お嬢サバの旬の時期は?鳥取の名産を大阪・東京でも食べられるお店を紹介

お嬢サバ

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サバと言えば、海から水揚げされるのが一般的ですよね。でも、2017年から鳥取県でちょっと変わったサバの事業がはじまり、話題を呼んでいます。

サバの新事業って?その名も「お嬢サバ」と名付けられた、ちょっと特別な鳥取県の箱入り娘についてまとめてみました。

サバの水揚げ
 

「お嬢サバ」ってどんなサバ?

お嬢サバ」は、これまで海で水揚げされていたサバを陸(つまり養殖場)で育てたサバのこと。

稚魚から養殖場で大切に育てており、まるで箱入り娘のようであることから「お嬢サバ」と名付けられました。
「お嬢様」とかけて「お嬢サバ」ですね。

お嬢サバ
養殖場の水は海水をろ過したものを使用しており、これを使って養殖することで「アニサキス」をはじめとする寄生虫が発生しにくくなるそう。この工夫をすることで、生でも食べやすくなります。

※「アニサキス」はとても危険な寄生虫。生食で食べる場合はご注意を!

この事業は2017年6月より鳥取県で始まった事業で、「鳥取に新しい名産品が生まれるのではないか」と全国的に話題となりました。ネーミングも面白く、今後どんどん認知度が高まりそうです。

 

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獲れる場所ってどこ?

「お嬢サバ」は、鳥取県にある「JR西日本鳥取県岩美町陸上養殖センター」で養殖されるサバです。

今のところ、養殖場はここだけですので、ここから出荷するものしか食べることはできません。現在は稚魚を育てている段階ですので、多くの人が食べられるようになるのは来年以降になります。

 

JR西日本のお嬢サバの取り組み

鳥取県JR西日本の共同事業

「お嬢サバ」は、「JR西日本鳥取県岩美町陸上養殖センター」と鳥取県が共同で行っている事業です。センターのある岩美町も積極的にこの事業を応援していて、費用負担なども行っているそう。

養殖場は県がJR西日本に貸し出しているそうなので、県を挙げて「お嬢サバ」を盛り上げていこう!という姿勢が見えますよね。

2017年6月7日にセンターが開業し、このときのセレモニーで稚魚の放流を実施。この稚魚が25センチほどに成長する「2018年の3月~5月」に出荷を目指しており、関東や関西にある飲食店に出される予定と発表されています。

これまでにも、試験的に大阪のサバ料理専門店で販売が行われ「美味しい」という声が集まったとのこと。来年の販売が楽しみです!

 

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お値段相場

まだ本格的に発売される前なので、具体的な販売価格については解っていません。

ただ、以前から鯖の専門店「SABAR」にて試験版が行われており、2017年の3月8日(サバの日ですね)からはさらに販売店舗を広げて「お嬢サバ」を期間限定で提供しています。

 

お嬢サバが提供されていた店舗


・鯖や(関東・関西に店舗あり)
・ホテルグランヴィア京都日本料理「浮橋」
・JR大阪駅2Fアトリウム広場「サバの日のイベント」

大阪にある「SABAR」の店舗では、お嬢サバの「プレミアム活き作り」が提供されていましたが、こちらの価格は3800円でした。
※「プレミアムコース」というお嬢サバのコース料理を6800円で提供していたお店もあったようです。

 

ただし、これは「期間限定での提供であること」「希少価値があること」からついた価格で、「SABAR」を運営する「鯖や」の社長は「将来は2000円前後を目指したい」と回答しています。

もしかすると、もう少しお安い価格で食べることができるかもしれません。

 

お嬢サバ以外にもいるぞ!全国のブランドサバ

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やっぱりお刺身がいちばん!

サバと言えば「サバの味噌煮」「塩焼き」などバリエーション豊かな調理方法がありますが、「お嬢サバ」に関しては「お刺身」で食べていただきたい!

お刺身
というのも、サバには「アニサキス」という寄生虫がいるため、本来は生で食べることが難しい魚です。専門店が調理すれば食べることも可能ですが、ご家庭で簡単に…とはなかなかいかない魚なのです。

でも、「お嬢サバ」は陸地で養殖された魚であることから、寄生虫の「アニサキス」も少ないとか。

よりお刺身として味わいやすくなっていますので、まずは「お刺身」の状態でサバのお味を堪能してみてください。サバを手軽にお刺身として食べられるという点で、「お嬢サバ」は貴重です。

 

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美味しいレストラン・食堂の紹介

「お嬢サバ」が本格的に食べられるのはこれからですが、現時点で「今後、お嬢サバを食べられるお店になるだろう」と解っているお店があります。

「SABAR」(大阪・京都・神戸・東京)

大阪福島店 「サバー」と読みます。

この読み方でもわかる通り、サバを専門的に扱うお店で、出てくる料理はぜんぶ「サバ」。サバによるサバだけの、サバが大好きな人のためのお店です。

しかも、使用するのはサナの中でも「とろサバ」と呼ばれる厳選したもののみというこだわりよう。他ではめったに食べることができない「サバの白子」もここでは食べることができます。

店内には、テーブルからグラスにまですべてに「サバ」が描かれ、ここでもサバへの愛と気合を見ることができます。
この「SABAR」にて、「お嬢サバ」が試験的に販売されていました。

ここで実際に「お嬢サバ」を食べた人によると、臭みがなく脂がたくさんのっていて、口に入れるととろけるように柔らかいとか!こう聞くと期待度抜群…!

このお店を運営している「鯖や」の社長さんが、「将来は今よりおさえ目の価格で提供したい」と言っていることから、今後も「お嬢サバ」を取り扱う可能性が高いです。
店舗も関東・関西にありますので、「お嬢サバを食べたい」という人は今から要チェックです!

とろさば料理専門店 SABAR(サバー)

 

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