大根にスが入る原因は?古い大根にはスが入るの?

「大根にスが入った状態ってどういうこと?古い大根だからスが入ってしまうのか、原因が知りたいです。実際にスが入った大根を見たことがある方がいたら教えてください。
大根にスが入った状態ってどういうことなのか気になりますよね。普段はあり得ない事なので、原因を知りたい方も多いと思います。そこで本記事では、大根にスが入った状態とはどういうことなのか、原因は何なのかを紹介していきますね。対処法まで解説していきますので、これからのためにぜひチェックしてもらえればと思います!

引用:野菜ノート

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大根に「スが入る」とはどういう状態?

まずは、大根にスが入るとはどういう状態なのかを紹介していきますね。

スが入るとは「大根に穴があく状態」のことを指すのですが、実際に大根を切ってみないと判断できない場合が大半です。もしこれまでに「大根を切ったら、小さな穴があいていた」という大根を見たことがあったら、それがスが入った状態と言います。

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スが入った大根は食べられるの?

では、あなたが気になるのは「スが入った大根を食べることはできるのか?」という部分ではないでしょうか。今からここを解説していきますね。結論「スが入った大根を食べることはできる」ということです。スが入っていても、体に害を及ぼすことはありませんし、特に問題はありません。スが入った大根の味に関しては、少し「薄い」と感じるかと思います。原因はのちほど解説しますが、水分量と大きく関係しています。

 

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大根にスが入る原因と対策

では、スが入った大根の原因と対処法を解説していきますね。まず、スが入ってしまうのは「水分量」と「傷」が関係しています。スが入った大根は「水分量が足りていない」という状態であり、分かりやすく言うと「乾いてしまっている状態」です。だから穴が空いてしまうんですね。

スが入った大根を見極める方法としては、絶対ではありませんが2つあります。1つ目は「傷がついていない大根」を選ぶことです。傷がついている大根というのは、出荷されてからたくさん揺られてしまったりなど、長時間売られていないことを意味します。

ですので、大根自体の水分量も減ってしまいますし、スが入る原因にもなってしまいます。2つ目の方法は、1つ目と似ていますが、農家から直接大根を仕入れることです。「採れたて」の大根を仕入れることができれば、スがはいっていることはまずありません。

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大根の保存方法|冷蔵・冷凍・常温の保存期間の目安

大根は1本まるごと買うのがお得です。でも「食べきれるかな?」と躊躇して半分にカットされたものを買ったりしていませんか? すりおろしたり、煮たり、お漬物にしたりと様々な食べ方ができる大根。長期保存できたら、もっとお得にたくさん大根を食べられますよね。大根の保存方法と保存期間についてまとめました。

保存期間の目安

  • 冷蔵保存:根は2週間、葉は2~3日
  • 冷凍保存:1か月
  • 常温保存:3日

上記はあくまでも目安ですので、なるべく早めにお召し上がりください。保存方法を覚えておけば、さらに賢くお買い物ができるようになりますよ。美味しい旬の時期に大根をいっぱい召し上がってくださいね。

保存状態が悪いとカビが生えたり変色したりも

大根を使って料理をしようとしたら変色していた。カビが生えていて食べられなくなった。こんな経験がある人も多いはず。大根の状態ごとに食べられるラインと食べられないライン、悪化する原因や防止をする方法をまとめておきます。

青色 大根の中が黒いんです - 八百屋のオッサンのひとりごと黒色 茶色
スが入る ぶよぶよに カビが生えた

大根の状態が悪化していて

  • 青色になると・・・青あざ症、ホウ素不足の状態
  • 黒色になると・・・糸状菌(しじょうきん)というカビの一種
  • 茶色になると・・・酸化・鮮度が落ちた状態
  • 透明になると・・・保存時の温度(高い温度が苦手)
  • スが入る・・・水分量が足りていない状態
  • ぶよぶよに・・・水分量が抜けてしまっている状態
  • カビが生えた・・・長期保存しすぎ!食べられない状態

大根を1本丸ごと購入する際には、5度以下の場所で保管する事が大切です。冷蔵庫に大根を入れて、立てるようにおきましょう。葉っぱがついていると栄養が葉に流れてしまうので、葉っぱは切っておきましょう。使わない時にはすぐに冷蔵庫に入れて保管する事で、大根の変色を防ぐ事が出来ます。

スが入った大根に向いている・向いていないレシピは?

では、次にあなたが気になるのは「スが入った大根に向いているレシピ」ではないでしょうか。今からいきなり「スが入った大根を、美味しく調理してください」と言われても困ってしまいますよね。ですが、買った大根にスがはいっていることは突然あるかもしれませんし、あらかじめレシピを知っておくことは今後のためになります。

向いていないレシピも紹介していくので、ぜひ参考にしてくださいね!

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向いているレシピ(大根もち・焼き大根)

まずは、スが入った大根に向いているレシピを紹介していきますね。

大根もち

1つ目の向いているレシピは大根もちです。大根もちなら「水分」が関係ありませんので、スが入った大根でも美味しく食べることができるでしょう。大根もちを作ったことがない方もいるかもしれませんが、お家に砂糖などの「甘みを足す調味料」があればすぐに作ることができますよ。

焼き大根

2つ目の向いているレシピは焼き大根になります。焼き大根も「焼いてしまう」わけですから、水分が一切関係ありませんよね。スが入った大根に出会ってしまったら、まずはこの焼き大根を試してみて欲しいかなと思います。

焼き大根は「味付けが自由」ですので、自分好みの味に仕上げることができるからです。スが入った大根を買ってしまったら「まじか…」と萎えてしまうかもしれませんが、美味しく作ることができたらネガティブな気持ちもどこかへ飛んでいきますよ!

向いていないレシピ(生食(サラダ)、大根おろし)

では、続いてスが入った大根に向いていないレスピを紹介していきますね!

生食(サラダ)

まず1つ目はサラダなどの生食になります。こちらは何となくイメージが付きますよね。「水分が何も入っていないサラダ」を食べることを考えたら、美味しくないことはイメージできるでしょう。

大根おろし

2つ目の向いていないレスピは大根おろしになります。大根おろしも水分が非常に大切な料理ですので、スが入った大根はおすすめできません。大根おろしを作る時は、スが入っていないことと、なるべく大根の先端を使って作るようにしてみてください。「苦みの少ない」美味しい大根おろしを食べることができますよ!

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まとめ

大根にスが入っている時の対処法を紹介してきました。大根にスが入っていることは仕方ありませんし、完全に回避することはできないでしょう。ですが、本記事で紹介した2つのレシピを試してみて、美味しく大根を食べてあげてくださいね。

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