加工したお肉には様々なものがありますが、その中でも人気なものに「ベーコン」があります。朝ごはんやパスタなどに便利なアイテムですが、傷んだベーコンにはどのような特徴があるのでしょうか?今回は、
- 腐っているベーコンの特徴や状態
- 腐っている or セーフなベーコンの見分け方
- ベーコンが腐る原因
- ベーコンの正しい保存方法と期間目安
についてご紹介いたします。
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目次
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ベーコンってどんな食材?
エネルギー(100gあたり) | 405kcal |
糖質量(100gあたり) | 0.3g |
ベーコンは豚肉を塩漬けした加工食品です。原料の豚肉の形を整え食塩や砂糖、香辛料などの調味料を加え漬け置きします。塩を抜いてスモークした後パック詰めします。
英語のベーコン(Bacon)はゲルマン語が由来で、本来はロース肉(背中の肉)を意味します。そのため、ヨーロッパではロース肉でベーコンを作ります。
しかし、アメリカでバラ肉(腹の肉)が使われるようになり、その習慣が日本に伝わったため、日本のベーコンは一般的にバラ肉を加工して作られています。
ベーコンの種類
日本ではバラ肉が一般的ですが、ベーコンは他の部位でも作られています。ここでは3つの部位に分けて紹介します。
- ベーコン:日本で一般的に売られている豚バラ肉を用いたベーコンです。赤身と脂肪がバランスよく層を成したものが上質とされています。カルボナーラに欠かせないパンチェッタも豚バラを加工した食材です。
- ロースベーコン:豚ロースの塊を用いたベーコンです。脂肪分が比較的少なく、淡泊な味わいです。そのまま食べても加熱しても美味しく召し上がれます。
- ショルダーベーコン:豚の肩肉部分を用いたベーコンです。脂肪が少ない部位なので、加熱せずにサラダに入れたり、サンドイッチに挟んで召し上がれます。カロリーはベーコンの半分ほどですが塩分は少々高めです。
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このベーコンって腐ってる?
ベーコンが腐ると、どんな状態になるのでしょうか?早速腐ったベーコンの特徴を見てみましょう。
ベーコンが腐るとどうなる?
腐ってしまったベーコンには、このような状態が現れます。
- 見た目❶:乾燥して乾いている
- 見た目❷:カビが生えている
- 感触:ぬるぬるしている
- 臭い:酸っぱい臭い・変な臭いがする
ベーコンは傷み始めると 乾燥して します。感触としては ぬるぬるとヌメリが出る ことがあります。
また、臭いも様々で 酸っぱい臭いや変な臭い を発することもあります。腐ったベーコンは腹痛や下痢・嘔吐の原因となりますので、廃棄するようにしましょう。
腐っている?セーフ?まだ食べられるベーコンの見分け方
ベーコンが腐っているのか、まだ大丈夫なのか、傷みかけのベーコンを見分けるポイントを見てみましょう。保存していたベーコンがこんな風に変化することがあるので、見極め方をご紹介します。
❶ 賞味期限から2〜3日過ぎている
❷ 乾燥している
ベーコンは賞味期限から2〜3日過ぎていても、冷蔵庫に入れて保存していたのであれば食べられる場合があります。よくお肉を見て、問題がなければ食べることができます。また、冷蔵庫での保存中に乾いてしまうことがありますが、乾燥しているだけなら食べることができますので、よく見極めましょう。
ベーコンが腐る原因とは?
では、ベーコンはどんな状態だと腐りやすいのでしょうか?できるだけ長持ちさせるためにも、ベーコンが腐りやすくなる原因を3つ見てみましょう。
❶ 常温で放置してしまった
❷ 賞味期限をはるかに超えている
ベーコンは絶対に常温で保存するものではないので、室温で保存しているとその間に傷んでしまうことがあります。また、賞味期限は数日であれば過ぎていても食べることができますが、1週間近く過ぎてしまった場合は要注意です。よく見極めて食べるようにしましょう。
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そのまま食べる時は食中毒に注意?
生食できるベーコンは国内のベーコンです。国内のベーコンは必ず加熱処理をしているため、生で食べることができます。 一度燻製をしているため、火を通さなくても食べることができます。
外国産のベーコンは火を通しているかわからないため生で食べるのは控えた方がよさそうです。外国産のベーコンを食べる際は必ず火を通してから食べるようにしましょう。
詳しくはこの記事をチェック!
ベーコンの栄養って何がある?
ベーコンに含まれている栄養成分
ベーコンはお肉でできているので、たんぱく質をメインとした栄養素が含まれています。脂質も多い加工肉ですが、脂質は体にとって一番のエネルギー源です。ベーコンの原料となっているのは豚肉なので他に、ビタミンB1・B2を含んでいます。
- 脂質:脂質は、1gあたり9kcalのエネルギーを生み出す三大栄養素の中での一番のエネルギー源です。人間の体内では、取り入れた糖質をグリコーゲンとして保存するだけではなくて脂質にすることで、生体維持に必要なエネルギーが無くならないようにしています。細胞膜やホルモンの材料になり、コレステロールや中性脂肪として存在しています。
- たんぱく質:たんぱく質は20種類のアミノ酸が複数個結合することで作られています。結合するアミノ酸が種類や配列によって様々な臓器や組織の材料になります。特に筋肉の材料として使用されるため、多くの摂取が望ましいです。食品では魚や肉、大豆に多く含まれており、様々な種類を多く摂ることが大切です。
- ビタミンB1:ビタミンB1は、人間の代謝に関わるビタミンで、炭水化物を糖に分解し、エネルギーを作り出す経路の最初を担います。食べた糖質全般を燃焼させる工程に関わるため、不足すると疲れやすくなります。また脳の神経伝達物質にも関わり、集中力を増やすや手足の痺れにくくすると言った働きがあります。
- ビタミンB2:ビタミンB2は、たんぱく質、脂質、炭水化物の代謝で、酵素に近い補酵素としての働きます。ビタミンB2は単独では酵素としての働きは持たないものの、体内で特定の分子がつくことで代謝の働きを担います。三大エネルギーの分解の他、体内の活性酸素の除去作用も持っています。
ベーコンを食べて期待できる効果
ベーコンに含まれるビタミンB類やたんぱく質には、このような効果があります。
- 集中力を増やす
- 体内の活性酸素除去
- 肌や髪を健康に保つ
- 新陳代謝の活性化
食べ過ぎは体に悪い?
ベーコンが体に悪い、その代表的な原因にはこのようなものがあります。
- 塩分が多い‥ベーコンは豚肉を長く保存できるように加工したものです。保存性を高めようとすれば、必然的に塩分量は多くなります
- 食品添加物が多い‥防腐剤、保存料、調味料、発色剤。家庭のキッチンに用意がないものはすべて食品添加物だと考えてください
詳しくはこの記事をチェック!
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ベーコンの正しい保存方法|常温・冷蔵・冷凍の保存期間の目安
ベーコンってどんな風に保存すれば良いの?保存期間は?とお困りの方はコチラを参考にしてみてくださいね。
【冷蔵】保存期間の目安
冷蔵での保存期間の目安は開封後冷蔵室で2~3日、加熱処理した場合は1週間です。
詳しくはこの記事をチェック!
冷蔵での保存方法
ベーコンは脂が多く酸化しやすいので注意が必要です。開封したらすぐに密封して冷蔵室に入れましょう。保存には生のまま保存する方法と加熱処理して保存する方法があります。
生で保存する場合:かたまりのままラップ
かたまりベーコンはパックから出して、酢または日本酒を含ませたペーパータオルで表面を拭きます。空気が入らないようにラップでぴっちり包みポリ袋に入れます。スライスベーコンを購入した際も同じ方法で保存できます。
加熱して保存する場合:ベーコンを焼いてから保存する
加熱してから保存する方法は次の2ステップです。
- カリカリに焼く・・・かたまりのベーコンの場合は1cmくらいの厚さに切り、カリカリになるまで焼きます。
- ラップに包む・・・冷めたら使いやすい枚数に分けてラップに包み、保存袋に入れます。
【冷凍】保存期間の目安
冷凍での保存期間の目安は1か月です。
冷凍での保存方法
生のベーコンはラップとアルミホイルで冷凍保存します。手順は次の2ステップです。
- ラップで包む・・・スライスベーコンはラップにはさみながらたたみます。ブロックベーコンは全体をラップで包みます。
- ラップの上からさらにアルミホイルで包んで、酸化と乾燥を防ぎます。
解凍する際は自然解凍がおすすめです。できれば前日から冷蔵庫に移し、時間をかけて解凍しましょう。
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腐る前に食べよう!ベーコンを大量消費できる食べ方レシピ
ベーコンを大量消費したい!そんな時はコチラを参考にしてみてくださいね。余ってしまったベーコンを使う時や大量消費したい時にオススメなのは、やっぱりこちらです。
ピザ
ホームベーカリーを使えば家庭でも簡単にピザを食べることができます◎ベーコンをたっぷりのせて消費しましょう。
サンドイッチ
手軽にベーコンを食べるにはサンドイッチがオススメです。朝ごはんにもランチにもなり、ボリュームたっぷりなので食べ応えがあります。
その他の食材・食品の腐っている状態と保存方法をチェック
代表的な食品・食材488種類を見る
代表的な食品・食材488種類を21分類に分けて、腐っている状態と保存方法についてまとめました。是非こちらのページをご覧くださいね(^^♪
他のお肉の腐っている状態・保存方法をチェック
他にもたくさんのお肉についての腐っている状態やおススメの保存方法方に関してのページがあるのでそれぞれご確認くださいね!
ホルモン | 豚肉 | 牛肉 |
鶏肉 | コンビーフ | ウズラ |
鴨肉 | ソーセージ | ハム |
ベーコン | ハト | レバー(牛・豚・鶏) |
馬肉 | ビーフジャーキー | 猪肉 |
羊肉 | 豚ホルモン | 牛ホルモン |
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まとめ
ベーコンを見極める上で大切なポイントはコチラです。腐っているのかセーフなのか、臭いや見た目・感触などをよくチェックしてみてくださいね。
食べても大丈夫な状態
- 見た目:乾燥しているだけなら食べられる
- 状態:賞味期限を過ぎていてもセーフな場合がある
腐っているので食べるとダメな状態
- 臭いで判断:酸っぱい臭い・変な臭いがする
- 見た目で判断:カビが生えている
- 感触で判断:ぬるぬる・ねばねばしている
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