しましょう。
腐敗臭を発していたらアウト です。残念ですが腐ったへちまは食べられませんので、廃棄するようにしましょう。
腐っている?セーフ?まだ食べられるへちまの見分け方3つ
へちまが腐っているのか、まだ大丈夫なのか、腐りかけのへちまを見分けるポイントを見てみましょう。保存していたへちまがこんな風に変化することがあるので、見極め方をご紹介します。
❶ 水分が抜けて軽くなっている
❷ 皮がしわしわに萎んでいる
❸ 種の周りに隙間ができ始めている
へちまは乾燥すると中心部からスカスカになり、空洞が出来始めます。種やわたのある中心部に隙間ができ始めたら要注意です。
また、へちまは90%以上が水分でできている野菜ですが、乾燥して傷んでくると皮がしわしわになったり、重さが軽くなったりします。カビや変色などが見られなければ、まだギリギリ食べることができるので、上手く見極めましょう。
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へちまが腐る原因3つ
では、へちまはどんな状態だと腐りやすいのでしょうか?できるだけ長持ちさせるためにも、へちまが腐りやすくなる原因を3つ見てみましょう。
❶ 乾燥した場所で保存している
❷ 暖かい場所で保存している
❸ 直射日光に当たる場所で保存している
へちま以外の野菜でも言えることですが、高温多湿は腐敗の元です。日の光に当たると皮の変色にもなりますので、冷暗所で保存しましょう。
また、正しい場所で保存していてもあまりに長期間放置しているとさすがのへちまも腐ってしまいます。できるだけ新鮮なうちに早く消費するようにしましょう。続いては、へちまの栄養についてです!
へちまの栄養って何がある?
へちまの可食部100g当たりの栄養成分
成分のほとんどが水分で占められています。沖縄では炒め物用の夏野菜として親しまれています。
- カリウム:カリウムは、細胞の水分量及び、体内の水分の排出に関わるミネラルで、細胞の中に主に存在しています。ナトリウムとセットで、体内の水分量を調整し、体内にある過剰な水分の排出を促進させます。むくみや冷え性と言った不調の改善効果があります。
へちまを食べて期待できる効果
カリウムを含んでいるので、利尿作用があり夏バテ防止に食べたい夏野菜のひとつです。
- 夏バテ防止
- 利尿作用
- 高血圧予防・改善
へちまを長持ちさせる保存方法|常温・冷蔵・冷凍の保存期間の目安
へちまってどんな風に保存すれば良いの?保存期間は?とお困りの方はコチラを参考にしてみてくださいね。
【保存方法別】保存期間の目安
- 常温: 2〜3ヶ月
- 冷蔵: 1ヶ月
- 冷凍: 約
常温保存
瓜を常温で保存するには、新聞紙や紙袋などの湿度調整ができるものに包み、冷暗所で保存するようにしましょう。2〜3ヶ月保存できます◎
常温保存のポイント!
- 直射日光が当たると皮の色が変わってしまったり、傷みの原因となるので禁物
冷蔵保存
冷蔵庫の温度は、へちまにとって少し寒いので野菜室があれば野菜室で保存するのが望ましいです。
- 丸ごと保存
⇒しっかり新聞紙や紙袋に包んでから入れる。保存期間の目安はだいたい1ヶ月ほど - 使いかけで保存
⇒断面にラップを巻いて、空気に触れないようにして入れる。保存期間は2〜3日ほど
冷凍保存
へちまを冷凍する時には、皮を剥いて種のあるわたを取り、カットしてから保存しましょう。皮はあまり厚く剥かず、青い部分を残した方が調理した時に柔らかくなりすぎず、煮物では煮崩れ予防になりますのでオススメです。約1ヶ月保存可能です◎
冷凍保存のリット!
- 冷凍することで食物繊維などの組織が壊れて味が染み込みやすくなる
詳しくはこの記事をチェック!
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腐る前に食べよう!へちまを大量消費できる食べ方レシピ
へちまを大量消費したい!そんな時はコチラを参考にしてみてくださいね。余ってしまったへちまを使う時や大量消費したい時にオススメのレシピを集めてみました。
細切りサラダ
引用:E・レシピ
肉詰め
引用:農Pro
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その他の食材・食品の腐っている状態と保存方法をチェック
代表的な食品・食材488種類を見る
代表的な食品・食材488種類を21分類に分けて、腐っている状態と保存方法についてまとめました。是非こちらのページをご覧くださいね(^^♪
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まとめ
へちまを見極める上で大切なポイントはコチラです。腐っているのかセーフなのか、臭いや見た目・感触などをよくチェックしてみてくださいね。
食べても大丈夫な状態
- 見た目❶:中心部に隙間ができ始めたら傷み始めている証拠
- 見た目❷:皮が乾燥していても他に問題がなければOK
腐っているので食べるとダメな状態
- 臭いで判断:腐敗臭がする
- 見た目で判断:透明・ピンク・茶色に変色している
- 感触で判断:ぶよぶよ・ぬめって柔らかくなっている
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