ニラを食べ過ぎで下痢･腹痛になる！消化にも悪いし便が黒くなることも

ニラ玉、チヂミなど、ちょっとしたおつまみをつくるのに丁度良いニラ。栄養価も高く重宝します。しかし食べ過ぎによって下痢や腹痛を引き起こすことがあるのをご存知でしょうか？

今回はニラの食べ過ぎによって引き起こる弊害についてご紹介していきます。

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ニラの食べ過ぎは下痢・腹痛になるって本当?

ニラを食べ過ぎて起こる下痢や腹痛は何が原因となっているのでしょうか？それはニラに含まれる成分の影響が関係しています。

下痢の原因

ニラを食べ過ぎると下痢になってしまうことがあります。それはニラに含まれているアイリンのせい。身体の中で酵素と反応することで、アリシンという硫黄性化合物になってしまいます。このアリシンには抗菌作用や殺菌作用があり、腸内細菌のバランスを崩してしまうことも。そのために下痢を引き起こしてしまうのです。

下痢に加えて胃痛の原因にも

アリシンの殺菌効果は胃にも及びます。食べ過ぎることで胃壁を傷つけ、壊してしまいます。そのために下痢だけでなく、胃の痛みや胃もたれの原因にもなりえるのです。

消化しにくい

またニラには食物繊維の中でも、特に不溶性食物繊維が豊富です。そのため、消化されずに排泄されてしまう場合があります。元来食物繊維は人間の身体では消化できないものなので、よく噛まないとそのままの形で排泄されてしまうのです。

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ニラを食べて便が黒くなることもある

水に溶けにくい性質を持っているニラは水分を吸着して便の容積を増やします。便が増えると大腸が刺激され、排便がスムーズに。また有害物質を吸着させて体外に排出し腸内をきれいにしてくれます。この際、消化されなかったニラが便になった時に黒く残ることがあります。

適量ならおいしく栄養満点の食材

食べ過ぎは身体に悪影響を及ぼしますが、適量であれば身体に良い栄養素がいっぱいなので、メリットが非常に大きいです。

ニラの栄養

ニラの栄養素は以下の通りです。

（可食部100g中）

特にビタミン類が多く含まれており、βカロテンの量は緑黄色野菜の中でもトップクラスとされています。ミネラルや食物繊維の量も多いため、ニラはスタミナ野菜の代名詞ともいわれているのです。

ビタミンEが優秀！

ニラには上記のほかにもビタミンEという抗酸化作用を持つビタミンを多く含むということが分かっています。ビタミンEがもつ抗酸化作用というのは、体の中に生じる有害な活性酸素という成分を除去してくれる働きです。

この活性酸素というのはストレスや外部刺激、呼吸や食事によって発生するもので発生を止めることは基本的にはできません。ですがビタミンEのような除去する成分を摂取することによって、活性酸素による細胞の老化、体中の臓器の老化を抑えることが可能だということが分かっています。

活性酸素を防ぐことによって老化の防止やシミを防ぐ効果、がんのリスクの低下などのメリットが明確に分かっていますので、ビタミンEは積極的にとりたい栄養素なんですよ！

ニラにはこのようなビタミンのバランスがとても良いという特徴がありますので、ぜひ毎日の生活に取り入れてみてください！

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ニラはこんな人におすすめ

ニラは栄養豊富なことから、虚弱体質の人や妊婦さんにおすすめです。特に葉酸は胎児の成長に不可欠な要素となっています。また、代謝を高めるモリブデンがはいっていることから、ダイエットしたいという人にはうってつけの食材です。また程よく食べることで便通にも良いことから、便秘に悩まされている人ぜひ、はチャレンジしてみてください。

ニラを使ったレシピ

豚肉ニラ玉

作り方

1. 熱したフライパンにごま油を引きます。
2. 豚肉を加えて炒めます。
3. カットしたニラを加えます。
4. 溶いた卵を加えます。
5.  鶏ガラスープの素、醤油で味を整えます。
6.  器に盛り付けて完成です。

にらともやしのナムル

作り方

1. ニラを4〜5cmの長さに切ります。
2. 耐熱ボウルにもやし、ニラをいれてその他の調味料をすべて入れ、軽くまぜます。
3. ラップをかけて電子レンジで2分ほど加熱。取り出して軽く混ぜ、器にのせたら完成です。

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まとめ

いかがでしたか？ ニラは食べ過ぎるとお腹を壊してしまうおそれがあります。いくら栄養価が高くても摂りすぎることで身体に不調をきたしてしまいます。くれぐれも適量を保つようにし、うまく食卓に取り入れてみてくださいね。

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