ちぢみほうれんそう(寒締めほうれん草)の特徴・旬の時期まとめ|甘味のある冬期限定のほうれんそう

 皆さんは、ちぢみほんれんそうをいう名前のほうれん草をご存じですか?どんなほうれんそうなのでしょうか?今回は特徴や旬の時期をまとめて紹介したいと思います。

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ちぢみほうれんそう(寒締めほうれん草)ってどんなほうれんそう?

 読み方  
 旬の時期  
 主な生産地  
 種類  

 9月中旬頃にビニールハウスに種をまき、約60日間の生育後、雪がちらつき始める寒さに当てる(寒じめ)事で、ほうれん草は寒さに負けないようにと、葉に糖分・養分を蓄え、肉厚になります。

 外観は不恰好ですが、食べてみれば「美味しい!!」鉄分やカロテン、ビタミンCなどの栄養価の高い野菜として初冬の旬の味覚で知られています。

 

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読み方 

 ちぢみほうれんそう(かんじめほうれんそう)  

特徴(サイズ、味、形状など)

 ・横に広がっている

 ・縮んで肉厚になり丸みを帯びた葉 

 ・甘くてアクがない

ちぢみほうれんそう(寒締めほうれん草)の旬の時期と主な生産地

 読み方 ちぢみほうれんそう
 旬の時期 11月下旬~12月下旬
 主な生産地 青森県、北海道、長野県
 種類 その他のほうれんそう

それでは、ちぢみほうれんそうの旬の時期はいつなのでしょうか?主な生産地はどこでしょう? 

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旬の時期はいつ?  

 11月下旬~12月下旬

主な生産地はどこ?

青森県、北海道、長野県

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ちぢみほうれんそう(寒締めほうれん草)の価格相場ってどのくらい?

  それでは、ちぢみほうれんそうは、どれくらいの価格で売られているのでしょうか?スーパーの価格とネット通販の価格を比べてみました。

 スーパーだと

 1袋100円から198円

 ネット通販だと

300円から400円

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ほうれんそう4種類13品種一覧まとめて解説

ほうれんそうの代表的な品種を以下の4つに分けて13品種ご紹介します。

  1. 交配種(中間種):6品種
  2. 西洋種:2品種
  3. 東洋種:3品種
  4. その他の品種:5品種

すべてのほうれんそう人気ランキングは別ページにて解説しておりますのであわせてご確認ください。

交配種(中間種):6品種

ほうれんそう(交雑種) 日本ほうれん草 アトラス
豊葉ほうれん草 バハムート チェックメイト

東洋種:3品種

治郎丸ほうれんそう 山形赤根ほうれんそう 禹城

西洋種:2品種

ビロフレー ノーベルほうれん草

その他の品種:5品種

サラダほうれんそう ちぢみ(寒締め)ほうれんそう 赤茎ほうれんそう
早生サラダあかり 雪美菜  

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ほうれんそうの栄養と期待できる効果

ほうれんそうの栄養成分表

ほうれんそう100gあたりに含まれる栄養成分を見てみましょう。

エネルギー 20kcal
水分 92.4g
ナトリウム 16mg
カリウム 690mg
カルシウム 49mg
マグネシウム 69mg
2.0mg
亜鉛 0.7mg
ビタミンA β-カロテン当量 4200ug
ビタミンK 270ug
ビタミンB2 0.20mg
葉酸 210ug
ビタミンC 35mg
食物繊維総量 2.8g

ほうれんそうの主な栄養素を4つ解説

ほうれんそうに含まれる主な栄養成分を鉄分、ミネラル、カロテン、ビタミンBなどを紹介します。

  • 鉄分:鉄分は、人間の血液を運ぶ赤血球に含まれるヘモグロビンの材料として使用されます。加えて、体内に存在する酵素の材料にもなりエネルギー代謝や肝臓での解毒の働きに関わっているミネラルです。
  • ミネラル(無機質):ミネラルは、地球上に存在する金属元素を指し、人間の体の内部の酵素の触媒や特異的な細胞の機能の要になる成分です。体の代謝や老廃物の分解、排出にも関わっています。不足すると、人間の体の本来の機能が良く無くなるため、日頃の摂取が大事な栄養素です。
  • ビタミンA:ビタミンAは、抗酸化作用、皮膚や肌の粘膜を作る、人間の視覚情報の伝達に関わるビタミンです。体内にある活性酸素を協力に除去し、肌の生成にも関わるため美肌作用、体内へのウイルスや細菌の侵入を防ぎます。加えて、視覚情報に関わる神経伝達に不可欠なロドプシンの生成の主成分にもなっています。
  • β-カロテン:β-カロテンは、人間の体内でビタミンAに変化し、細菌やウイルスの侵入を防ぐために必要な粘膜を丈夫にする作用があります。肌のシミの原因になる色素発生を抑制する抗酸化作用も持っています。緑黄色野菜では黄色の色素に多く含まれているビタミンです。

ほうれん草を食べて期待できる効果

  • がん予防
  • 高血圧の予防・改善
  • 貧血予防
  • 美容・美肌効果
  • むくみ対策・改善
  • 疲労回復
  • 風邪予防

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ほうれんそうの保存方法|常温・冷蔵・冷凍の保存期間の目安

ほうれんそうの保存方法と保存期間の目安

ほうれん草について冷蔵・冷凍・常温のそれぞれの保存期間と保存方法についてまとめました。

保存期間の目安

  • 冷蔵に場合の保存期間 1週間
  • 冷凍の場合の保存期間 1ヶ月
  • 常温の場合の保存期間 干す:1カ月

保存期間は目安ですので、野菜に状態をよく見て食べられるか判断し、なるべく早めに使い切りましょう。
ほうれん草は冷蔵庫だと1週間程度しか日持ちしませんが、冷凍や干したりと工夫することで長持ちさせることができます

この状態のほうれんそうは腐ってる?

寒締めほうれ草を見極める上で大切なポイントはコチラです。腐っているのかセーフなのか、臭いや見た目・感触などをよくチェックしてみてくださいね。

この寒締めほうれん草腐ってる?見分け方

食べても大丈夫な状態

  1. 変色:葉が黄色っぽく変色しているのは傷み始めている証拠
  2. 見た目:しなしなして元気がないのは水分が抜けている証拠

腐っているので食べるとダメな状態

  1. 見た目で判断❶:葉が全体的に茶色く変色している
  2. 見た目で判断❷:葉が枯れている
  3. 感触で判断❶:ぬるぬるして水気が出ている
  4. 感触で判断❷:葉がふにゃふにゃに柔らかくなっている

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ちぢみほうれんそう(寒締めほうれん草)のおすすめの食べ方レシピ

 それでは、ちぢみほうれんそうは、どのようにして食べると良いのでしょうか?

ソテー

 葉が肉厚で甘みが濃い冬限定のちぢみほうれんそうは、アクもないので下茹でする必要がありません。シンプルに炒めものにして食べると、その食感や甘味を楽しむことができます。

スープ

 スープの具にしても食べ応えがでます。さっと炒めてから煮込むと、その甘さが引き立ちます。

鍋の具

 普通のほうれんそうを鍋に入れると、くたっとしすぎてしまいますが、ちぢみほうれんそうと豚肉、大根を使って常夜鍋にしても美味しいですね。毎日食べても飽きないという由来でこの名がついたこの鍋は、ほうれんそうが主役です。

 まとめ

 今回は、ちぢみほうれんそう(寒締めほうれん草)の特徴・旬の時期についてまとめて紹介しましたが、いかがだったでしょうか?ちぢみほうれん草は、真冬の寒さに当たることで葉が分厚く、クシュクシュと縮んだ状態になるほうれん草のこと。「寒締めほうれん草」とも呼ばれます。

 霜が降りるほど気温が下がると、ほうれん草は凍結を防ぐために、葉に送る水分量を減らします。水分が減ることで糖分が凝縮し、普通のほうれん草よりも甘みを強く感じられるようになります。

 冬限定の野菜のため、出回る時期は短いのですが冬の間にぜひ味わってみたい野菜です。スーパーなどで見かけたら、ぜひ手に取ってみてくださいね。

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