きのこには様々な種類がありますが、「白王茸(はくおうだけ)」という白くてヒラヒラしたきのこをご存知ですか?しいたけやしめじなどの王道きのこと比べると、知名度の低いきのこですが、山などに自生していて食べることのできる安全なきのこです。今回は、
- 腐っている白王茸の特徴や状態
- 腐っている or セーフな白王茸の見分け方
- 白王茸が腐る原因
- 白王茸の正しい保存方法と期間目安
についてご紹介いたします。
画像引用:美食・ブランド食材を求めて
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目次
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白王茸(はくおうだけ)ってどんなきのこ?
引用:クマヒサコの野菜ノート
はくおうだけ(白王茸)は、「白マイタケ」とも呼ばれるきのこです。栽培が難しく生産量が少ないため、希少で高級食材として扱われていました。そのため一般市場に出回ることは少なく、料亭やホテルなどを中心に食されてきました。
しかし、はくおうだけの栽培方法が発見され、2006年から一般市場にも出回るようになりました。肉厚で食感が良く、ジューシーでクセもないので様々な料理に活用することができます。
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この白王茸(はくおうだけ)って腐ってる?
引用:大阪市中央卸売市場
白王茸が腐ると、どんな状態になるのでしょうか?早速腐った白王茸の特徴を見てみましょう。
白王茸が腐るとどうなる?
腐ってしまった白王茸には、このような状態が現れます。
- 変色:ひだや表面が黒っぽく変色している
- 感触:表面がぬるぬるとして水が出ている
- 臭い:酸っぱい臭いがする
白王茸は基本的に全体が白色になっているのが通常ですが、傷み始めると[su_穴ighlight background=”#f0fb51″ color=”#040404″]茶色や黒に変色[/su_highlight]していきます。
また、 表面がぬるぬるしてヌメリがあったり、水気が出る こともあります。サンゴヤマブシタケはきのこの香りが特徴的ですが、腐ると
酸っぱい臭いを発します 。残念ですが腐った白王茸は食べられませんので、廃棄するようにしましょう。
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腐っている?セーフ?まだ食べられる白王茸の見分け方2つ
白王茸が腐っているのか、まだ大丈夫なのか、白王茸を見分けるポイントを見てみましょう。保存していた白王茸がこんな風に変化することがあるので、見極め方をご紹介します。
❶ 表面がぬるぬるとしてぬめり気がある
❷ 乾燥してパサパサ気味になっている
❶白王茸が持つ性質が原因:表面が湿っぽくぬるぬるとしている事がありますが、これは白王茸の性質なので食べても問題はありません。意外ですが、 白王茸の90%は水分 でできています。多少のぬめり気は品質に関係しないので安心しましょう。
❷水分が抜けていることが原因:白王茸の90%は水分でできているので、 日数が経つごとに蒸発して乾燥 していきます。表面がカサカサになっていても食べられますが、風味や味は通常時と比べて落ちている証拠です。食べても問題はありませんので早めに消費しましょう。
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白王茸が腐る原因3つ
では、白王茸はどんな状態だと腐りやすいのでしょうか?できるだけ長持ちさせるためにも、白王茸が腐りやすくなる原因を3つ見てみましょう。
❶ 湿度の高すぎる場所で保存している
❷ 収穫してから日数が経っている
❸ 温度の高い場所で保存している
白王茸以外の野菜でも言えることですが、高温多湿は腐敗の元です。傷んだ白王茸、室内で保存していませんか?正しい場所で保存していても、あまりに長期間放置していると腐ってしまいます。
できるだけ新鮮なうちに早く消費するようにしましょう。続いては、白王茸の栄養についてです!
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白王茸(はくおうだけ)の栄養って何がある?
白王茸に含まれている栄養成分
はくおうだけには、便秘解消や整腸効果のある食物繊維が豊富に含まれています。その中に「βグルカン」という成分があり、病気に対する免疫力アップ効果によってがん予防に効果的とされています。
肉厚で食感がよくクセもないので食べやすく、汁物にしたり炊き込みご飯にしたり、色々な料理にアレンジすることができます。
- β-グルカン(水溶性&不溶性):β-グルカンは、きのこ類に含まれている多糖類の一種で構造にグルコースを持っています。最近の研究で、人間が持っている免疫の機能を活性化させ風邪予防や体内でがん細胞駆除に関わる免疫系の働きを良くする栄養素です。コレステロールの上昇も抑えるとされています。
- 食物繊維:食物繊維は、植物の細胞壁を構成する、人間の消化酵素では消化できない成分とされています。食物繊維は、植物しか作り出すことしか出来ず、水に溶けるか溶けないかで種類が分かれます。人間の腸内環境を整える免疫力改善等の働きがあります。
- カリウム:カリウムは、細胞の水分量及び、体内の水分の排出に関わるミネラルで、細胞の中に主に存在しています。ナトリウムとセットで、体内の水分量を調整し、体内にある過剰な水分の排出を促進させます。むくみや冷え性と言った不調の改善効果があります。
白王茸を食べて期待できる効果
はくおうだけに含まれる食物繊維は、便秘解消だけではなくがん予防にも効果があります。
- 便秘解消・予防
- がん予防
- 風邪予防
- 免疫力アップ
- むくみ改善
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白王茸(はくおうだけ)の正しいの保存方法|常温・冷蔵・冷凍保存期間の目安
白王茸はどんな風に保存すれば良いの?保存期間は?とお困りの方はコチラを参考にしてみてくださいね。
【保存方法別】保存期間の目安
- 常温: 約3日
- 冷蔵: 約1週間
- 冷凍: 約1ヶ月
きのこの特徴
- 白王茸を含むきのこ類は、冷凍することで旨味が一段とアップする!
常温保存
白王茸は常温保存で約3日日持ちしますが、冷蔵か冷凍保存がオススメです。
冷蔵保存
白王茸は冷蔵保存で約1週間日持ちします。冷凍する方が旨味がアップするので冷凍がオススメですよ◎
冷凍保存
白王茸は冷凍保存することで旨味が増アップし、約1ヶ月日持ちさせることができます。
石づきを取り、軸とカサを適当な大きさにカットしたら密閉袋に入れて冷凍庫へ。使いたい時に使いたい分だけ取り出せるので便利です◎解答せずにそのまま料理に使いましょう。
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腐る前に食べよう!白王茸(はくおうだけ)を大量消費できる食べ方レシピ
白王茸を大量消費したい!そんな時はコチラを参考にしてみてくださいね。余ってしまった白王茸使う時や大量消費したい時にオススメのレシピを集めてみました。
サラダ
白王茸を軽く炒めれば、サラダの綺麗なトッピングとしても重宝します。きのこをのせたサラダは栄養価も高いのでオススメですよ。なんといっても見た目が華やかになるのがGOODです◎
スープ
白王茸はスープにしてもよく合います。今ソメースープやトマトスープなど、お好みのスープにプラスしてみましょう。旨味も加わるのでオススメです。
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その他の食材・食品の腐っている状態と保存方法をチェック
代表的な食品・食材488種類を見る
代表的な食品・食材488種類を21分類に分けて、腐っている状態と保存方法についてまとめました。是非こちらのページをご覧くださいね(^^♪
他のきのこ類の腐っている状態・保存方法をチェック
他にもたくさんのきのこ類についての腐っている状態やおススメの保存方法方に関してのページがあるのでそれぞれご確認くださいね!
まとめ
白王茸を見極める上で大切なポイントはコチラです。腐っているのかセーフなのか、臭いや見た目・感触などをよくチェックしてみてくださいね。
食べても大丈夫な状態
- 変色:断面がピンク色や赤色なのはチロシンが原因
- 触感:表面のぬめりはサンゴヤマブシタケの性質が原因
- 臭い:酸っぱい臭いでなければ本来の臭い
腐っているので食べるとダメな状態
- 臭いで判断:酸っぱい異臭がする
- 見た目で判断:濃い茶色や黒く変色している
- 感触で判断:ぬめって水気が出ている
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