レバー(牛・豚・鶏)が腐るとどうなる？黒く・白く変色・ぬるぬる｜保存方法と見分け方

体に良いお肉に「レバー」がありますが、みなさんはお好きですか？スーパーでも販売されているので、気軽に家庭でレバニラなどにして食べることができます。そんなレバーは鮮度が重要。傷みが早いので、見分けることが大切です。今回は、

についてご紹介いたします。

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レバーってどんな食材？

レバーは豚・鶏・牛いずれも、鉄分、ビタミンA、ビタミンB郡、銅、葉酸など栄養が豊富です。その中でも、豚レバーは鉄分が多く、鶏はビタミンAが多くて低カロリー、牛はビタミンB12・ビタミンCを含んでおり、貧血予防や皮膚粘膜の強化に効果的です。ただし食べ過ぎると過剰症になるため、特に妊娠初期の妊婦や体の小さい子供は注意が必要です。

臭みの原因･取り方

レバーの臭みの原因となっているのは、レバーに含まれる鉄分と脂肪酸の一種であるアラキドン酸によるものです。鉄分は貧血予防に効果のある栄養成分で、アラキドン酸に関しては脳の機能を担う神経細胞の生成を促す働きがあります。

年を取ったりアルツハイマーになると、このアラキドン酸が減少するのが特徴です。この２つの成分が酸化することによって臭みが発生します。

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このレバーって腐ってる？

レバーが腐ると、どんな状態になるのでしょうか？早速腐ったレバーの特徴を見てみましょう。

レバーが腐るとどうなる？

腐ってしまった馬肉には、このような状態が現れます。

• 変色：黒く・白っぽく変色している
• 感触❶：ぬるぬる・ねばねばして糸を引いている
• 感触❷：弾力がなくなっている
• 臭い：酸っぱい臭い・アンモニア臭・硫黄臭がする

レバーは本来濃い赤色をしているのが新鮮な証拠ですが、傷み始めると 茶色っぽく変色したり、白っぽく変色 します。感触としては ぬるぬるとヌメリが出たり、ねばねばして糸を引いたり、弾力がなくなる ことがあります。

また、臭いも様々で 酸っぱい臭い・アンモニア臭・硫黄のようなキツイ臭い を発することもあります。このように傷んでいるレバーは、加熱すると より強い臭いになったりアクが沢山出てくる という特徴があります。腐ったレバーは腹痛や下痢・嘔吐の原因となりますので、廃棄するようにしましょう。

腐っている？セーフ？まだ食べられるレバーの見分け方

レバーが腐っているのか、まだ大丈夫なのか、傷みかけのレバーを見分けるポイントを見てみましょう。保存していたレバーがこんな風に変化することがあるので、見極め方をご紹介します。

レバーなどの肉類はトレイに入れられているかと思いますが、トレイの中に血がにじんでいることが多々ありますね。これは傷みが進んでいる証拠ではありますが、まだ食べることはできます。他に変色や異臭などの問題がなければ大丈夫なので、よく見極めてみましょう。

また、乾燥してレバーの一部が乾いていることがあります。傷み始めている証拠ですが、ギリギリ食べることができる場合もありますので、こちらもよく見分けて調理しましょう。

レバーが腐る原因とは？

では、レバーはどんな状態だと腐りやすいのでしょうか？できるだけ長持ちさせるためにも、レバーが腐りやすくなる原因を３つ見てみましょう。

レバーは絶対に常温で保存するものではないので、ちょっとの時間室温で保存しているとその間に腐ってしまうことがあります。

また、レバーからにじみ出た液体がトレイの中にたまっている状態で保存している場合も腐りやすいです。この液体の中には菌がいるので、そのまま保存していると腐ってしまうのです。続いては、レバーの栄養についてです！

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レバーの栄養って何がある？

レバーに含まれている栄養成分

レバーは高タンパクで低脂質な上、ビタミンやミネラルが豊富に含まれているパワーフードです。レバー50gで成人が１日に摂取すべきビタミンAやビタミンB2を摂ることができます。苦手な方も多くいる食材ですが、鉄分も豊富で貧血予防にも効果的です。

レバーを食べて期待できる効果

レバーはビタミンや葉酸・鉄分が豊富なので、体にとって嬉しい効果が沢山あります。

• 貧血予防
• 粘膜の新陳代謝促進
• 免疫力アップ
• 肌のターンオーバー促進
• 疲労回復

生レバーは食中毒に注意！

レバーでよく起こる食中毒の1つが「カンピロバクター」です。2019年に東京都では食中毒が119件ほど起こっており、そのうち36件はカンピロバクターです。カンピロバクターは家畜等の消化管によく存在していて、鶏に多く含まれています。

食べ過ぎは危険？

豚レバーは栄養が豊富に含まれていて、体に良いものです。ですが、豚レバーの食べ過ぎは危険とも言われています。

• 頭痛や痛風のような症状が出る
• 急性ビタミンA過剰症
• 慢性ビタミンA過剰症

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レバーの正しい保存方法｜常温・冷蔵・冷凍の保存期間の目安

レバーってどんな風に保存すれば良いの？保存期間は？とお困りの方はコチラを参考にしてみてくださいね。

【保存方法別】保存期間の目安

• 常温： NG
• 冷蔵：１〜２日
• 冷凍： ２〜３週間

常温保存

レバーは絶対に常温保存はNGですので、冷蔵か冷凍で保存しましょう。

冷蔵の保存方法

冷蔵室で１〜２日程度保存ができます。あまり冷蔵での保存には向かないので、早めに消費しましょう。

1. 生の状態で薄い塩水に30分ほど浸し、血抜きする。
   
   ※途中で１〜２回ほど水を替えて行う
2. 水気をしっかり拭き取りペーパータオルで包む。
3. 空気が入らないようラップで包んで保存する。

冷凍の保存方法

2～3週間の保存が可能です。必ず下処理をしてから冷凍しましょう。

1. 生の状態で血抜きをし、牛乳にローリエなどのハーブと一緒に入れて20分程漬ける。
2. 水分を拭き取らず、取り出したまま冷凍用保存袋に入れて冷凍する。
   
   ※この時に下味をつけてもOK

腐る前に食べよう！レバーを大量消費できる食べ方レシピ

レバーを大量消費したい！そんな時はコチラを参考にしてみてくださいね。余ってしまったレバーを使う時や大量消費したい時にオススメなのは、やっぱりこちらです。

レバニラ

レバーは体に良いので、たっぷりの野菜と一緒にレバニラにして食べましょう◎お昼でも夜でも食べたくなるスタミナ料理です◎

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その他の食材・食品の腐っている状態と保存方法をチェック

代表的な食品・食材488種類を見る

代表的な食品・食材488種類を21分類に分けて、腐っている状態と保存方法についてまとめました。是非こちらのページをご覧くださいね(^^♪

他のお肉の腐っている状態・保存方法をチェック

他にもたくさんのお肉についての腐っている状態やおススメの保存方法方に関してのページがあるのでそれぞれご確認くださいね！

ホルモン	豚肉	牛肉
鶏肉	コンビーフ	ウズラ
鴨肉	ソーセージ	ハム
ベーコン	ハト	レバー（牛･豚･鶏）
馬肉	ビーフジャーキー	猪肉
羊肉	豚ホルモン	牛ホルモン

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まとめ

レバーを見極める上で大切なポイントはコチラです。腐っているのかセーフなのか、臭いや見た目・感触などをよくチェックしてみてくださいね。

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