ニラは生で食べれるの?毒はある?危ない?食べるときの注意や生食レシピを紹介!

独特のにおいがあるため、戦前まではポピュラーでなかったという野菜、ニラ。戦後に餃子の具材として活躍するようになってから、需要が急増したのだそうです。このほかにもニラは麻婆豆腐やニラ玉、レバニラ炒めなどで重宝する具材です。このように通常、火を通す料理に使われることが多いですが、生で食べても大丈夫なのでしょうか？また、食べられるのならばどんな食べ方が良いのでしょうか？

今回は生のニラについて。生で食べるときの注意点やオススメのレシピをご紹介します。

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ニラは生で食べられる

ニラはユリ科の多年草で、原産地は中国を含む東アジア。栄養価が高いことで知られる野菜です。歴史的には3000年以上前から利用されていて、日本では古事記にも呼び名が載るほど、古来から食べられてきた野菜の一つ。古くはお粥などに入れて薬膳料理のように使われていたとも言われています。

生ニラに毒はない

実はニラは生のまま食べても大丈夫な野菜です。ただし例年、ニラによく似たスイセンを食べてお腹を壊したというニュースが流れます。野草で生えているものは食べられないので、ニラとして育てられたもの以外は食べないように気をつけましょう。

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生で食べるのが栄養満点

生で食べることによって栄養をそのまま吸収できるため、食べ方としては火を通すよりも一番おすすめの摂り方です。ただし食べ過ぎには注意が必要です。

腹痛に注意

栄養満点ですが食べ過ぎると、ニラに含まれるアリインという成分が過剰に増え、胃壁を傷つけたり壊してしまう恐れがあります。またニラに含まれるアリインが酵素と反応することで、アリシンという硫黄性化合物に変わってしまいます。そうすると腸内環境のバランスを崩し、下痢を引き起こしてしまうことも。くれぐれも食べ過ぎには注意をしたいものです。

生ニラを食べるときのポイント

では生でニラを食べるときに気をつけたいことはどんなことがあるでしょうか？

生で食べるには春ニラがおすすめ

ニラは一年を通して食べられる葉野菜ですが、実は旬があります。特に春に収穫されるニラは柔らかく、香りも強いのでニラの風味を楽しむことができます。

茎までしっかり食べる

ちなみにニラの下の方の白い部分、茎には葉の約4倍のアリシンという疲労回復に役立つ成分が含まれているので、茎までしっかり食べるのがオススメです。

生ニラの保存方法

ニラは傷みやすく保存できる期間が短いので、生で食べる場合は購入してすぐに食べるようにしましょう。ニラの理想的な保存温度は0〜5℃ほどなので常温よりも冷蔵庫の野菜室で保存するのが良いでしょう。乾燥に弱いため、根元に濡れたペーパーをあてて、新聞紙で全体を包みましょう。さらに包みごとビニールに入れ、野菜室で立てて保存をすることで長持ちします。

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生ニラレシピ

ここからは火を使わずに生のニラの風味を生かしたレシピをいくつかご紹介していきます。

キムチの素で作るニラキムチ

作り方

1. ニラを長さ7cmほどに切ります。
2. キムチの素と砂糖を混ぜ合わせ、水気を切ったニラを加えてよく揉みます。
3. 冷蔵庫で1時間以上浸けたら器に持って出来上がりです。

生ニラの醤油漬け

作り方

1. ニラをよく洗い、水気を切って2cmほどにざく切りにします。
2. ボウルにニラを入れてかつお節を加えます。
3. 醤油を加えてニラと馴染むように混ぜ合わせ、出来上がりです。
4. 食べきれずに保存するときは、酒を足して漬けると良いでしょう。

生ニラサラダ

作り方

1. ニラをよく洗い、2cmほどの長さに切ります。切る際には水分をキッチンペーパーなどでしっかり拭き取っておきます。
2. ボウルにニラと酢、ごま油、塩こしょう、ごまを入れてよく混ぜます。
3. しんなり味が整ったらお皿に持って出来上がりです。

生ニラ納豆

作り方

1. ニラの束からニラを1本取り出し2〜3mm幅くらいで細かく刻みます。
2. 納豆を器に入れ、1.を入れ、よくかき混ぜます。
3. 納豆のタレか醤油で味を整えたら完成です。

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まとめ

いかがでしたか？

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