雪美菜の特徴・旬の時期まとめ|甘みがありやわらかい寒じめ系のほうれんそう

 「雪美菜」と聞いて、どんな野菜を想像されますか?実は、雪美菜はほうれんそうの名前です。可愛らしい名前ですよね。その名の通り、冬に栽培されるちぢみほうれんそうの一種です。

 今回は、雪美菜の特徴と旬の時期をまとめて紹介します。

雪美菜ってどんなほうれんそう?

 読み方 ゆきみな
 旬の時期 12月~2月
 主な生産地 全国各地
 種類 その他のほうれんそう

とても可愛らしい名前のほうれんそう、雪美菜ですが、どういった特徴があるのでしょうか? 

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読み方

ゆきみな

特徴(サイズ、味、形状など)

 ちぢみほうれんそう(寒絞めほうれんそう)の一種。糖度が上がりやすく、甘味が強い。

 横に広がって成長する。

雪美菜の旬の時期と主な生産地

 それでは、冬美菜の旬の時期はいつなのでしょうか?主な生産地はどこでしょう?

旬の時期はいつ?

12月~2月

主な生産地はどこ?

全国各地で栽培されている

雪美菜の価格相場ってどのくらい?

  それでは、雪美菜は、どれくらいの価格で売られているのでしょうか?スーパーの価格とネット通販の価格を比べてみました

スーパーだと

  200g110円

 ネット通販だと

  200g400円

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ほうれんそう4種類13品種一覧まとめて解説

ほうれんそうの代表的な品種を以下の4つに分けて13品種ご紹介します。

  1. 交配種(中間種):6品種
  2. 西洋種:2品種
  3. 東洋種:3品種
  4. その他の品種:5品種

すべてのほうれんそう人気ランキングは別ページにて解説しておりますのであわせてご確認ください。

交配種(中間種):6品種

ほうれんそう(交雑種) 日本ほうれん草 アトラス
豊葉ほうれん草 バハムート チェックメイト

東洋種:3品種

治郎丸ほうれんそう 山形赤根ほうれんそう 禹城

西洋種:2品種

ビロフレー ノーベルほうれん草

その他の品種:5品種

サラダほうれんそう ちぢみ(寒締め)ほうれんそう 赤茎ほうれんそう
早生サラダあかり 雪美菜  

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ほうれんそうの栄養と期待できる効果

ほうれんそうの栄養成分表

ほうれんそう100gあたりに含まれる栄養成分を見てみましょう。

エネルギー 20kcal
水分 92.4g
ナトリウム 16mg
カリウム 690mg
カルシウム 49mg
マグネシウム 69mg
2.0mg
亜鉛 0.7mg
ビタミンA β-カロテン当量 4200ug
ビタミンK 270ug
ビタミンB2 0.20mg
葉酸 210ug
ビタミンC 35mg
食物繊維総量 2.8g

ほうれんそうの主な栄養素を4つ解説

ほうれんそうに含まれる主な栄養成分を鉄分、ミネラル、カロテン、ビタミンBなどを紹介します。

  • 鉄分:鉄分は、人間の血液を運ぶ赤血球に含まれるヘモグロビンの材料として使用されます。加えて、体内に存在する酵素の材料にもなりエネルギー代謝や肝臓での解毒の働きに関わっているミネラルです。
  • ミネラル(無機質):ミネラルは、地球上に存在する金属元素を指し、人間の体の内部の酵素の触媒や特異的な細胞の機能の要になる成分です。体の代謝や老廃物の分解、排出にも関わっています。不足すると、人間の体の本来の機能が良く無くなるため、日頃の摂取が大事な栄養素です。
  • ビタミンA:ビタミンAは、抗酸化作用、皮膚や肌の粘膜を作る、人間の視覚情報の伝達に関わるビタミンです。体内にある活性酸素を協力に除去し、肌の生成にも関わるため美肌作用、体内へのウイルスや細菌の侵入を防ぎます。加えて、視覚情報に関わる神経伝達に不可欠なロドプシンの生成の主成分にもなっています。
  • β-カロテン:β-カロテンは、人間の体内でビタミンAに変化し、細菌やウイルスの侵入を防ぐために必要な粘膜を丈夫にする作用があります。肌のシミの原因になる色素発生を抑制する抗酸化作用も持っています。緑黄色野菜では黄色の色素に多く含まれているビタミンです。

ほうれん草を食べて期待できる効果

  • がん予防
  • 高血圧の予防・改善
  • 貧血予防
  • 美容・美肌効果
  • むくみ対策・改善
  • 疲労回復
  • 風邪予防

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ほうれんそうの保存方法|常温・冷蔵・冷凍の保存期間の目安

ほうれんそうの保存方法と保存期間の目安

ほうれん草について冷蔵・冷凍・常温のそれぞれの保存期間と保存方法についてまとめました。

保存期間の目安

  • 冷蔵に場合の保存期間 1週間
  • 冷凍の場合の保存期間 1ヶ月
  • 常温の場合の保存期間 干す:1カ月

保存期間は目安ですので、野菜に状態をよく見て食べられるか判断し、なるべく早めに使い切りましょう。
ほうれん草は冷蔵庫だと1週間程度しか日持ちしませんが、冷凍や干したりと工夫することで長持ちさせることができます

この状態のほうれんそうは腐ってる?

寒締めほうれ草を見極める上で大切なポイントはコチラです。腐っているのかセーフなのか、臭いや見た目・感触などをよくチェックしてみてくださいね。

この寒締めほうれん草腐ってる?見分け方

食べても大丈夫な状態

  1. 変色:葉が黄色っぽく変色しているのは傷み始めている証拠
  2. 見た目:しなしなして元気がないのは水分が抜けている証拠

腐っているので食べるとダメな状態

  1. 見た目で判断❶:葉が全体的に茶色く変色している
  2. 見た目で判断❷:葉が枯れている
  3. 感触で判断❶:ぬるぬるして水気が出ている
  4. 感触で判断❷:葉がふにゃふにゃに柔らかくなっている

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雪美菜のおすすめの食べ方レシピ

 冬品種である雪美菜の美味しい食べ方を紹介します。

しゃぶしゃぶ

 しゃぶしゃぶには白菜やレタスを入れる方も多いかもしれませんが、雪美菜は葉がしっかりしていて、かつ短時間の加熱で食べることができるので、しゃぶしゃぶにしてもボリュームがでて美味しくいただけます。栄養たっぷり健康的なしゃぶしゃぶになりますね。

クリームシチュー

 ほうれんそうと乳製品の相性は抜群です。鶏肉、玉ねぎ、にんじん、じゃがいもでクリームシチューを作ったあと、雪美菜を加えます。彩りも鮮やかで食欲をそそります。雪美菜の優しい甘さが引き立つ一品です。

ベーコンのカリカリサラダ

 雪美菜は食べやすい大きさに切って、生のまま皿に盛り付けておきます。1センチの幅に切ったベーコンを油でいため、火が通ったら酢、コショウを加えて味を調え、そのまま雪美菜に回しかけます。生でも美味しく食べられる雪美菜だからこその食べ方です。

 まとめ

 今回は雪美菜の紹介をしましたが、いかがだったでしょうか?ほうれんそうは品種改良を重ね、寒さに強いもの、害虫がつきにくいもの、アクの少なく食べやすいものなど、たくさん登場しています。ほうれんそうに付いた名前も特徴的ですね。

 そんな中で、このちぢみほうれんそうは肉厚で葉っぱがくしゃくしゃでシワがよった感じになっています。これは霜に当てる寒じめ栽培という方法で生産されており、葉っぱが引き締まって縮こまるからなのだそうです。

 一見すると、葉がしっかりしているので硬いのかな?と思いがちですが、とても柔らかく、さっと短時間で火を通すのがポイントになります。スープなどに入れる場合は、予熱で大丈夫なくらい簡単に火が通ります。

 冬季限定なので、市場に出るのは12月から2月頃までになります。目にとまったときは、迷わず1つ手にとって食べてみてください。

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