クレソン、パクチー、セリ、ルッコラ、野菜嫌いな方からすると、ただの葉っぱでしょ!
と思えるはず。でもこの4つって全然違う野菜です。
→名前が違うので当然といえば当然ですが。。。
でも何が違うって言われると以外にわからないことって多いですよね。
というわけで今回は4つの野菜を写真画像と栄養素の違いで紹介します。
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目次
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クレソンについて
野菜の中でもトップクラスの栄養素を含むクレソンお肉料理の「付け合わせ野菜」という印象の強いクレソンですが、実は17種類もの栄養素を豊富に含んだスーパーフードなのです。
クレソンに含まれる栄養素
クレソンにはβカロテン、カルシウム、カリウム、鉄、ビタミンCなどの栄養素が豊富に含まれています。中でも特徴的なのはβカロテンです。クレソンには100g中2700μgとカロテンが豊富に含まれており、その抗酸化作用からがん予防や老化を防ぐ効果が期待できます。
また、独特なピリッとした辛みの正体である「シニグリン」は胃もたれ改善や食欲増進など胃腸の働きを助ける効果があり、まさにステーキなど脂っこい肉料理とは相性が抜群です。
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パクチーについて
デトックスや美容にも効果が期待できるパクチータイ料理などに使われることが多く、最近は女性に人気の高いパクチーですがその人気にはクセになる味のほかにも理由があるようです。
パクチーに含まれる栄養素
実はパクチーは栄養豊富な香草で、ビタミンA、C、B2など美容には欠かせないビタミン類を多く含みます。また、パクチーには体内の活性酸素が増えるのを抑えてくれる効果があり、抗酸化作用に非常に優れているため、アンチエイジングの効果も期待できます。
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セリについて
七草粥だけじゃもったいない!実は栄養豊富な春の七草なのがセリ春の七草の一つとして有名なセリですが、その栄養素についてはあまり知られていないのではないでしょうか。
ちなみに七草粥を食べる日は「人日の節句」と言って、桃の節句や端午の節句と同じ5節句と呼ばれる日になります。
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七草の種類まとめ
なずな=「撫でて汚れを除く」 別名、ぺんぺん草といいます。利尿作用、解毒作用、止血作用を持ち、胃腸障害やむくみにも効果があるとされています。 |
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ごぎょう=「仏体」 母子草(ハハコグサ)のことです。痰や咳に効果があります。のどの痛みもやわらげてくれます。 |
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せり=「競り勝つ」 解熱効果、胃を丈夫にする効果、整腸作用、利尿作用、食欲増進、血圧降下作用など、様々な効果があります。 |
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はこべら=「反映がはびこる」 はこべとも呼ばれます。昔から腹痛薬として用いられており、胃炎に効果があります。歯槽膿漏にも効果があります。 |
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ほとけのざ=「仏の安座」 一般的に、子鬼田平子(こおにたびらこ)を指します。胃を健康にし、食欲増進、歯痛にも効果があります。 |
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すずな(かぶ)=「神を呼ぶ鈴」 胃腸を整え、消化を促進します。しもやけやそばかすにも効果があります。 |
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すずしろ(だいこん)=「汚れのない清白」 風邪予防や美肌効果に優れています。 |
セリに含まれる栄養素
セリはβカロテン、ビタミンB2・C、カルシウム、鉄分などの栄養素が豊富に含まれています。セリに含まれるβカロテンやビタミンCには抗酸化作用があり動脈硬化や高脂血症などを予防するほか、皮膚や粘膜の細胞を正常に保つ働きがあるのでアンチエイジング効果も期待できます。
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ルッコラ
美肌に効果的なビタミン類を豊富に含むルッコラルッコラといえば、地中海沿岸が原産でピザやパスタなどのイタリア料理には欠かすことのできない食材です。
ルッコラに含まれる栄養素
ルッコラの特徴としては、野菜の中でもβカロテン、ビタミンC、ビタミンEが豊富に含まれており、これらはどれも抗酸化作用をもつ栄養素です。粘膜や皮膚の調子を整えるβカロテンはブロッコリーの約4.5倍もあり、肌にハリをもたせるビタミンCはほうれん草の約2倍近くあります。
また、ルッコラには解毒効果のあるグルコシノレートが含まれており、デトックス効果や飲酒時などに肝臓への負担をかけにくくする働きもあります。
まとめ
これら4つの野菜はどれも普段はメインとして召し上がることの少ない野菜ですが、どれも健康や美容に効果が期待できる栄養素を豊富に含んでいます。栄養素をまとめてみます
■クレソンに含まれる栄養素
クレソンにはβカロテン、カルシウム、カリウム、鉄、ビタミンC
■パクチーに含まれる栄養素
ビタミンA、C、B2など美容には欠かせないビタミン類
■セリに含まれる栄養素
βカロテン、ビタミンB2・C、カルシウム、鉄分など
■ルッコラに含まれる栄養素
βカロテン、ビタミンC、ビタミンEが豊富
摂取することで日常的にがん予防やエイジングケアが出来るのであれば、今後は積極的に食事へ取り入れていきたいですね。
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