ビタミンB2はどんな栄養素?機能・効果まとめ|過剰摂取するとどうなる?

ビタミンB2は13種類あるビタミンの内、水溶性ビタミンに分類され、脂肪酸の代謝を助けるなど、健康のみではなくダイエットにも必要な栄養素です。

ビタミンB2の機能や含まれる食材をご紹介します。

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ビタミンB2ってどんな栄養素?

英語 vitamin B2
化学名 リボフラビン
機能 ・エネルギー代謝に関与

・細胞を再生する・酸化還元反応に役立つ
摂り過ぎると ・過剰症は認められていません
不足すると ・皮膚炎

・口内炎

・口角炎・子供の成長障害
食べ物 レバー、うなぎ、カレイ、サバ、イワシ、牛乳、納豆、カニ

ビタミンB2の1日の摂取基準(μgRAE/日)

性別 男性 女性
年齢等 平均必要量 推奨量 平均必要量 推奨量
0~5ヶ月
6~11カ月
1~2歳 0.5 0.6 0.5 0.5
3~5歳 0.7 0.8 0.6 0.8
6~7歳 0.8 0.9 0.7 0.9
8~9歳 0.9 1.1 0.9 1.0
10~11歳 1.1 1.4 1.1 1.3
12~14歳 1.3 1.6 1.2 1.4
15~17歳 1.4 1.7 1.2 1.4
18~29歳 1.3 1.6 1.0 1.2
30~49歳 1.3 1.6 1.0 1.2
50~69歳 1.2 1.5 1.0 1.1
70歳以上 1.1 1.3 0.9 1.1

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ビタミンB2の機能・効果

糖質・脂質・タンパク質を分解してエネルギー源に変える反応を補酵素として助ける

消費エネルギーが多い人ほど食べたものをエネルギー源に変える際に必要となるビタミンB2が多く必要です。

細胞の新生に関与する

皮膚、髪、爪などの細胞の産生に関係するため「発育のビタミン」と言われています。子供の成長に必要なため、妊婦、授乳婦、子供はよりしっかりと摂る必要があります。

過酸化脂質を除去する

グルタチオンペルオキシダーゼという酵素と働いて身体に有害な過酸化脂質を体外に出す働きが有ります。ビタミンEのように過酸化脂質ができることを防ぐのではなく、ビタミンB2はできた過酸化脂質を除去することが特徴です。

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過剰摂取するとどうなる

ビタミンB2による過剰症は認められていません。

不足するとどうなる

皮膚や粘膜にトラブルが起こる

ビタミンB2には粘膜や皮膚を正常に保つ働きがあるため、不足すると口内炎、口角炎、皮膚炎や皮膚の激しいかゆみなどが起こる場合があります。目の充血などにも繋がります。

子供では成長障害が起こる

細胞の再生やタンパク質の合成を助けるため、子供の成長に欠かせない栄養素です。子供や妊婦・授乳婦は不足しないよう摂りましょう。

薬による影響で不足することも

多量の抗生物質や精神安定剤、副腎皮質ホルモン、経口避妊薬の長期間の服用によって不足の症状が出る場合があります。薬がビタミンB2の働きを阻害するためです。

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ビタミン B2を多く含む食べ物

ビタミンB2はレバー、うなぎ、カレイ、サバ、イワシ、納豆、牛乳、アーモンド、干し椎茸、マッシュルーム

ビタミンAとの良い食べ合わせ

ビタミンB群はそれぞれが助け合って身体に働く

ビタミンB群は単体ではなく、それぞれが関わり合って体に効果的な作用をもたらします。ビタミンB群は比較的動物性たんぱく(肉や卵、乳製品や魚など)に多く含まれますのでバランス良く摂りましょう。

ビタミンB2は熱に強い!

ビタミンB2は熱に強いため、様々な加熱方法で食べることが可能です。水溶性のため、スープや煮物は丸ごと食べましょう。

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ビタミン全13種類をチェック

身体で生成されず、食材から毎日摂る事が必要な必須ビタミンは13種類あって以下の2分類となります。

  1. 脂溶性ビタミン
  2. 水溶性ビタミン

気になったら、他のビタミンの内容もクリックして一緒に見ていきましょう

脂溶性ビタミン4種類

水溶性ビタミン9種類

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まとめ

ビタミン B2は細胞や新生や子供の成長に欠かせない栄養素です。様々な食材に含まれていますので、バランスよく食事を摂ることで不足することは少なくなります。

特に妊婦や授乳婦の場合は不足のないように摂りましょう。

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