くるみをローストするのはなぜ?トースターでも!生くるみは危険?

ナッツは美容や健康に良い食べ物として人気ですが、くるみは一度ローストしたものが販売されています。くるみをローストするのには、一体どんな理由があるのでしょうか?今回は、

  • くるみをローストする2つの理由
  • 自分でローストする方法は?
  • くるみの栄養と効果
  • くるみの賞味期限と保存方法

これらのテーマについて紹介いたします。

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くるみってどんなナッツ?

分類 クルミ科ブナ目
英名 Walnut / Black walnut
旬の時期 9〜10月
主な生産地 長野県 / 東北地方

くるみの歴史は紀元前7,000年頃から人類が食べていたとされる最古のナッツです。くるみは漢字で「胡桃」と書きますが、「胡」は中国の北エリアになった故国(ここく)を表し形が果物の「桃」に似ていることから「胡桃」という漢字が使われるようになりました。

くるみの特徴としては約70%が脂質でできており、その脂質はアンチエングや生活習慣病の予防に効果があることがわかっています。

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くるみはなぜローストするの?

市販のくるみは、ローストされています。なぜくるみをローストするのか、その理由には主に「安全性を高める」ことと「香ばしく美味しく仕上げるため」の2つがあります。

くるみの中には水分が豊富に含まれているため、ローストしないとカビなどの雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。ローストすることで水分を飛ばし、保存性を高めています。

また、生くるみはローストしたくるみと比べて味が淡白です。ローストすることで香ばしさが出て、美味しくなるのでローストされたものが多く販売されているというわけです。

ローストするデメリット

くるみをローストするのは安全性や美味しさが理由ですが、唯一『ローストすると栄養価が落ちてしまう』というデメリットがあります。

くるみなどのナッツ類にはビタミン類が多く含まれていますが、ローストすることで生の状態の時よりも含有量が減ってしまうのです。

しかし、 くるみは生のまま食べると腹痛や下痢といった消化器系のトラブルにも繋がりかねない ので、一般的なローストくるみを選ぶようにしましょう。

くるみをローストする3つの方法

生のくるみや、湿気しまったくるみを自分でローストする方法について紹介します。食べる前にローストすることで、カリッとした食感になり香りも強くなるので美味しくなりますよ。

トースター

手軽にくるみをローストするなら、そのままトースターに入れて加熱する方法がオススメです。水分が蒸発するので、カリッとして香ばしくなります。

オーブン

本格的にくるみをローストしたい時は、オーブンを使ってみましょう。150〜160度に熱したオーブンで15分程度焼けば、カリカリ食感が美味しいローストナッツになります◎オーブンの温度が高すぎると焦げてしまうので注意しましょう。

フライパン

くるみは、フライパンで乾煎りしてもローストすることができます。油などは引かず、そのままくるみを数分炒るだけなので、手軽に作ることができます。

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くるみの栄養素と効果

栄養成分

くるみは脂質を含んでいますが、体に必要なビタミン類やミネラル・食物繊維が含まれています。おやつにスナック菓子ではなく、ナッツを食べることで健康や美容面に効果的です。

糖尿病・脳卒中・がんなどの生活習慣病にも効果があるので、積極的に摂取したい食材です。

  • ビタミンB1:ビタミンB1は、人間の代謝に関わるビタミンで、炭水化物を糖に分解し、エネルギーを作り出す経路の最初を担います。食べた糖質全般を燃焼させる工程に関わるため、不足すると疲れやすくなります。また脳の神経伝達物質にも関わり、集中力を増やすや手足の痺れにくくすると言った働きがあります。
  • ビタミンB6:ビタミンB6は、たんぱく質をアミノ酸に分解し、再合成して筋肉や必要な組織を作る働きがあります。加えて、体内のホルモン分泌のバランスも整える働きを持っています。エネルギー代謝にも関わり、加えて神経伝達にも関わる多くの役割を持つビタミンです。
  • ビタミンE:ビタミンEは、強い抗酸化作用、加えてコレステロールの酸化を防ぎ血流を良くする働きを持っています。また、毛細血管の収縮を抑制することで、細くなった血管が広がることで血流の悪化による体の不調改善効果もあるビタミンです。
  • マグネシウム:マグネシウムは、健康な骨を作る上でビタミンDを活性型にする働きや、エネルギー代謝、たんぱく質の合成を担います。マグネシウムは、体内の酵素の要になる触媒や酵素反応を助ける働きを含めると300種類以上サポートしています。血圧の調整機能もあり、片頭痛や冷え性の改善にも効果があるとされています。
  • 葉酸:葉酸は、細胞分裂の核酸合成に不可欠であり、胎児の発育や妊婦において重要なビタミンです。胎児の場合は、脊椎の正常な分化を促進し先天性の奇形リスクを減らします。赤血球の分化に特に関わっており、貧血予防に効果があります。アミノ酸代謝にも関わるビタミンです。

効果・効能

くるみは、現代の食生活が影響する生活習慣病に効果的です。くるみには脂質が含まれていますが、体に良い油分なので気にする心配はありません◎ おやつとして食べたり、サラダにのせたりして食べてくるみから栄養を摂ってみましょう。

  • がん・心臓病・脳卒中などの生活習慣病予防
  • コレステロール値を下げる
  • 美肌効果
  • 血液サラサラ効果
  • 高血圧予防と軽減
  • 動脈硬化など心疾患予防

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くるみの保存方法と賞味期限

くるみは未開封であれば長期保存が効く食品です。その賞味期限は約3ヶ月、保存は常温でOKです。しかし、開封済みくるみを保存する場合は、脂の質が変わるため約5日ほどで消費するようにしましょう。

また、より長期的に保存したい場合は冷凍保存も可能です◎  冷凍すれば半年は日持ちさせることができる ので、大量に購入した時や賞味期限内に食べきれない時は冷凍してみてください。

下記記事では、くるみの保存方法や腐った時の見分け方、腐る原因など『くるみの保存』について詳しく紹介しています。あわせてチェックしてみましょう。

くるみを毎日食べると太る?体に悪い?

様々な効能を持つくるみですが、毎日たくさん食べ続けると太る原因となります。くるみをはじめとするナッツ類には脂質が多く含まれているためです。

カロリーは?

くるみは、100gあたり674kcalです。100gはおおよそ25粒で、一粒あたり約27kcalになります。ちなみにお米100gあたり約130kcalと比べると高カロリーであることが分かります。しかし、カロリーの数値だけで見ると高く感じてしまいますよね。

カロリーの中でも、くるみに含まれている脂質は不飽和脂肪酸で身体に良い脂質です。しかし、含まれている脂質の量は68.8gなので食べすぎると太るため注意が必要です。

詳しくはこの記事をチェック!

 

また、くるみの食べ過ぎでアレルギーとなることもあります。ナッツ類はアレルギー食品なので、食べ過ぎには注意が必要です。詳しいアレルギー症状や対処法について紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。

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妊娠中(妊婦)でもくるみは食べられる?

妊娠中の食事には気をつかうものですが、妊婦さんでも適量であればくるみはオススメ食材です。妊娠中の体への効果や、安全な食べ方などについて紹介しています。

まとめ

この記事をまとめると

  • くるみをローストする理由は、①水分を蒸発させて保存性を高めるため
  • ②香ばしさを出して味を良くするため
  • 家庭でローストするには、トースター、フライパン、オーブンを使う方法がある
  • 食べ過ぎは太る原因となるので注意!適量であれば美容・健康効果◎

くるみはローストされたものが一般的ですが、中には生くるみも販売されています。腹痛や下痢といった症状が出ることもあるので、食べる量に注意しましょう。

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