バカ貝(アオヤギ)が腐るとどうなる？開かない・半開き・生臭い｜保存方法と賞味期限・見分け方

「バカ貝」は冬から春に旬を迎える季節モノですが、みなさんはお好きですか？新鮮さが大切ですが、どんな風に保存するのが良いのでしょうか？傷んだ時の見分け方も知っているといいですよね。そこで今回は、

についてご紹介いたします。

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バカ貝ってどんな貝？

バカ貝は、潮干狩ではお馴染みの貝で「青柳(アオヤギ)」という正式名称を持っています。なぜ「バカ貝」という名前が付いたのかは諸説ありますが、貝が半開きであることや、あまりにも多く収穫できるからなど様々で詳しいことはわかっていません。

お寿司のネタとしては「青柳」と呼ばれ、高級食材として扱われます。日本では東京湾や北海道・瀬戸内海など各地で収穫することができ、２〜４月が旬となっています。

どんな味？まずい？美味しい？

バカ貝は貝類の中でもあまりメジャーなものではないので、その味を知らない方も多いのではないかと思います。バカ貝は、お刺身にすると風味が強く、非常に美味しいと言われています。高級食材として扱われているので、美味しいという声が多い貝です。

食べ方としては、お刺身などの生食以外にも、蒸し焼き･グリル･アクアパッツァ･酒蒸しなど様々あります。

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このバカ貝って腐ってる？

バカ貝が腐ると、どんな状態になるのでしょうか？早速腐ったバカ貝の特徴を見てみましょう。

バカ貝が腐るとどうなる？

腐ってしまったバカ貝には、このような状態が現れます。

• 見た目❶：調理しても半開き・開かない
• 見た目❷：砂抜き中の水が白く濁る
• 感触：どろどろして身が溶けている
• 臭い：生臭いにおいがする

砂抜き段階で気づかずに調理してしまった場合、 死んでいるバカ貝はその貝を開くことができません 。料理に使ってみたら1つ2つ閉じたままの赤貝が混じっていた経験をしたことがあるかと思います。

もしも砂抜きをするまでに気づかず、他の赤貝と一緒に砂抜きをした場合、腐っている赤貝がいるとその水が白く濁るので確認するようにしましょう。

他のものと混ざってしまっている時は、つついて反応があるかどうかチェックしてみてください。死んでしまっているバカ貝はいくらつついても反応が無いものです。怪しげなバカ貝を見つけたら、生死確認のためにつついてみましょう。

また、腐っていると腐敗臭がする場合があります。 菌の繁殖速度が早いため、強い腐敗臭がする のです。

腐っている？セーフ？まだ食べられるバカ貝の見分け方

バカ貝が腐っているのか、まだ大丈夫なのか、腐りかけのバカ貝を見分けるポイントを見てみましょう。保存していたバカ貝がこんな風に変化することがあるので、見極め方をご紹介します。

バカ貝は弱っていると砂抜き中に貝が完全に開かず、半開きの状態になります。腐っている場合とそうでない場合がありますが、異臭など他に問題がなければ食べることができます。

また、つついても反応が小さい場合はバカ貝が弱っている可能性が高いです。ギリギリ食べることはできますので、よく見極めて調理しましょう。

バカ貝が腐る原因３つ

では、バカ貝はどんな状態だと腐りやすいのでしょうか？できるだけ長持ちさせるためにも、バカ貝が腐りやすくなる原因を３つ見てみましょう。

バカ貝は必ず冷蔵か冷凍保存するものなので、買ってきてからうっかり室内で放置してしまった！という場合は、赤貝が腐ってしまいます。購入後はすぐに冷蔵庫に入れるか下処理して冷凍しましょう。また、鮮度が大事なので賞味期限位ギリギリのものは傷みやすいです。できるだけ早く消費しましょう。続いては、バカ貝の栄養についてです！

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バカ貝の栄養って何がある？

バカ貝に含まれている栄養成分

バカ貝は豊富に含まれるアミノ酸が特徴です。アミノ酸は旨み成分であり、体に嬉しい効果のある栄養素です。グルタミン酸・ロイシン・リジンなどのアミノ酸が詰まっており、高タンパクなのでヘルシーな食材でもあります。

バカ貝を食べて期待できる効果

バカ貝に含まれるアミノ酸類によって期待できる効果はこちらです。

• 高血圧を下げる
• 美肌効果
• 肝臓機能アップ
• 悪玉コレステロール抑制
• 免疫力アップ

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バカ貝を長持ちさせる保存方法｜常温・冷蔵・冷凍の保存期間の目安

バカ貝ってどんな風に保存すれば良いの？保存期間は？とお困りの方はコチラを参考にしてみてくださいね。

【保存方法別】保存期間の目安

• 常温： NG
• 冷蔵： ２〜３日
• 冷凍： ２〜３週間

常温保存

バカ貝は生貝なので常温保存はできません！冷蔵か冷凍で保存しましょう。

【冷蔵】保存方法

冷蔵保存する場合の保存期間は、冷蔵室で２～３日になります。バカ貝はしっかりと砂抜きを行うことがポイントです。

1. バカ貝の砂ぬき・・・３%濃度の塩水(500ccに大さじ１の塩)につけ30分ほど冷暗所で砂ぬきをして、冷蔵室にいれます。
2. 水を取り替える・・・鮮度を保つためには、毎日塩水を取り替えることで2~3日ぐらいもちます。

【冷凍】保存方法

冷凍保存する場合の保存期間は、２～３週間になります。バカ貝は殻付きの場合とむき身の場合で保存方法が変わってくるため、その違いを比較してみていきましょう。

殻つきの場合

1. 氷水につける・・・氷水につけ、ザルにあげてから冷凍します。そうすることで表面に氷の膜ができ、酸化を防ぐことができます。
2. 保存袋に入れる・・・殻つきのまま冷凍用保存袋に入れ、空気をしっかりとぬいて密閉します。

むき身の場合

1. 熱湯にかける・・・砂ぬきをしっかりとしたむき身をザルに入れ、熱湯をさっとかけて冷まします。
2. 保存袋に入れる・・・ラップでぴっちり平たく包み、冷凍用保存袋に入れて冷凍します。ラップをするのが面倒な場合は、そのまま保存袋に入れてしまっても大丈夫です。バカ貝の美味しい解凍方法は、凍ったまま調理をするか、自然解凍です。おみそ汁にそのまま入れたり、酒蒸しなどがおすすめです。

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腐る前に食べよう！バカ貝を大量消費できる食べ方レシピ

バカ貝を大量消費したい！そんな時はコチラを参考にしてみてくださいね。余ってしまったバカ貝を使う時や大量消費したい時にオススメのレシピを集めてみました。

炊き込みご飯

炊き込みご飯はお好きですか？バカ貝の炊き込みご飯はちょっとハードルが高いようにも見えますが、殻を引き剥がす作業さえクリアすればあとはスイッチを押すだけです。土鍋や釜を持っている方は特に試していただきたいバカ貝メニューです。もちろん炊飯器でもできますのでトライしてみてくださいね。バカ貝の旨味が染み込んだ汁で炊くので味わい深い炊き込みご飯に仕上がります。

酒蒸し

バカ貝の酒蒸しは、ご家庭での晩酌にぴったりなつまみメニューです。料理酒と塩や醤油で味付けをしますが、最初にみじん切りにんにくを炒めてから入れると食欲をそそる香りが引き立ちます。

また、料理酒を白ワインに変えて作れば洋風のバカ貝の酒蒸しに仕上がりますよ。料理酒の場合は刻んだ小葱を、白ワインの場合はパセリを振ると見栄えもよりアップです。白ご飯をスープに浸して食べたり、バゲットをスープに浸して食べたり、バカ貝の酒蒸しは最後まで美味しいのです。バカ貝を投入して蓋を閉めてから3分もすればあさりが開きますので、あっという間に出来上がるお手軽料理です。

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その他の食材・食品の腐っている状態と保存方法をチェック

代表的な食品・食材488種類を見る

代表的な食品・食材488種類を21分類に分けて、腐っている状態と保存方法についてまとめました。是非こちらのページをご覧くださいね(^^♪

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ひじき	のり	ワカメ
もずく	アカモク	コンブ

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アワビ	ホタテ	アサリ
ハマグリ	サザエ	シジミ
ホッキガイ	ムール貝	アオヤギ(バカ貝)
トリガイ	アカガイ

他の甲殻類の腐っている状態・保存方法をチェック

カニ	タコ	イカ
エビ	ウニ

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まとめ

バカ貝を見極める上で大切なポイントはコチラです。腐っているのかセーフなのか、臭いや見た目・感触などをよくチェックしてみてくださいね。

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