カロチーノオイルって腐るの?期限切れ・変色・劣化|開封後の保存方法と賞味期限は?

パームフルーツから取れる「カロチーノオイル」というオレンジ色のオイルをご存知ですか?天然のカロテンによって色がついており、クセがなくどんな料理にも活用できるオイルです。

まだあまり知られていないオイルではありますが、その色が綺麗と話題になったことも。そこで今回は、

  • 腐っているカロチーノオイルの特徴や状態
  • 腐っている or セーフなカロチーノオイルの見分け方
  • カロチーノオイルが腐る原因
  • カロチーノオイルの正しい保存方法と期間目安

についてご紹介いたします。

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カロチーノオイルってどんな油?

 英名 Carotino oil
栄養成分 ビタミンE、リノール酸、オレイン酸、α-リノレン酸など
別名 レッドパームオイル
100gあたりのカロリー 約884kcal

カロチーノ油は、パームオイル(あぶらヤシ)の果肉から抽出された油です。パームオイルが持つ栄養素をそのまま残した形で精製され、5,000年前のエジプトでも食用とされていたと言われる歴史の長い油です。

現在では、インドネシア・ナイジェリア・コロンビア・タイなどの熱帯地方で栽培・生産されています。

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このカロチーノオイルって腐ってる?

カロチーノオイルは油なので、「腐る」というよりも「酸化して劣化する」という方が合っています。酸化したサラダ油にはどんな特徴があるのか、早速見てみましょう。

カロチーノオイルが酸化するとどうなる?

酸化してしまったサラダ油には、このような状態が現れます。

  • 色:開封直後と比べて色が変わっている
  • 臭い:香りが薄くなっている
  • 味:味や風味が落ちている

カロチーノオイルは本来透明感のあるオレンジ色をしていますが、酸化することで 元の色から徐々に変色 することがあります。

また、 香りや味が徐々に落ちて風味が悪く なっていきます。腐るわけではないので食べることはできますが、 品質的には悪くなっている ので、開封したらできるだけ早いうちに消費しましょう。

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カロチーノオイルが劣化する原因3つ

では、カロチーノオイルはどんな状態だと劣化しやすいのでしょうか?できるだけ長持ちさせるためにも、サラダ油が傷みやすくなる原因を3つ見てみましょう。

 開封後長期間経っている

 直射日光に当たる場所で保存している

 温度の高い場所で保存している

カロチーノオイル油は「酸化」と「時間経過」に弱いオイルなので、開封してから長期間経っていると劣化が早まってしまいます。

また、温度の高い場所で保存するのもNGです。特に開封したえごま油は、酸化して風味や味がすぐに落ちてしまいますので、できるだけ早めに消費しましょう。続いては、カロチーノオイル油の栄養についてです!

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カロチーノオイルの栄養って何がある?

カロチーノオイルに含まれている栄養成分

カロチーノ油には、ビタミンEの40倍もの抗酸化作用を持つと言われる「スーパービタミンE」が豊富に含まれています。また、体内でビタミンAに変化するβカロテンや、コエンザイムQ10と呼ばれるビタミンQも豊富です。

カロチーノ油はオレンジ色をしていますが、これはβカロテンによるもので、美肌効果や風邪予防に効果的です。

  • ビタミンQ(コエンザイムQ10):ビタミンQは、抗酸化作用がありエネルギー代謝を助ける栄養素で、コエンザイムQ10と呼ばれています。活性酸素の除去効果があるため、アンチエイジング効果があるビタミンです。美肌効果はもちろん、生活習慣病の予防効果もあります。
  • ビタミンE:ビタミンEは、強い抗酸化作用、加えてコレステロールの酸化を防ぎ血流を良くする働きを持っています。また、毛細血管の収縮を抑制することで、細くなった血管が広がることで血流の悪化による体の不調改善効果もあるビタミンです。
  • β-カロテン:β-カロテンは、人間の体内でビタミンAに変化し、細菌やウイルスの侵入を防ぐために必要な粘膜を丈夫にする作用があります。肌のシミの原因になる色素発生を抑制する抗酸化作用も持っています。緑黄色野菜では黄色の色素に多く含まれているビタミンです。

カロチーノオイルを食べて期待できる効果

カロチーノ油に含まれるビタミン類によって、このような効果を期待することができます。

  • 美肌効果
  • がん予防
  • 血液サラサラ効果
  • 生活習慣病予防

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カロチーノオイルを長持ちさせる保存方法|保存期間の目安

カロチーノオイルってどんな風に保存すれば良いの?保存期間は?とお困りの方はコチラを参考にしてみてくださいね。

保存期間の目安

  • 未開封: 約2年
  • 開封済: 約3ヶ月

気を付けるべき点は、風味を損なう要因の「酸化」です開封したら、すぐに使い切ってしまいましょう。賞味期限は、基本的に2年間です。

サラダ油保存の要点は

  • 常温でOKだけれど高温の場所は避ける
  • 開封後は早めに使い切る事

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腐る前に食べよう!カロチーノオイルを大量消費できる食べ方レシピ

カロチーノオイルを大量消費したい!そんな時はコチラを参考にしてみてくださいね。余ってしまったカロチーノオイルを使う時や大量消費したい時にオススメのレシピを集めてみました。

オイル漬け

セミドライにしたミニトマトをオイルに漬ければ、ミニトマトのオイル漬けに変身します。オイルに漬けることで日持ちもするので、作り置きとしても重宝しますよ。カロチーノオイルは元々オレンジ色をしているので、中が見えるビンなどに詰めると見た目もGOODです◎

揚げ物

カロリーが気になっても、やっぱり揚げ物は美味しく感じてしまう一品ですよね。カロチーノオイルには、抗酸化物質が含まれているので、一般的なサラダ油と比べると体に良いオイルなのです。健康面を気にして揚げ物に抵抗がある方は、カロチーノオイルで挑戦してみるのもオススメですよ。

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その他の食材・食品の腐っている状態と保存方法をチェック

代表的な食品・食材488種類を見る

代表的な食品・食材488種類を21分類に分けて、腐っている状態と保存方法についてまとめました。是非こちらのページをご覧くださいね(^^♪

他の調味料の腐っている状態・保存方法をチェック

他にもたくさんの調味料についての腐っている状態やおススメの保存方法方に関してのページがあるのでそれぞれご確認くださいね!

オリーブオイル ココナッツオイル
しょうゆ 亜麻仁油 みそ
砂糖 えごま油
ごま油 みりん サラダ油
ごま
米油 グレープシードオイル 菜種油
ひまわり油 大豆油 綿実油
ベニバナ油 ヘンプシードオイル コーン油
落花生油 カロチーノ油  

まとめ

カロチーノオイルを見極める上で大切なポイントはコチラです。腐っているのかセーフなのか、臭いや見た目・感触などをよくチェックしてみてくださいね。

このカロチーノオイル劣化してる?見分け方

酸化して劣化している状態

  1. 変色:元の色から変色している
  2. 味:風味や味が落ちている
  3. 臭い:香りが薄くなっている

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