ヤクルトで下痢・腹痛になるというのは本当?飲むと下痢が治るの?

お腹の調子を整えるためにヤクルトなどの乳酸菌飲料はとても良いです。しかし、乳酸菌飲料を飲みすぎると下痢や腹痛になるという噂もあります。

ヤクルトを飲むと下痢や腹痛になるのは本当なのでしょうか。今回は

  • ヤクルトってなに?
  • ヤクルトでお腹を壊すことがある?
  • 乳酸菌の量が多い方が良い

ヤクルトで本当に下痢や腹痛になるのか、詳細を知りたい方はぜひこの記事を最後まで読んで、今後の参考にしてください。

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ヤクルトってなに?

ヤクルトは生きて腸内まで到達し、腸内環境を改善する乳酸菌 シロタ株を、1本(80ml)に400億個含んだ乳製品乳酸菌飲料です。

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ヤクルト社が販売している乳酸菌飲料

ヤクルトはヤクルト社が販売している乳酸菌飲料です。また、販売している乳酸菌飲料の商品も豊富です。

長い歴史を持つヤクルト社ですが、最近では乳酸菌飲料だけでなく化粧品や医薬品などへの取り組みも進んでいます。

もともとは瓶だった

 今は、飲み切りサイズのプラスチックの容器が見慣れているヤクルトですが実は元々は瓶だったんです! 瓶に入ったヤクルト飲料はなかなか想像がつかないですよね。

1950年代の戦後まもない頃は、細長い瓶で販売されており1960年代前半までヤクルトは瓶で販売されていました。

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ヤクルトでお腹を壊すことがある?

ヤクルトでお腹を壊す可能性は低いです。 ですが、ヤクルトを飲んで下痢や腹痛が起こった場合は、そもそも相性が合わないという可能性もあります。  下痢や腹痛の症状が出た場合は、飲むのを一旦やめてみて時間を置いて様子をみてみましょう。

ヤクルトは下痢を治すものではない

ヤクルトは腸内環境を整える乳酸菌飲料であり下痢を治す目的のものではありません。ヤクルトにどのような作用があるのでしょうか。

ヤクルトは乳酸菌を腸に届ける作用がある

ヤクルトは、生きたまま乳酸菌を小腸へ届ける作用があります。生きたまま乳酸菌が腸に届くことにより腸内環境を整える効果があり、さらに腸内環境が整うことで体に良い効果があります。

  • 自律神経の乱れを整える
  • 疲れやストレスの解消
  • 睡眠不足の改善

しかし、乳酸菌飲料であるヤクルトは飲み過ぎると下痢や腹痛を起こすのでしょうか。

飲みすぎると下痢になるのはウソ

ヤクルトは飲み過ぎると下痢になるという口コミがありましたがこれはウソです。下痢は水分量の多い便のことです。

そんな下痢の時に、腸内環境の改善に効果のあるヤクルト飲むのは、やめておいた方が良いと思ってしまいますよね。ですが、反対に下痢の時にもヤクルトは良いですよ。

ヤクルトに入っている乳酸菌は、便の水分量を調整する効果もあります。また、ヤクルトには、ヤクルト整腸薬と同じ乳酸菌が入っています。この乳酸菌の量を増やすと腸内の環境が整い、便通が正しいものに戻りやすいです。

ですが、下痢の時にはキンキンに冷やしたヤクルト飲料ではなく 常温にしたもの を飲むようにしましょう。
本来、ヤクルト製品は保存指定されている方法が「冷蔵庫に入れる」ことです。

そのため、飲む前に出しておいておいてから飲んでくださいね。しかし、常温に温める時間が勿体無いからといって電子レンジで温めるのは絶対にダメです。

乳酸菌は、種類にもよりますが75度以上で15分間ほど温める・それ以上の温度で温めると乳酸菌が死滅します。
そのため、乳酸菌が死滅すると効果が得られませんので気をつけてください。

妊娠中でも飲める?

ヤクルトは妊娠中に飲んでも大丈夫な飲み物です◎ ヤクルトに多く含まれている乳酸菌が、妊婦の体にも嬉しい効果をもたらします。乳酸菌の特徴と、その効果について下記記事で詳しく紹介していますので、あわせてチェックしてみましょう。

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乳酸菌の量が多い方が良い

では、さまざまな商品が出ているヤクルトなどの乳酸菌飲料ですが、何を飲んだら良いのか分からなくなりますよね。そんなときは、乳酸菌の量が多い方を選ぶと良いです。

乳酸菌は腸内に住み着くことが少ないので、取りすぎても体調などに影響は及びません。
そのため、迷ったときは乳酸菌が多く入っているものを選ぶと良いですよ。

しかし、乳酸菌が含まれている食品や飲料を食べすぎたり飲みすぎたりしないように注意しましょう。

ヤクルト1000と400はどっちを選ぶと良い?

では、ヤクルト1000と400という製品がありますがこちらの2つは乳酸菌量に違いがあります。先ほどご紹介した通り、乳酸菌の量が多い方が良いことをご説明しました。

また、ヤクルト1000には1000億個・ヤクルト400には400億個もの乳酸菌がそれぞれに入っています。

さらに、ヤクルト1000には腸内環境の改善に加えて、一時的なストレス負荷の状況のなかでストレスの緩和と眠りの深さなどその睡眠の質を向上させる機能があります。そのため、乳酸菌の量が多いヤクルト1000を選ぶと良いですよ。

ですが、こちらの2つには味や値段も違っているので、自分の好みに合った飲料を選んでくださいね。

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まとめ

乳酸菌飲料であるヤクルトは、飲んでも下痢や腹痛になる可能性が低いです。この記事でご紹介したことをまとめますね。

この記事をまとめると

  • そもそもヤクルトは、ヤクルト社が販売されている乳酸菌飲料で乳酸菌シロタ株などの腸内環境に良い成分が入っている
  • ヤクルトを飲んで下痢や腹痛になる可能性は低いですが、下痢などの症状が起きた場合はそもそも体質的に合わない可能性が高い
  • ヤクルトは腸内環境を整えるものであって下痢を治す目的のものではない
  • ですが、便の水分量を調整できるため下痢の時に飲んでも大丈夫
  • ヤクルトを下痢や腹痛の時に飲む際は、常温に戻した状態で飲む
  • 乳酸菌飲料などは、乳酸菌の量が多いものを選ぶと良い

ヤクルトに入っている乳酸菌の効果を得るためには、毎日継続して飲み続けてください。

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